ROIで決めるロボット活用コンサルティング

ROIで決めるロボット活用コンサルティング ― 現場が動き、投資が回収できる自動化を ―
船井総研の「ROIで決めるロボット活用コンサルティング」は、“導入して終わり”ではなく、“投資を回収できる自動化”を実現するための統合支援サービスです。
多くのロボット導入が失敗する原因は「導入後」ではなく「導入前」の設計と判断プロセスにあります。
本サービスでは、ROI(投資対効果)を軸に、経営と現場の双方が納得する導入プロセスを設計します。
プロジェクトは5つのフェーズで構成されます。
1.分析(現状把握・課題特定)
過去の生産実績や作業動画を分析し、ROIシミュレーションによって「最も効果が高い工程」を特定。
2.構想立案
費用・効果・難易度を比較した複数構想を策定し、現実的かつ成果の出る自動化プランを設計。
3.SIer選定
複数SIerの提案を客観比較し、構想力・費用・再現性を評価して最適な1社を選定。
4.仕様確定
現場と経営要件を反映した「要求仕様書」を作成し、品質とROIを保証。
5.導入実行
PM代行として導入~定着まで伴走し、装置が現場に根付くまで支援。
※成果物には、ROI比較表/自動化構想書/SIer比較レポート/要求仕様書などが含まれます。
このような経営者にオススメ
「ロボットを導入したが成果が出ない」
→ ROIを基準に再設計し、投資回収を実現します。
「現場が反発して使ってくれない」
→ 現場の暗黙知を可視化し、“納得して動く仕組み”を設計します。
「どの工程を自動化すべきか判断できない」
→ データ分析とROIシミュレーションにより、優先度を明確化します。
「SIer任せにしたら期待と違う装置ができた」
→ 要求仕様書で条件を明文化し、検収時に品質を保証します。
「初期投資を抑えたい」「補助金も活用したい」
→ 公的支援を含めたROI最大化設計をサポートします。
船井総研のロボット活用コンサルティングとは?
本サービスは、経営と現場の間に立ち、“社内PM代行”として伴走する自動化支援です。
単なる技術導入ではなく、投資判断・仕様確定・定着支援まで一貫して支援します。
〈提供内容の全体像〉
・ROI分析・優先順位決定:定量データに基づく工程選定
・自動化構想設計:費用対効果・技術的実現性・安全性を明確化
・SIer比較評価:複数提案を客観比較し、最適なパートナーを選定
・要求仕様書作成:経営要件・現場要望を統合
・PM代行支援:設計~導入~定着まで一貫伴走
企業課題と解決イメージ
もちろんできます。
以下は「ROIで決めるロボット活用コンサルティング」における **企業課題と解決イメージ(詳細版・3テーマ構成)** です。
コンサルティング現場での実際の支援プロセスを踏まえ、より経営的・技術的視点の両面から深く記述しています。
【課題①】 ロボットを入れたが、思ったほど成果が出ない(ROIが合わない)
〈背景〉
多くの企業では、ロボット導入の判断が「人件費削減」や「作業者の負担軽減」といった定性的な目的で進められています。
しかし、導入後に「思ったほど稼働率が上がらない」「投資回収が長期化する」という問題が発生。
原因は、事前のROI試算が不十分で、効果の高い工程を正しく選定できていないことにあります。
〈解決アプローチ〉
船井総研では、フェーズ1(分析)でROIシミュレーションを実施し、
「どの工程を自動化すれば最も早く投資が回収できるか」を定量的に算出します。
- 過去3年分の生産実績・工数データを分析
- 作業動画からサイクルタイム・稼働率・段取り時間を可視化
- 各工程ごとの投資額・削減効果・回収年数を比較し、優先順位を決定
〈得られる効果〉
- 投資判断が「感覚」から「データ」に変わり、経営判断の精度が向上
- 最短1.5〜3年での投資回収が可能
- 自動化投資のROIを最大化し、経営層への説明責任を果たせる
【課題②】 現場の反発でロボットが使われない、定着しない
〈背景〉
ロボット導入が失敗する最大の原因は“技術”ではなく“心理”です。
現場が「自分の仕事を奪うもの」と感じると、操作習熟や改善提案が進まず、結果的に装置が放置されてしまいます。
また、現場の作業ノウハウ(暗黙知)が設計段階で反映されないことも大きな要因です。
〈解決アプローチ〉
船井総研では、構想段階から現場を巻き込む「共創型設計プロセス」を採用。
動画分析やワークショップを通じて、現場オペレーターの知見を構想に反映します。
- 現場作業を動画化し、動線・姿勢・手作業の特徴を分析
- 「現場が楽になる仕組み」を現場担当と共に設計
〈得られる効果〉
- 現場が“使うロボット”として定着
- 属人作業の削減と技能伝承の仕組み化
- 稼働開始後の初期トラブル率を大幅低減(実績値:30〜50%減)
【課題③】 SIer任せにした結果、イメージと違う装置ができてしまった
〈背景〉
SIerは装置の「作り手」であり、自社の得意技術を中心に提案する傾向があります。
発注者側が「何を求めているか」を明確に示せない場合、完成物が想定とずれるリスクが高まります。
また、提案比較の仕組みがないため、価格や構想の妥当性を判断できないケースが多くあります。
〈解決アプローチ〉
船井総研は発注者側の立場で、フェーズ3〜4にて「SIer比較評価」および「要求仕様書作成」を行います。
- 複数SIerの提案を「構想力」「コスト」「再現性」の3軸で比較評価
- 経営・現場要件を反映した「要求仕様書」を作成
- 検収条件を明文化し、品質保証と責任範囲を明確化
〈得られる効果〉
- 「イメージと違う装置」ができるリスクをゼロに近づける
- SIerの競争原理を働かせ、コストを10〜20%削減
- 発注後の仕様変更・トラブルを未然に防止
期待される効果(事例)
●マシニング加工機への供給・排出の自動化

