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1.ご支援の概要
ご支援開始前の課題
・事業拡大と併せて社員数が増えているが教育体制が追いついていない
・中堅~ベテラン社員と若手社員の間でスキルやマインドの差が大きくなっている
・営業手法が属人的なものになっており、教えようにも教えられない状態である
・今後の成長や新規事業へのチャレンジを考えるとまだまだ人材は増えていく
・年商50億円規模を見据えた組織と人材採用・育成の体制をつくり上げたい
ご支援内容
・等級や役職に応じた役割や求められるスキルを定義する「キャリアプラン」の整備
・階層別に必要な教育メニューを棚卸する「階層別教育プログラム」づくり
・教育メニューを具体化する「教育マニュアル」の整備
・人材育成動画アプリと連動した「動画マニュアル」のライブラリ化
・年間2回の「営業全体研修」、年間2回の中堅社員向け「パワーアップ研修」の実施
ご支援の結果
・新人社員向け教育プログラムの体系化ができた
・中堅社員向け教育プログラムの体系化ができた
・「気合」や「感覚」で進めていた営業活動に、数値を基にした共通言語ができた
・若手社員でも手軽に学べる動画コンテンツがスキル習得に貢献している
・営業メンバーのキャリアステップの道筋ができ、戦力層の底上げにつながっている
2.ご支援内容の詳細
①きっかけは船井総研コンサルタントからの取材依頼。そこから一気に世界が広がった
群馬県で福祉用具レンタル事業を展開する東洋ケアサービス株式会社。群馬県吉岡町に本社を構え、同県伊勢崎市、埼玉県所沢市にそれぞれ支店を展開し、福祉用具利用者数7,000名、年商18億円の規模まで成長している。
そんな東洋ケアサービスと船井総合研究所との関わりは、船井総研コンサルタントの取材訪問からスタートしたという。
「びっくりしましたね。船井総研さんから手紙が届いて、電話がかかってきて『一度会わせてください。』というんです。なんだコイツは!?って感じですよね。笑」
というのは、東洋ケアサービスの細野社長。
なんだか面白そうなので一度会ってみるかということで取材訪問を受け入れて話していると、福祉用具業界の経営者の集まりである「研究会」をやっているという話を聞いた。
「一度その研究会で講演してくれないかと言うので「いいですよ!」と二つ返事でOKしました。」
実際に講演するためにその研究会に出てみると、これがまたたいそう面白く感じたそうで、自社もその研究会に参加することを即決したという。
その後、コンサルタントと話していると営業の支援だけではなく、組織体制づくりや人材育成の仕組みづくりなどもやっているという話を聞いた。
ちょうどその頃、組織の拡大と人材育成とのギャップに直面していたところでもあり、組織階層に合わせた教育プログラムを一緒に作ってほしいという依頼をかけることになった。
②同業他社の情報も取り入れながら教育プログラムづくりとその落とし込みがスタート
実際に取組みをスタートしていくと、さまざまな気づきがあり、それまで固められていなかったことがどんどんカタチになっていくのを感じたという。
「まずはじめに感じたのは、自社の中でなんとなく思っていたこと、みんながもっているスキルやノウハウがどんどん言語化されていくことでした。
福祉用具業界のことについては、私たちは実際に実務をやっているプロで、船井総研さんはやったこともない素人だと思います。それでもいろんな観点から質問を投げかけてくれて、それをホワイトボードに書き出していくことで、自分たちがもっているものがどんどん引き出されていくことを感じました。」
「また、考えが行き詰まったり、自分たちでアイデアが出ないときなどは、『他社さんではこんな風にされていますよ。』という参考の話をしてもらいました。
自分たちにない切り口や視点を提供してもらうことで、自社のことを客観的に見つめ直すことにもつながり、マニュアルや研修内容にも深みが出るようになったと思います。」
そんな教育プログラムづくりの取組みによって、新人向け研修プログラム、中堅社員向けパワーアップ研修プログラムなど、階層ごとの教育体系ができあがっていっている。
「新人や中堅などある程度の現場メンバー向けは揃ってきたので、次は支店長人材の育成を進めていきたいと思っています。
これからさらに成長していこうと思うと、店長や幹部人材をいかにつくっていくかが課題になりますからね。」
東洋ケアサービスと船井総研との取り組みはまだまだ道半ば。「人づくり」という遠大なテーマに向けて、これからも共同の取組みは続いていく。
③同業他社との情報交換や活発な現場交流に唯一無二の価値を感じる
月次支援という直接のコンサルティングに加えて、福祉用具&リフォーム経営研究会という経営者コミュニティを通じての情報交流にも大いに価値を感じている。
「研究会の場に行くと、何十社もの経営者や経営幹部が参加されているので、その場で得られる情報量はものすごいものがあります。
集中して、気合を入れて臨まないと頭がパンクしてしまいそうになりますね・・・笑」
また定例の場だけでなく、現地での視察や交流も見逃せないポイントであると言う。
「船井総研さんが企画してくれる企業視察では、ふつうは行けないような会社さんに直接伺って現場を見せてもらったり、お話を聞いたりできるので、これもまた情報量が濃い現場交流ができます。
あと船井総研さんから『見学にお連れしたい』という依頼を受けることもあり、当社にお越しいただいて現場を見ていただいたり、意見交換をする場なども当社のスタッフにとってまたとない刺激を受ける場になっていますね。」
研究会という情報プラットフォームを通じて全国から広く情報をキャッチし、さらに月次支援というコンサルティングで深く落とし込みを進めていく。
船井総研のサービスをフルに活用することで、東洋ケアサービスは持続的に成長していく道を着実に歩んでいっている。
3.船井総合研究所を選んだ理由
船井総研さんとお付き合いすることにした理由は明確です。
一つは、たくさんの同業他社の情報を持っていること。これは福祉用具&リフォーム経営研究会というコミュニティをつくっていることが大きくて、自社だけでは到底得られない情報量がそこにあると感じました。
もう一つは、福祉用具業界に特化していることです。私たちがやっている福祉用具レンタル業界に専門特化しているコンサルタントというのは聞いたことがなくて、よくぞこんなニッチなところをやってくれましたという感じです。それだけにコチラの言ったことも即座に理解してもらえますし、また業界の幅広い情報も提供してもらえるので、気持ちよくお付き合いができますね。
4.担当者(支援者)コメント
東洋ケアサービス様のような事業意欲が高くて、実際に成長を続けている会社とお付き合いができるのは私たちにとってとても光栄に感じています。
教育プログラムづくりというテーマなので、短期的な業績アップにすぐに直結するわけではないですが、それだけにじっくり本腰で取り組んでいって数年後の会社の成長の骨格になると思うと、とてもやりがいを感じます。
一緒に進めさせていただくなかで、私たち自身もとても学びになっていて、お客様とともに成長していける感覚で取り組んでいます。
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