
※当領域は船井総研のグループ会社「船井総研あがたFAS」にて対応させていただきます
船井総研あがたFASのM&Aアドバイザリーの特長①
- 「そもそも売るべきか?」を迷っている経営者様も多いのが実態です。あがたFASでは経営コンサルティング、税理士法人が母体のため、M&Aありきでない選択肢の相談対応も可能です。

船井総研あがたFASのM&Aアドバイザリーの特長②
- 船井総研あがたFASでは①幅広いデータベースと②経営コンサルティング、税理士法人両社の母体を活かした専門性の高いサポートが可能です。

- ❶業種の専門性
- 業種専門コンサルタントとM&A専門コンサルタントがタッグを組んで、貴社のM&Aをサポート。
- 譲受(引き継いだ際のリスクポイント等)、譲渡(正しい価値の理解等)いずれのパターンでも業種の特殊性を理解した上で対応が可能となります。
- ❷ 幅広いM&Aの
選択肢 - 船井総研グループが対応している180業種、クライアント6,000社以上、保有する10万社以上のデータベースから、貴社との業種のシナジーを捉えたうえでマッチングを行います。
- ❸ M&A成立後も
成長サポート - M&A成立後もシナジーやリスクコントロールが発揮されるよう、経営コンサルティングでサポートさせていただきます。
M&Aで押さえるポイント
- M&Aで主に押さえるポイントは以下の通りです。
譲受企業(買い手) | 譲渡企業(売り手) | |
M&A以外の選択肢 の検討 | 新規出店、新規立ち上げ、FC加盟など 選択肢はないか? | 現社長での事業成長、親族内承継、従業員承継等、選択肢はないか? |
企業価値(金額)の 適正把握 | M&A想定先の評価は適切か? | 自社の価値を適切に把握できているか? |
魅力の伝達 | M&A後のシナジーや自社の魅力がしっかり伝達され、譲渡オーナーを安心させられているか? | 自社の魅力が伝わる企業概要書 となっているか? |
リスクへの対応 | 買収後のリスクは把握できているか? ※既存事業にも影響を与えることがあります | リスクは適切に伝えられているか? ※リスクの秘匿はM&A後にトラブルとなる |
譲れないポイントの 明確化 | 譲れないポイントを双方理解しないまま進めると破断の確率が高まります。 M&Aにあたって譲れないポイントは、譲受、譲渡のいずれにおいても、 トップ面談前に明確にしておく必要があります | |
プロセス、 タイムスケジュール の把握 | TOKYO PRO MarketM&Aは想定以上に時間がかかることがあります。 適正なプロセス、タイムスケジュールの把握が譲受、譲渡のいずれにおいても理解が重要です |
M&Aの流れ
- M&Aの基本的な流れとなります。弊社はこのすべてのプロセスをサポートいたします。

