大型資金調達支援(多行取引型資金調達支援)とは
- 複数の銀行と取引することによって、調達額を最大化しながら調達リスクを分散し、持続的に大型資金調達を実現する手法です。

多行取引型資金調達のメリット
成長資金の調達枠を最大化
1行の融資枠(限度額)を超えた巨額の資金ニーズにも対応できます。
新規事業開発、設備投資、M&Aなどの多様な資金使途に対して、それぞれに特化した銀行から資金やノウハウを調達できます。
特定の金融機関に依存しない資金供給の安定化
万が一1つの銀行で融資がストップした場合でも、事業継続のリスクを軽減できます。
複数行に対する適切な情報開示と良好な関係構築(パートナー化)
複数の金融機関から評価されることで、企業の社会的信用力が高まります。
よくあるご相談内容
- 以下のようなご相談を多く頂戴しております。船井総研では様々なご要望に対し柔軟に対応させていただいております。
- 借入が多数の銀行に分散しており、お見合い状態で機動的な資金調達ができない
- 大型投資に伴い、既存借入の財務制限条項(コベナンツ)に抵触する懸念がある
- 各行からの提案意図が読めず、全体最適の視点での条件調整が困難になっている
- 主力行を中心とした機動的な銀行フォーメーションへ再編したい
- 1行あたりの調達額を引き上げる説得力ある高度な事業計画書等を作成したい
- 新規投資(別働隊)と既存借入(本体)を切り離し、複雑な財務基盤を整理したい
- 大型調達の銀行対応を担えるCFO候補を育成したい
多行取引型資金調達のご支援概要
資金調達戦略策定と資料作成
銀行目線での決算書分析を通じて課題を整理し、審査の要となる事業計画書や決算説明資料など、説得力のある資料作成を支援します。
銀行フォーメーション最適化と面談サポート
分散した取引を整理し、主力行を中心とした機動的な体制(別働隊と本体の切り離しなど)へ再構築します。各行の思惑を客観的に解読して全体最適を図るとともに、経営層の「壁打ち相手・黒子」として、または面談への同席を通じて、円滑な合意形成を裏側からサポートします。
資金調達後の財務管理体制構築
調達後も持続的な成長を支えるため、精度の高い予算管理体制の導入や、メインバンクとの定期面談への同席など、中長期的な伴走支援を行います。
多行取引型資金調達で押さえるポイント
- 多行取引で大型資金を調達するには、特定の銀行に依存せず、すべての取引行をメインバンクと同等に位置づける姿勢が求められます。
積極的な情報開示
決算書だけでなく、事業計画や月次の業績推移をすべての融資元に定期的に共有します。

経営状態の透明性
企業の財務状況をオープンにし、銀行からの信頼を損なわない体制を作ります。

多行取引型資金調達支援の流れ
- 標準的には以下の流れで支援を行います。ご状況に応じて柔軟に進め方を提案させていだきます。
- Phase1
現状把握 経営者・財務責任者インタビュー
貴社のビジョンや新規事業・大型投資の方向性を把握させていただきます。既存の銀行取引状況や課題を共有いただきます。財務分析
銀行目線から貴社の財務状況、現在の複雑化した借入状況を分析します。- 資金繰りおよび投資可能額の把握
- 既存借入に付随する財務制限条項(コベナンツ)の確認
- 各取引銀行からの提案背景や裏の意図の客観的解読
現状課題の整理
分析結果に基づき、新規投資による既存コベナンツへの抵触懸念や、取引の細分化・分散化(お見合い状態)による機動性の低下など、大型調達に向けて解決すべき課題を抽出・整理します。
- Phase2
財務戦略の立案 資金調達戦略の策定
貴社の投資予定と既存の借入状況を踏まえ、新規投資(別動隊)と既存借入(本体)を切り離すスキームや、主力行(コアバンク)を中心とする階層化された機動的な銀行フォーメーションへの移行など、最適な戦略を立案します。資料作成等開始
戦略の方向性が固まった段階で、1行あたりの調達額を引き上げ、全体最適に向けた条件面のすり合わせを行うための高度な資料を作成します。- 事業計画(B/S、P/L、CF計画)
- 事業実態(EBITDA等)に即した新たな融資枠(コミットメントライン等)の提案資料
- 銀行面談用の決算説明資料や事業概要説明書
- Phase3
戦略実行/財務体制構築支援 銀行フォーメーションの再構築
各銀行の思惑を読み解きながら全体最適の視点で条件調整を行い、機動的な資金調達が可能な体制への再編に着手します。
コンサルタントが経営層の「壁打ち相手・黒子」として社内決裁やカウンターロジック構築を裏側から支援するか、あるいは直接面談に同席して、合意形成をサポートします。財務管理体制の構築
大型調達後も持続的な成長に対応できるよう、精度の高い予算管理可能なシステムの導入、組織の再編、会議体の組成・運営により、中長期的な財務管理体制を構築いたします。
予実や資金繰り管理を行うと同時に、大型調達に伴う金融機関対応を牽引し、高度な情報開示を担えるCFO候補の育成を行います。
アウトプットイメージ
- ご支援では主に以下のものを作成・提出させていただきます。

