経営管理体制構築・ガバナンス強化が必要となる背景
- 企業成長に伴い、組織が細分化し、権限移譲などが進みますが、適正な経営方針がなければ気付かぬ間に組織が脆弱化したり、 適正な経営管理ができなければ、不正行為により企業自体が思わぬ危機に陥る可能性があります。
これらのリスクを最小化させるためにガバナンスが必要となります。
ガバナンス体制の構築とは |
─企業の持続的な成長と企業価値の最大化を目指し、「一部の経営者のみで推進していた経営体制からチームでの経営体制への移行」に際し必要となる、「経営方針、意思決定プロセス、内部管理体制等を構築し、適正な経営が進められるようにする」こと |


よくあるご相談内容
- 経営管理体制構築・ガバナンス強化コンサルティングはこのような方におすすめです。
No. | 対象 | 主な状況 | 主な課題 |
1 | 急成長中の企業 | ─事業の急拡大に伴い、組織構造が複雑化し、従来の管理体制では対応しきれなくなっている | ─権限と責任の所在が不明確になり、意思決定が遅延している ─部門間の連携不足による業務効率の低下が発生している ─内部統制の不備による不正リスクの増加している |
2 | M&Aを実施した、 または検討している企業 | ─M&Aにより、企業規模が拡大し、グループ経営に移行する予定、または移行した | ─グループ全体を統括するガバナンス体制の構築 ─親会社と子会社間の適切な権限・責任分担 ─異なる企業文化の融合 |
3 | 事業承継を控えている企業 | ─後継者へのスムーズな事業承継を図りたい | ─後継者育成のための体制整備 ─経営理念・ビジョンの共有 ─透明性の高い経営体制の構築 |
4 | コンプライアンス違反や 不正リスクを低減したい企業 | ─コンプライアンス意識を高め、不正リスクを抑制したいと考えている | ─社員一人ひとりのコンプライアンス意識の向上 ─不正リスクの早期発見・防止 ─内部通報制度の整備 |
経営管理体制構築・ガバナンス強化のポイント
- 効果的なガバナンス体制構築のためには、下記のポイントを意識した制度設計が必要です。

攻めのガバナンス体制構築(経営方針の浸透)
- 会社が目指す方向性(PMVV)を戦略~戦闘まで落とし込み、会社全体に浸透できるように進めます。

参考:PMVVとは
- 船井総研では創業精神を大事にしながら、バックキャスティング発想を取り入れ、パーパスなどの上位概念から経営戦略に至るまで一貫性をもって策定します。
※PMVVとはP(パーパス)、M(ミッション)、V(ビジョン)、V(コアバリュー)の頭文字

守りのガバナンス体制構築
- 経営管理体制を構築するには、親会社と子会社双方における強固な管理監督体制の構築、そして監査役、監査法人、内部統制といった機能間の相互連携が不可欠です。
- 一方で、形式だけの組織を構築しても意味がなく、各社に合わせて必要な機能を取捨選択していくことも重要となります。

コンサルティングの流れ
- 経営管理体制構築・ガバナンス強化コンサルティングは、3つのステップでご支援させていただきます。




アウトプットイメージ
- アウトプットイメージは以下の通りです。
船井総研の特長 ※自社が上場企業として必要な体制を構築
- 船井総合研究所の親会社である船井総研ホールディングスは東証プライム市場に上場しており、プライム基準に準拠した体制を構築しております。
(例)船井総研ホールディングスは東証プライム上場企業として必要なガバナンス体制を構築


資料ダウンロード
- 本ページの新規事業開発コンサルティングの内容は以下からダウンロードできます。
- 【資料目次】
①経営管理体制構築・ガバナンス強化が必要となる背景
②よくあるご相談内容
③経営管理体制構築・ガバナンス強化のポイント
④攻めのガバナンス体制構築(経営方針の浸透)
⑤参考:PMVVとは
⑥守りのガバナンス体制構築
⑦コンサルティングの流れ
⑧アウトプットイメージ
⑨船井総研の特長
⑩ご相談の流れ