アウトプットイメージ
- 以下のようなアウトプットをさせていただきます(一部抜粋)。
- 企業価値算定
- 企業概要書
- M&A顧問
ご支援実績
事例①:
株式会社フロンティアホーム様×株式会社クラスコ様
同業種×他エリアのM&A。
お互いを尊重しあいグループとして更なる成長を
- なぜ今回フロンティアホーム様を譲り受けられたのでしょうか?
小村氏:もともと後継者不在の企業様を、私どもで譲り受けさせていただけるのであれば、積極的に検討したいと思っていました。 フロンティアホームさんとは、6年前からリノベーションのフランチャイズ事業でお付き合いがあったので、旧知の仲ではおりました。船井総研さんからお話をいただいた時は正直凄く驚きました。中川社長も社員の皆様も良い方ばかりでしたし、当社に声をかけていただいたときは本当に有難い話だと思い、お引き受けすることにしました。 フロンティアホームさんは、私たちが持っていないものをたくさん持っておられます。特に学ばせていただいているのは、組織づくりの点です。社員の方が殆ど辞めない会社であるというところです。社内が一枚岩であるという観点が組織づくりと会社づくりにおいて大切だということなど学ばせていただいています。またM&A後も引き続き中川社長が残ってくださるというお話でしたので、私も出来るだけ長く居ていただきたいと考えております。
- 中川様にお伺いします。なぜ譲渡を検討したのでしょうか?
中川氏:今回、承継に対して色々なことを考えました。3つの選択肢の中から消去法で考えていくと、第3者承継(M&A)がベストな選択肢であると決断しました。1つ目は親族内承継なのですが、私の子供たちは若すぎて、且つ社長業に興味がないので諦めました。2つ目は社内内部での承継です。社内にリーダー的ポジションの社員はいましたが、私の行っている業務すべてを任せられるかというと少し心許なく、私が個人保証している金額や株式譲渡などを考えても現実的ではないと判断しました。そして3つ目がM&Aでした。弊社は、船井総研さんのコンサルタントと会社の5年後、10年後の将来について話し合う中で、M&Aについて考えるようになりました。
- M&Aを選択した後は何をし始めましたか?
中川氏:当時の私はM&Aの知識が何もなかったので、船井総研さんのコンサルタントにお話を聞きました。コンサルタントはM&Aの知識はもちろんですが、私自身の今後の人生をどうしたいのかも一緒に考えてくれました。家族のこと私の悩み、色んなことを相談できるパートナーとなってくれました。
- M&Aも経営者として残られておりますが、今後のビジョンは?
中川氏:M&Aをするとすぐに仕事を辞める方もいますが、私はお客様と共に喜びを感じられるこの仕事が好きですし、今後のスタッフの育成など、先々のことも見ておきたいという気持ちがあります。また、クラスコグループを下支えする企業として、しっかりと事業を伸ばしていきたいです。
- 今、事業承継に悩まれている方にアドバイスいただきたいです
中川氏:「事業承継を先送りするのはバックアップを取っていないパソコンのようなものである」というセンセーショナルな記事を見たことがありますが、元気なうちに余裕のあるうちにアクションを起こした方が良いと思います。

事例②:株式会社リバティ様
M&Aで譲り受けた企業すべてが成長。
その秘訣とは?
- M&Aを検討されたきっかけは何で事業拡大されて、現在はリバティの他にグループ会社4社を経営されています。2018年から譲り受けを始められましたが、M&Aを検討されたきっかけは何でしょうか?
蓮尾氏:当社は店舗を京都、滋賀、大阪の関西エリアで展開してきましたが、さらに他エリアにも拡げようと思うと遠隔地の出店はなかなか難しい。そこで他エリアで自動車ビジネスをしている会社とM&Aが出来ないかと考えました。船井総研さんの縁で初めてのM&Aを行ったのち、信用調査会社や金融機関に案件があれば紹介してほしいと頼んだところ、後継者がおらず困っている企業があるという話をもらい、これもチャンスだと思って会社を引き継ぐことにしたのです。
- M&Aで4社を譲り受け、すべての会社の業績を上げておられますが、成功のポイントは?
蓮尾氏:2社目は創業者が40年経営してこられた会社でした。後継者がおらず、会社を手放さなければならないのは、その社長にとって辛いことです。私も創業者だから気持ちがよく分かる。まず経営者の方の気持ちを尊重して、関係性を築かねばなりません。
先方の経営者の想いを汲み取りながら話を進めて行けば、M&Aした後も協力を得やすくなります。相手を尊重する気持ち無くして、中小企業のM&Aはないと思います。- 譲り受けた先の社員様とは、どのような関係を築いていったのでしょうか?
蓮尾氏:オーナー社長と良い関係が築ければ、社員の方たちも、その社長についてきた人たちなので話を聞いてくれます。それでも会社が譲渡されて突然トップが変わるのですから内心は抵抗があるはずです。私は現場の社員さんとの関係を築くために、一人一人と面談して不安を解消していきました。「私たちは共に成長して、幸せになっていきたい」と話して安心を与え、将来の夢やビジョンを感じ取ってもらい、我が社のビジネスモデルを素直に受け入れてもらえるような関係性を構築していきました。譲り受けた会社にはまず当社の幹部を派遣して、ノウハウを浸透させていきます。私の後継者となる息子も一時出向していました。お互いの信頼関係が出来れば、私たちのビジネスモデルをそのまま受け入れてもらうことが出来ますし、以前から業績が良かった会社はさらに良くなり、厳しかった会社はV字回復していきました。
- リバティと4つのグループ会社他の売上は合わせて約300億円、経常利益3%台と業界平均以上の高収益化を実現されていますね
蓮尾氏:グループ内で成功事例を共有する情報交換を定期的に行い、お互いの良いところを学びあい、シナジーが生まれることで各社業績を伸ばしています。
- 成功事例の横展開が上手くいっているのですね。これから自動車業界は大きな動きが ありそうです。業界は今、成熟期であり、100年に1度の改革期ともいわれていますが、
社長はリバティグループのこれからの戦略、事業展開についてはどうお考えですか? 蓮尾氏:これからも企業規模を拡大するため、関西圏を中心にドミナント出店し、遠隔地への出店はM&Aを積極的に進めて行きたいと考えています。将来的には株式上場を視野に入れ、この業界で日本有数といわれるレベルに拡大していきたいと思っています。