(B/S・P/L・CF)


船井総研の特長
- 船井総研の財務コンサルティングでは以下の点を大事にしております。
- 専門性
- メガバンク・地方銀行・第二地方銀行・信用組合・政府系金融機関出身のコンサルタントが在籍しています。ファイナンスのプロである財務コンサルタントが実態に合った戦略を策定し、財務コンサルティングを行います。
- 業種特化
- 船井総研では業種ごとに業績UPのコンサルティングを提供していますが、財務グループにおいても業種ごとに特化した財務コンサルタントがいます。
業種特有のお金の悩みや資金調達構造、予実管理、資金繰り管理手法について専門的なアドバイスを行います。
- 一気通貫サポート
- 船井総研では「分析から、計画策定、資料作成、財務管理体制構築、後継者育成」に至る工程をサポートさせていただいております。また、外部のコンサルタントという位置づけではなく、「まるで経営メンバーのように」、プロジェクトの成果を一番に考え、時には代行的な動きをしながらプロジェクトの確実な推進をさせていただきます。
- 柔軟な支援対応
- 財務コンサルティングでは各社ごとに「速やかに資金調達が必要」「条件改善のために資料整備から時間をかけて対応」等適切な支援方針や納期・作成資料が異なります。
船井総研では状況に応じた適切な業務設計を行うことで、柔軟な支援対応(スピード対応含む)をさせていただきます。
ご支援実績(一例)
- 財務コンサルティングでは業種・業態・規模問わず、様々な実績がございます。
- - 自動車整備業 -
- 自社主導による金融機関取引が実現できていなかった
- 決算説明資料や事業計画の策定及び銀行との面談にコンサルタントが同席。
- 積極的な融資提案を取引銀行より受けられるようになった。
- - リフォーム業 -
- 大幅な赤字により債務超過となった
- 取引金融機関に対し赤字要因、再建計画説明実施
- 資本性劣後ローン導入
- 当座貸越の継続など金融機関から引き続き支援
- - 不動産業 -
- 売上規模拡大のため資金調達が必要だが、銀行借入
可能額が限界に達していた
- 事業計画等提出資料の作成
- 金融機関面談同席
- 新規融資枠が1.5億円拡大
- 売上規模拡大のため資金調達が必要だが、銀行借入
- - 不動産業 -
- 新規事業の建売分譲事業取組に際し、土地仕入資金が必要だが、銀行借入可能額が限界に達していた
- 新規・既存銀行との面談に同席し、事業戦略に
ついて資料に基づき説明実施 - 借入枠が13億円増枠、結果15億円の増収実現
- - リフォーム業 -
- 売上急拡大に伴い、先出資金が多額になったこと
から資金繰り圧迫
- 銀行への説明資料を作成、銀行面談に同席
- 当座貸越枠を新たに開設、資金繰り改善に成功
- 売上急拡大に伴い、先出資金が多額になったこと
資料ダウンロード
- 本ページの内容は以下からダウンロードできます。

- 【資料目次】
①大型資金調達支援(多行取引型資金調達支援)とは
②多行取引型資金調達のメリット
③よくあるご相談内容
④多行取引型資金調達のご支援概要
⑤多行取引型資金調達で押さえるポイント
⑥多行取引型資金調達支援の流れ
⑦アウトプットイメージ
⑧船井総研の特長
⑨ご支援実績(一例)
⑩ご相談の流れ