変化する経営環境において、これまでの積み重ねだけで安定成長を見通すのは極めて困難であり、新たな価値創出も並行して行っていく必要があります。
船井総研の新規事業開発コンサルティングサービスは、新規事業開発の進め方・勝てる戦略・計画の立案から事業案探し、評価、立ち上げ、展開に至るまで、幅広いサポートをご提供します。
経験豊富なコンサルタントが最新のデータやノウハウをもとに、企業様の新規事業開発をご支援いたします。
新規事業開発コンサルティングとは
- 新規事業開発は、①案を出す、②評価する、③組み立てる、の大きく3つの工程があります。
- 船井総研では①~③の全ての工程でご支援を行っております。
【新規事業開発の3つの工程】
新規事業開発コンサルティングはこのような方におすすめです
- 以下のようなご相談を多く頂戴しております。船井総研では様々なご要望に対し柔軟に対応いたします。
- 新規事業開発の進め方が分からない
- 自社に合う新規事業の見つけ方が分からない
- やりたい新規事業をやるべきか評価してほしい
- やりたい新規事業で成功し勝てる戦略・計画を考えてほしい
- ベストなアライアンスパートナーを探してほしい
- 人材リソースが不足しているのでリソースを提供してほしい
- 新規事業を開発できるメンバーがいないので、教育しながら推進してほしい
- 正直、新規事業を立ち上げたほうがいいのか判断が付かない
新規事業開発コンサルティングのご支援概要
- 人口減少による国内マーケットの縮小に加え、コロナによる急速なデジタル化への移行、原材・エネルギーコスト増…など、経営環境はこれまで以上のスピードで変化しています。
- このような環境下において、これまでの積み重ねだけで安定成長を見通すのは極めて困難であり、新たな価値創造も並行して行っていく必要があります。
- 船井総研のコンサルティングでは、新たな価値創造の1つである新規事業開発を「事業案探しから、事業評価、事業の立ち上げ、事業展開」に至るまですべての工程においてご支援させていただいております。
船井総研の新規事業開発コンサルティングの特長
- 船井総研の新規事業開発コンサルティングでは以下のような点を大事にしております。
- 新事事業×業種
の専門性 - 新規事業開発の専門コンサルタントと、業種・業界の深い知見を有する専門コンサルタントチームが、ツボを押さえた実効性の高い計画策定を行います。
- 事業案を
多数保有 - 船井総研では日々、事業案の収集及び新業態開発を行っており、事業案情報を多数有しております。「B-search」(事業案を一部例を掲載)を参考までにご覧いただけたら幸いです。
- 一気通貫の
サポート - 船井総研では「事業案探しから、事業評価、事業の立ち上げ、事業展開」に至るまですべての工程をサポートさせていただいております。
- 柔軟な納期対応
- 各企業の状況により、計画策定にかけられる期間は異なります。船井総研のコンサルティングでは状況に応じた適切な業務設計を行うことで、柔軟に納期対応(スピード対応含む)させていただきます。
- 継続活用できる
開発プログラム - PJ終了後も同じ工程で進められるよう、体系的に整理された新規事業開発プログラムを貴社にインストールさせていただきます。
船井総研が新規事業開発コンサルティングで大切にしていること
- 新規事業開発コンサルティングにおいては以下のようなポイントを押さえて進めることが重要です。これらのポイントは船井総研のサポートにより補完可能です。
- チェックポイント
- 内容
- 1参入の前提条件は
整理されているか? - 参入の前提条件を整理していないと、ある程度検討した後に「なぜ、この事業を自社で実施するのか?」といったそもそも論になることも珍しくありません。
- したがって、事業ミッション、売上・利益目標、投資額・回収期間、など最低限の参入条件は事前に決めておくことをお勧めします。
- 2事業案を継続的に
収集できているか? - 自社に合う事業がすぐに見つかるかというとそう簡単なものではありません。事業案などは定期的に情報が集まるよう事前に仕組みを構築しておく必要があります。
- すぐにできる事業案の収集方法の例として、類似企業の参入事業やFC事業の調査、社内公募など複数の方法があります。
- 3市場規模・成長余地を
把握しているか? - 全国的にはまだ展開余地があっても、「自身のエリアでは状況が違い、既に先行企業がいてあまりおいしくない市場だった、一過性の流行ビジネスだった、調査レポートの市場の見立てが甘かった」、などはよくある話です。次の柱となる事業だからこそ、できる限り正確に市場を予測し進めることをお勧めします。
- 4競合の参入状況・
差別化のポイントを
把握しているか? - 市場規模が大きい場合、資本力のある大手企業が参入していることが多く、また成長市場である場合、参入企業数が多すぎるなど、魅力的な市場には多数の競合がいるものです。その競合に勝てる余地(事業の差別化ポイント)を十分に見極めた上で進めることをお勧めします。
- 5人的リソースは
十分か? - 新規事業が失敗する要因の一つとして、新規事業の推進責任者が「既存事業と兼務」で進めてしまうことにあります。開発初期段階は兼務でも良いのですが、 「既存事業が忙しくて進められない…」とならないよう、新規事業の業務割合を進むにつれて増やしていくことをお勧めします。
- 6強力なアライアンス
パートナーはいるか? - 事業が成功したケースとして、「業界で一定のポジションを持った強力な仕入・販売パートナーとの取引が差別化ポイントとなった」というケースも多く、スタートダッシュを図るうえでも、ビジネスパートナーの検討・交渉を十分に行うことをお勧めします。
- 7撤退基準は明確か?