○支援内容
ロボットによるパレット搬送システムの構築を支援。加工前のワークをパレットにセットしておき、ロボットがパレットごとマシニング加工機に搬入・搬出するシステムを構築。
○支援定性効果
ストッカーにワークをセットしてスタートさせると、最大で2日間1人のオペレーターがフリーとなり、他のマシニングの段取り作業が出来るようになりました。土日連続の無人加工を実施しています。
○支援定量効果

●工具組立交換作業の自動化

○支援内容
自動倉庫機能を備えたマガジンラックの設置や、工具交換作業の自動化システムを提案。ホルダー、シャンク、ツールをあらかじめ予約選択しておき、ホルダーとシャンクは自動倉庫から搬送、ツールは作業者が治具にセットすることで、交換作業自体の自動化を図る構想を提案。
○支援定性効果
外段取り化で他の業務が出来るようになりました。工具の組みバラシ作業は重労働でしたが、自動化により負担がなくなりました。
○支援定量効果

●自動バリ取りロボットの導入

○支援内容
カメラを活用し、ティーチングレスの自動化を実現。
技能者が台の上にワークを置くだけで、ロボットが加工位置を判断し、バリ取りをおこなうシステムを構築。
○支援定性効果
レーザー後の工程は面取り・ドロス除去作業で、自動化により面取り作業のみとなり、ドロス除去用に電着を組み替える作業もなくなり、面取りのみに集中できるので、1日の生産枚数が増加しました。
画像認識による加工により、製品毎のロボットの稼働プログラムの作成が不要です。
○支援定量効果

