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1.ご支援の概要
■ご支援開始前の課題
経験や勘に頼った運営からの脱却
従来の経験や勘に頼った施設運営から抜け出し、数値に基づく経営管理を強化したいという思いがありました。
老健施設としての機能強化
在宅復帰機能の強化、各種率の向上、および人材育成など、施設運営における様々な課題を抱えていました。
現場への伝え方の難しさ
経営陣から現場の職員に対して「言いたいけれど、言えない」というコミュニケーションの悩みがありました。
■ご支援内容
業績アップの仕組み構築
毎月の収支状況や稼働率管理に加え、在宅復帰率やベッド回転率といった重要指標を毎月確認することで、経営者視点を現場へ浸透させつつ、多職種で協力して目標達成を目指す習慣を作っていきました。
現場主義の実践的な提案
月の空床状況が日ごとに可視化された管理表を導入の上、相談員だけでなく介護・看護・リハビリを含めて2ヶ月先までの入退所計画を一緒に作成してもらいました。各職種が注力すべき役割を明確にしつつ、在宅復帰支援対象者を決めながら稼働率向上を並行して実施していきました。
他法人事例をもとにした客観性のある方向性づくり
第三者的立場ならではの「うまくいっている他の施設での取り組み方」の紹介を基本に、「こんな取り組みをすべきなんだ」「こんな効果があるからやるべきだったのか」という理解・納得を促進してもらいました。ときには小うるさい話もしてもらいながら、経営者が目指す方針に沿った軌道に修正していきました。
■ご支援の結果
平均稼働率96.4%の超強化型老健へ転換
在宅復帰率0%から50%に改善しました。過程で専門職採用も行いながら、実施後半年で加算型、実施から約2年で年間平均稼働率96.4%の超強化型へ到達することができました。
素直・プラス発想・勉強好きな組織へ
成功体験を積むことで、「まずはやってみよう」という素直さが増し、「大変そう」と感じる入所者の受入れについても、「変わるために必要なこと」と捉えられるようになりました。「こんな加算があるのでチャレンジしてみます」という声が施設ケアマネから自発的に出てくるようにもなりました。
多職種連携が加速
月のコンサルティング方針を全職種が素直に受け止め実行したことで、支援開始から約2年半で大きな変化を遂げられました。相談員の計画をもとに、医師・看護師は入院防止の取り組みが在宅復帰率向上に繋がることを理解し、リハビリ職は復帰対象者へのリハビリへ注力、介護職は入退所計画に基づく入所受入れ活動に最大限協力する体制が完成したと思います。
2.ご支援内容の詳細
① 経験や勘の運営に危機感。「数値に基づく経営」を求めた決断
当時、私たちが運営する老健施設では、在宅復帰機能の強化や稼働率の向上、そして人材育成といった多くの課題を抱えていました。
特に大きな課題と感じていたのは、長年の「経験や勘」に頼った運営体制でした。この状態から早期に脱却し、「数値に基づく経営管理」を強化しなければならないという強い思いを抱いていました。
そのような折に、船井総研が主催する「老健向け戦略セミナー」に参加したことが、コンサルティング導入の直接のきっかけとなりました。
最初は「コンサルティング料を払ってそれ以上の成果が上げられるのか」「失敗したらどうしようか」と半信半疑でしたが、「迷っていても何も変わらない」と腹を括り、外部の力を借りる決断を下しました。
②第三者の「代弁」が現場を変える。実践的な伴走支援
実際に支援が始まると、単なる机上の空論ではない「実践的で成果につながる支援」に大きな魅力を感じました。特に助かったのは、職員とのコミュニケーション面です。現場の運営において、経営側から「職員へ言いたいけれど、直接言うと悪い方向へ行ってしまうのではないか」と躊躇してしまう場面が多々ありました。
そのような時、担当コンサルタントの小賀さんが私たちの意図を汲み取り、第三者の立場から現場へ代弁してくださったのです。
こうした現場の状況を深く理解した上での細やかなサポートが、変革をスムーズに進める大きな要因となりました。
③ 「できない理由」から「どうしたらできるか」へ。自走する組織の誕生
支援を通じて最も大きく変わったのは、現場の視座です。稼働率だけでなく、在宅復帰率やベッド回転率などの重要指標を見える化し、定期的に確認する数値管理の仕組みが定着しました。
数字という客観的な事実をベースに課題を共有したことで、現場の職員一人ひとりが「できない理由」を探すのではなく、「どうしたらできるか」を自ら考えるようになったのです。
以前はトップダウン中心の組織でしたが、今では現場から自発的に改善提案が出るようになり、施設内にも目に見えて活気が出てきました。
当施設が約2年半でここまで変われたのは、コンサルタントからのノウハウを全職種が素直に受け止め、実行できたからだと感じています。
外部の視点を取り入れることは成長への近道であり、船井総研さんは私たちが変わるための変化を加速させてくれる心強い伴走者です。
3.船井総合研究所を選んだ理由
数あるコンサルティング会社の中でも、介護業界に特化しており、現場を深く理解したコンサルタントが在籍していることが最大の決め手でした。
単なる経営理論を押し付けるのではなく、現場の実情に合わせた具体的な提案をしてくれるため、成果に直結すると感じました。
また、経営陣から職員へ直接言いにくいことを、コンサルタントがしっかりと代弁し、組織を良い方向へ導いてくれるサポート体制にも大きな安心感を覚えました。
4.担当者(支援者)コメント
弊社セミナーへのご参加をきっかけに、お付き合いが始まりました。「これまでも自分たちで取り組んでみたけど、自分たちだけでは変われなかった」ということを素直に認められ、船井総研を信じていただけたことが成功の最大の要因でした。
「変わりたいけど、やり方が分からない」というケースであればほとんどのケースで成果が出ています。
改革に参画いただく全員がはじめから心の底から協力的であるケースはほぼありませんが、芳香会様はまずは坂場課長が決心くださり、そこから少しずつオセロのように多職種連携の輪が広がっていった印象です。
「実施すればクリアできるということが明確でゲームのようだ」とどこか楽しむような言葉をいただけたことが非常に印象的でした。今後も“伴走支援”で全力でサポートさせていただきます。
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