- 新規事業は始める判断よりも、辞める判断の方が難しいのが実態です。
- 明らかに上手くいっていなくとも、投資額や人材配置などの理由からズルズルと継続してしまっていることも多いです。この撤退判断を速やかに行なえない理由の多くは、事前に撤退基準を定めていないことにあるので、事前に設定しておくことをお勧めします。
新規事業開発コンサルティングの流れ
- 標準的には以下の流れで策定します。船井総研の新規事業開発コンサルティングでは「事業案探しから、事業評価、事業の立ち上げ、事業展開」に至るまですべての工程をサポートさせていただいております。
コンサルティングでお渡しする成果物のイメージ
- 新規事業開発コンサルティングでは、主に以下のものを作成・提出させていただきます。
- 調査・分析結果報告書
- 事業計画書
- 実行スケジュール
新規事業開発コンサルティング実績(一例)
- 船井総研の新規事業開発コンサルティングでは業種・業態・規模問わず、様々な新規事業の策定実績がございます。
- - 大手インフラ企業 -
- 自社の既存事業を活かした新規事業開発を行いたい
- 事業立案から実施したい
- 前提条件を設定し事業案を他社事例等を踏まえ抽出
- 初期10事業から絞り込んだ2事業について、詳細調査を実施し、簡易的な事業計画を策定
- - 大手電機系企業 -
- 社内で検討した事業開発の進め方が分からない
- 価格やスケジュールだけでなく攻略シナリオも含め検討したい
- 新規事業を核とした成長戦略の策定
- 新たなFC事業の実施
- - 大手消費財メーカー -
- 社内で立案した2事業について調査・具体化を行いたい
- 対象市場の市場調査を実施
- ブランド価値を大切にしたコンセプト設計から立地・店舗レイアウト、ツール要件や攻略対象顧客を定量化
- - 大手インフラ企業子会社 -
- 自社内で新規事業を構築したい
- 新規事業検討を通して自社役員・部長陣のマインドを変えたい
- 選定基準作りから第三者目線での評価を実施
- 自社の強みが最大化しやすいFCビジネスを選定の上、新規事業参入に至った。
- - 大手自動車メーカー -
- 自動車を活用したサービス事業の実施を検討
- 市場・競合調査を実施し、調査を元にした参入時の収益計画を具体化
- 参入におけるアクションプランを策定
- - 自動車小売業企業 -
- 商圏内での新規出店余地に上限が見え始め新規事業付加を検討
- 選定基準作りから第三者目線での評価を実施
- 自社の強みが最大化しやすいFCビジネスを選定の上、新規事業参入に至った。
- - アパレルメーカー -
- 既存事業の将来的な衰退が不安
- 既存事業の人材を活かし成長分野に参入したい
- 検討軸を固めたのち、数十の候補事業を提案
- 支援2カ月で新規事業参入ビジョン・候補事業案を決定
- - 大手IT企業 -
- 自社の要素技術を活用してた新規事業開発を検討
- 中小企業の課題やニーズを基に事業立案を実施したい
- 各業界のトップコンサルタントとの面談により業界の課題を特定し、追及する事業案を特定
- 検討した事業での立ち上げまでの伴走型支援を実施
- - 学校法人 -
- 自法人の理念に合致した、世の中にない形態の新事業の展開を検討
- どこまで需要が見込めるかを定量化したい
- 小規模既存事業者の事例や協業・共存方法の検討
- ターゲットの集客のための施策策定等を実施し、それらの効果を定量化して計画策定を実施
- - 地場不動産企業 -
- 所有している土地の利活用を検討したい
- ベンチマーク調査を基に、収益最大化に向けて地元・観光需要が取れる利活用プランを検討
- テナント種別・レイアウト等を具体的に策定
お客様の声(三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社)