事例③:
ヒューベストホールディングス様
異業種×他エリアのM&A。
決め手はビジネスモデル×企業文化。
- 積極的なM&Aを行っておられますが、本業の自動車販売以外の業界を譲り受けるきっかけは何だったのでしょうか?
小村氏:もともと後継者不在の企業様を、私どもで譲り受けさせていただけるのであれば、積極的に検討したいと思っていました。 フロンティアホームさんとは、6年前からリノベーションのフランチャイズ事業でお付き合いがあったので、旧知の仲ではおりました。船井総研さんからお話をいただいた時は正直凄く驚きました。中川社長も社員の皆様も良い方ばかりでしたし、当社に声をかけていただいたときは本当に有難い話だと思い、お引き受けすることにしました。
フロンティアホームさんは、私たちが持っていないものをたくさん持っておられます。特に学ばせていただいているのは、組織づくりの点です。社員の方が殆ど辞めない会社であるというところです。社内が一枚岩であるという観点が組織づくりと会社づくりにおいて大切だということなど学ばせていただいています。またM&A後も引き続き中川社長が残ってくださるというお話でしたので、私も出来るだけ長く居ていただきたいと考えております。- そこからどのような成長を遂げられてきたのでしょうか?
岡野氏:まずは船井総研さんの提唱していた「超ローコスト住宅」というビジネスモデルに取り掛かりました。自動車とローコストな戸建て住宅は「ありがとうと言って買ってもらい、新たに顧客候補を紹介してもらう」点では親和性が高く、中古車の購買層と顧客属性が似ていることから、成果が出ると判断しました。結果として、唐津市でローコスト住宅を2020年に30棟受注、唐津市内のシェアナンバーワンの数字を達成しました。
- 更にもう一社「住宅セレクション」様を船井総研の仲介で譲り受けていただきました。その際はどのような検討をされたのでしょうか?
当時他社からの紹介で地元のゼネコンのM&Aを検討しておりました。 エリアは近かったものの、企業文化が合うかどうかでM&Aをすべきか経営陣で悩んでいました。そんな中、船井総研さんから提案されたのが住宅セレクション社についての譲り受けでした。住宅セレクション社は神奈川県の企業で、場所は離れていますが、ヒューベストホールディングの社風や目指すところと合っていると感じました。場所ではなく、ビジョン・企業文化を判断の中心においてM&Aを決断しました。
- M&A後はどのような状況でしょうか?
岡野氏:譲り受けから1年ほど経っていますが、ヒューベストホールディングのノウハウも導入しながらお互いの良さを吸収しあい、シナジー効果が生まれていると感じています。きっと地元のゼネコンを譲り受けしていたら、苦労していたのではないかと思っております。
- 今後も積極的なM&Aは考えられていますか?
岡野氏:もちろんです。M&Aの成功で重要性を増したのが人材採用です。新しい事業を興すためには若い力が欠かせないと考え、新卒採用体制を整備しました。今までは新卒で入社する学生の数は年に2,3人でしたが、M&A後は徐々に増えていき、2022年は32人にまでなっています。その中で地元でも1番レベルに優秀な大学を卒業した学生が『経営者になりたい』と入社してくれるようになりました。その子たちには『してあげよう』と言ってしまいましたから(笑)、噓にならないように、彼ら彼女らにポストを用意できるようにしていきたいと思います。 その為にも、今後もM&Aの話が来たら引き受けるなどして、事業を拡大していきたいと考えています。
資料ダウンロード
- 本ページの新規事業開発コンサルティングの内容は以下からダウンロードできます。
- 【資料目次】
①(株)船井総研あがたFASの企業概要よくある相談内容
②M&Aアドバイザリーの特長
③M&Aで押さえるポイント
④M&Aの流れ
⑤アウトプットイメージ
⑥ご支援実績