はじめに
今回のセミナーでは、企業ブランディング、及びそういったブランディングを踏まえて採用率のアップというところに、新規事業単品スイーツ専門店をスタートいただくことによって、そこへの効果をしっかり得ていこうという別の切り口から企業ブランディングをご提案させていただくセミナーとなっております。そういったところで今回のセミナーに関しましては、4部構成でお送りをさせていただいておりまして、第1講座は私のほうから「企業ブランドが上がる!今注目のスイーツ専門店とは!?」というところで、今回のセミナーの概要をそれぞれお話しさせていただければと思っております。そして、第2講座のほうでは実際に異業種のビルメンテナンス業よりスイーツ専門店のほうにご参入をいただきましたゲスト講師オオラ美装様のほうから今回のスイーツにご参入をいただいての感想を実体験を元にお話をいただきます。そして、第3講座のほうでは今回主にご紹介をさせていただくお店がお芋スイーツ専門店というところに焦点を絞ってお話をさせていただいておりますので、そちらの企業ブランディングをしっかりと上げていくためのお芋スイーツ専門店の成功の秘訣を具体的にお話させていただきます。そして、最後第4講座のほうではまとめ講座といたしまして、今回のセミナーの総括、及び今回のセミナーを通して経営者の皆様のほうでどういったところに視点を置きながら、今回の事業について具体的に自社に落とし込んでいくかのポイントをお話しさせていただきます。
それでは、早速第1講座のセミナーの全体概要からお話を進めさせていただければと思っております。
実際、先に成功事例を皆様にお話しさせていただければと思いますけれども、大きく四つご紹介させていただいております。
一番上は、今回ゲスト講師としてご登壇をいただいておりますオオラ美装様です。ビルメンテナンス業からご参入をされて、昨年2021年の8月にお芋スイーツ専門店をオープンされております。実際に商圏人口としては車10分で7万人程度しかいない地域の出店だったのですけれども、それでも月商550万円をオープン時には達成され、現状1年間経ちますけれども、年商4,500万から5,000万を達成いただいている成功事例となっております。そして今回、企業ブランディングに重きを置いてお話をさせていただいておりますけれども、実際に2番目の住宅・不動産業より専門店にご参入いただいた企業様はすでに2店舗を展開されておりまして、この企業様の元々の目的は社内で女性社員の方が多数いらっしゃったのですけれども、社内の中でも女性社員がライフイベントによって退職してしまうという現状がございます。しかし、その中でも優秀な人材を確保しておくために、企業の中で勤め続けてもらいたいという思いからライフイベントが発生したときに別の活躍し続けられる場所を企業として用意するという意味合いで、プリン事業にご参入をされております。なおかつ、地域の素材を使いながら新たな土産商材を開発することによって企業の知名度をBtoCに向けて発信していく仕掛けに活用いただいております。そのほかにも福祉事業、いわゆる就労支援とスイーツを掛け合わせた事業や観光業においても今ちょうどGoToのトラベル事業などもスタートしましたけれども、そういった観光地で自社の新たな事業を確立する、および観光地を活性化するという視点で開発をされている企業様などもございます。
先ほど少しお話に上がりましたけれども、そのような企業メリットで、こういった項目を挙げさせていただいておりまして、もちろん企業ブランディングにおいて新規採用をどれぐらい取れるのか、人が集まるのかという点でも採用応募数はスイーツ事業のブランディングでしっかり確保いただいております。あとは、ご本業自体にスイーツ事業から採用された方をシフトしていただいて、ご本業自体が採用しにくい業態であればスイーツ事業を通して人を入れていただくという仕掛けにも使っていただいております。あとは、先ほどのゲスト講座でお話しいただくオオラ美装様はビルメンテナンス業になりますので、基本的にはBtoBの事業になるのですけれども、お芋スイーツ事業をスタートしていただくことによってBtoC、いわゆる消費者の方々にも企業名を知っていただけて、消費者の方に企業名を知っていただけるということは採用をする際の一つの知名度、認知度につながりますので、そういった効果にもつながっているというお話を頂戴いたしました。あとは、先ほど住宅の企業様のお話でありましたように社内人員の活躍の場をより広げていこうという取り組みでご活用いただいている企業様もございます。
今回、重点的にお話をさせていただくのは、一つの事例として直近成功事例がしっかりと集まってきておりますお芋スイーツ専門店についてご紹介をさせていただきます。実際にこの11月、12月に向けてというところも踏まえて、全国に10店舗以上の開発を弊社のほうでお手伝いさせていただいておりまして、実際にこちらの写真では昨年8月にオープンいただきましたオオラ美装様のオープン時の行列の様子が映っているようなかたちになっております。
成功事例をいくつか具体的にお話しさせていただければと思いますけれども、先ほどお話しに上がりましたオオラ美装様が8月にオープンをされまして、しっかり月商、年商としても目標以上の数字を達成していただいております。先ほどお話ししました通り、商圏人口車10分で7万人程度しかいないような非常に少ない人口の中で専門店をオープンいただいたのですけれども、そのようなむしろ人口が少なく競合店が少ない地域のほうが目新しいスイーツのお店やギフトに使えるスイーツのお店が少ないので、現状「芋いつも」さんという新たなお店が地域のギフト需要を取っていける有名なスイーツ専門店の立ち位置を獲得できているようなイメージになっております。
また、地方だけではなくて大阪のほうでもお手伝いをさせていただいておりまして、こちらが昨年の11月にオープンをいただきました「いも乃つる」さんという飲食業のほうから芋スイーツ専門店にご参入をいただいた事例になっております。実際に飲食業のほうでも多数お伺いをするのがやはり採用が難しいということです。ただ、スイーツ専門店を+αでご参入をいただくことによって、スイーツで採用した人員が今は飲食の部門のほうで活躍をいただいているというお声もありますので、そういった飲食業との親和性もしっかりと発揮できる業態だと思っております。
コロナ禍でお芋スイーツ専門店を新規事業として取り組む企業が多い理由は・・・!?
直近新型コロナウイルスの影響もありますが、実際お芋スイーツ専門店は新規事業としてどうなのかというような視点もあるかと思いますけれども、実際コロナ禍の昨年8月以降からこの11月にかけて10店舗以上の店舗がオープンしている、10企業様がご参入をいただいているという実績があります。では、なぜそういった取り組み企業が多いのかという理由ですが、コロナ禍でご本業が少し打撃を受けられてそこからの業態転換という視点もありますし、あとはスイーツの中でもお芋スイーツ専門店に関しましては、地元密着型の素材型スイーツ専門店になれますのでよりターゲットの幅が広く、老若男女世代問わず愛していただける商材になりますので、成功確率が高く、スイーツの中でもお芋スイーツ専門店が成功しやすいという意味合いでも、この事業に取り組んでいただく企業が多いのかと思います。あとは製造面でも大きくメリットがございまして、冷凍技術を商材として焼き芋などもストックしておけますし、基本的に製造したものは冷凍してストックをしておくことができるので、計画生産をしながら人件費もコントロールをしやすい商材ということでお勧めさせていただいております。
なぜ新規事業の中でもお芋スイーツ専門店?
そういったところからお芋スイーツ専門店にご参入いただく企業様が多くなっておりますけれども、このあと具体的にどういった収支計画になるのか、冷凍ストックの部分の詳しい内容をお話させていただきます。
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