会社名 | 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 |
代表 | 代表取締役 取締役社長 中野 隆雅 様 |
設立 | 2001年 |
従業員数 | 1247名(2023年3月末) |
事業内容 | 情報システムの企画設計・開発・製作ならびに販売、ソリューションの提供 |
【構想していた新規事業アイディアについて調査から戦略策定、事業計画策定まで実施】
DXソリューション事業部 DXソリューション営業部 第一課 エキスパート 佐藤 秀雄 様
- 開始前の状況・ご依頼のきっかけ
会社全体に「顧客に言われた通りにつくる」思考が強く、自身のアイディアから新規で事業立ち上げをするイメージを持てていませんでした。また自身の意欲はあったものの、外部委託を行うことに対する納得を得ることに困難さを感じていました。しかし、自身だけでその事業を進めることにも限界を感じていました。当初は何をコンサル会社に依頼するかも固まりきっていない中で相談し、一緒に組み立ててる段階から付き合って頂きました。取り組みの中でイメージしていたコンサル像とは異なる、実直で逃げない印象を抱き、他社とのコンペも実施した上で、担当コンサルタントが泥臭く手伝ってくださり、事業を成功に導いてくれそうだという想いから依頼に至りました。
- ご支援内容
提案させて頂いた調査から戦略策定、事業計画策定までを段階的に実行しました。
支援の中で良かった点としては、当初決めていた事項はもちろんですが、進めていく中で出てくる課題に対しても柔軟に対応頂きました。
新規事業で手探りの状態でスタートした為すぐにやることが発散してしまう中で、コミュニケーションを密に取りながら事業やそのための調査・仮説検証・戦略立案の進むべき方向性について上手くかじ取りをして頂きました。
また、進める中で必要になる些細な追加調査にも柔軟に対応して頂きました。
こちらが考えている思考を的確に理解頂き、それに応じた提案をしてくださいました(答えありきではなく、答えを模索する泥臭い作業に付き合ってくれた)。
開始段階でやることが分かっていないからこそ依頼していた背景があるので、そうした柔軟な対応が有効でした。
- ご支援の成果・ご支援を通じて得られた変化
構想していたアイディアを具体的に組み立てて頂きました。
自身だけではとても出来なかったと思います。業界の専門的知見と深掘り調査を基に、フットワーク良く検討に付き合って頂き、結果としてスピーディーかつ質の高い計画策定まで実施して頂きました。
まず、会社の中でコンサルに対する印象が変わりました。
コンサル会社に横文字でカッコいいことを言って期間が来たらいなくなるような印象を持っていましたが、今回のプロジェクトで実直で逃げない仕事をして頂いたことでイメージが変わり、別の案件を依頼させて頂くきっかけとなりました。
会社全体としても「言われたことをやる会社」でしたが、この新規事業検討で船井総研と二人三脚で検討をしたことで、まわりのメンバーにも良い刺激となり、新しいサービスを自ら立ち上げられるイメージは浸透しました。また組織としてもそうした新しいサービスを専属で検討するような組織が出来るきっかけとなりました。
資料ダウンロード
- 本ページの新規事業開発コンサルティングの内容は以下からダウンロードできます。
- 【資料目次】
①新規事業開発コンサルティングとは
②新規事業開発のコンサルティング概要
③よくある相談内容
④新規事業開発で押さえるポイント
⑤新規事業開発の流れ
⑥アウトプットイメージ
⑦船井総研の特長
⑧コンサルティング実績(一例)
⑨お客様の声(三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社様)
⑩ご相談の流れ