モデル企業視察クリニック2019in神奈川

神奈川県横浜市において、デイサービス、放課後等デイサービス、配食サービス、訪問マッサージ、企業主導型保育などを多角化経営。新卒採用にも強く、現在の従業員数は500名を超え、平均年齢は社員31歳、パート41歳の人員構成。非常に若い組織であり、事業展開も早くパワー溢れた経営をしています。今回視察させて頂くのは、新横浜に構える法人本部（事務所）。何かと請求業務などが多い介護業界では、通常、バックオファスは経費過多となり、重たい部門の代表格。しかしアンダンテ様のバックオフィスは、最低賃金+交通費ゼロ雇用なのに攻めの経営を実現。その働き方のルールは週1・1時間勤務・自由出勤・当日欠勤歓迎という極端な雇用スタイル。この条件で形成されたメンバーはなんと全員子育て中の主婦で形成される偏差値62の高スペック集団。彼女たちの出勤のカタチは、午前中は20名とオフィスが賑わいますが、16時過ぎると3名だけになるというまさにフリースタイルの出勤制度が実現しています。仕組み化＆細分化されたタスクを次々にこなす超効率、超生産性を実現しているアンダンテ様のバックオフィス。

平成11年10月に設立した社会福祉法人八寿会。特養、通所介護や訪問介護等あえて住宅地に作り地域に密着したサービスを展開している。今回、視察させていただく、村岡宮前ローカルサイトは、平成28年10月に新しくOPENした複合施設。元々は飲料水メーカー倉庫だった建物を改修し、総合事業に特化したデイサービスを立ち上げた。同じ敷地内には、過去に社員寮だった建物があり、それを活用してコミュニティカフェ「ＭＩＹＡＣＡＦＥ」と地域活動スペース「ローカルスペース」を開設。地域住民が、趣味やサークル活動、習い事で利用したり、自治会などの集会所として活用したりできるほか、高齢者の健康増進、介護予防、生きがい支援、地域社会参加をテーマに通所サービスを提供している。たくさんの人に利用してもらいたいという思いで立ち上げられたこの施設には、100名以上の地域住民が集まるコミュニティに－に成長している。実はこの中から、自社の介護サービスの利用に繋がったり、職員とした働く人も。なぜこの場所に地域住民が集まるのか？その仕掛けと、皆様の法人で成功させるヒントを見に行きます。

神奈川県藤沢市において、ボランティア事業と、収益事業を運営。収益事業として、介護保険部門と障害福祉部門があり、介護保険部門では、居宅介護支援事業、訪問介護事業、通所介護事業を経営している。法人として1,300人超の会員！350名超のボランティア登録者！210人超の子ども会！が集まる法人であり、全職員53人、内常勤職員が11人、非常勤職員42人、利用者265人と、職員無しで回る仕組みを目指している。利用者やボランティアの自主性を大事にし、職員はあくまでサポートするのみで利用者、ボランティア、地域の方を巻き込みながら運営されています。★なぜ、最低人員で介護保険事業が運営できているのか？★どうやって利用者、ボランティアに主体的に動いてもらうのか？★どうすればボランティアの人を集めることができるのか？脱職員の仕組みを、今回は見学＆解説していただきます。