他社との違い
① 中立的な立場で「ROI(投資対効果)」を基準に判断
多くのSIerは自社の得意分野や製品を中心に提案を行うため、導入後に「想定より効果が出ない」「導入コストが膨らんだ」といった問題が起こりがちです。
船井総研は特定メーカーやSIerに属さない中立的な立場から、複数の選択肢をROI(投資回収性)を軸に比較評価します。
つまり、「技術的にできるか」ではなく、「経営的にやる価値があるか」を判断基準としています。
② 経営と現場の“橋渡し役”としてのPM代行
現場の自動化は、技術導入だけでなく「現場の納得感」と「経営の意思決定スピード」が成否を分けます。
船井総研は、経営と現場の間に立ち、言語が違う2者をつなぐ翻訳者として機能します。
経営にはROI・リスク情報を、現場には作業効率・安全性・操作性を重視した提案を行い、両者が納得できる設計を進行。結果として、導入後の“使われ続けるロボット化”を実現します。
③ 装置導入ではなく「成果=投資回収」まで伴走
一般的なSIerの支援範囲は「装置を納入するまで」で終わります。
しかし、船井総研の支援は導入後の稼働・定着・ROI実現まで継続。
導入フェーズではプロジェクト進捗・コスト・品質を管理し、稼働後はトラブル対応・操作教育・改善提案までを一貫してサポートします。
そのため、単なる導入支援ではなく「投資が回収できる自動化」を最終成果として保証します。
ロボット導入・自動化コンサルティングに関するよくある質問(FAQ)
AI時代におけるロボット化の判断基準や、投資回収(ROI)の実態について、多く寄せられる質問に回答します。
Q1. ロボット導入の「投資回収期間」は一般的にどのくらいですか?
A. 船井総研の支援事例では、1.5年〜3年以内での投資回収を目標とするケースが最も多いです。
単なる人件費削減だけでなく、稼働時間の延長(土日・夜間無人化)、歩留まりの改善、品質安定化による検品コスト削減などをROI試算に含めることで、投資判断の精度を高めます。フェーズ1の「ROIシミュレーション」にて、導入前に具体的な回収年数を算出します。※投資回収期間は、諸条件により異なります。
Q2. SIer(システムインテグレーター)に直接依頼するのと、コンサルを入れるのは何が違いますか?
A. 「作り手(SIer)」視点ではなく、「発注者(経営・現場)」視点で、複数の選択肢を客観比較できる点が異なります。
SIerは自社の得意な技術や製品を優先しがちですが、船井総研は中立な立場で「本当にその工程を自動化すべきか」「複数のSIerの中でどこが最もコストパフォーマンスが高いか」を評価します。また、仕様のブラックボックス化を防ぎ、将来的なメンテナンスコストの抑制も支援します。
Q3. 「ロボットを導入したが、現場が使ってくれない」という失敗を防ぐには?
A. 企画段階からの「現場巻き込み」と、属人性を排除した「要求仕様書」の作成が不可欠です。
失敗の多くは、現場の細かな作業ノウハウを無視した設計に原因があります。船井総研は動画分析等で現場の暗黙知を可視化し、現場担当者が「これなら楽になる」と納得感を持てる構想を立案します。また、導入後の操作教育も標準カリキュラムとして提供しています。
Q4. 自動化すべき工程の優先順位は、どのように決めれば良いですか?
A. 「投資対効果(ROI)」「技術的難易度」「事業インパクト」の3軸でマトリクス評価を行います。
まずは全工程を棚卸しし、以下の優先順位で検討します。
最優先: 低コストで導入でき、人手不足が深刻な工程(単純搬送、定型作業など)
次 点: 難易度は高いが、品質安定化が大きな利益につながる工程
見送り: 頻繁に品種が変わり、ロボットの段取り替えコストが効果を上回る工程
Q5. 補助金(ものづくり補助金など)の活用支援は受けられますか?
A. はい、ロボット導入に伴う補助金活用のアドバイスも包括的にサポートしています。
ロボット導入は初期投資が大きくなるため、公的支援の活用はROIを向上させる強力な手段です。事業計画の策定から、採択後の実績報告まで、技術面と資金面の両輪でプロジェクトをバックアップします。
Q6. ロボットを導入するほどの「生産量」がないのですが、検討の余地はありますか?
A. 多品種少量生産に対応した「協働ロボット」や「汎用システム」の導入で解決できる場合があります。
最近では、一台のロボットで複数の作業を兼務させる手法も普及しています。生産量が少ない場合でも、熟練技能者の不足解消や、労働環境改善による採用力強化といった観点から投資価値が出るケースも増えています。
まとめ:「投資が残る」自動化の実現へ
本サービスが提供する3つの価値
1.データに基づく意思決定(ROIの可視化)
「なんとなく自動化」を排除し、過去の生産データと動画分析から、最も投資回収が早い工程を特定。失敗のリスクを最小化します。
2.発注者視点でのプロジェクトマネジメント(PM代行)
SIer任せにせず、貴社の社内PMとして、要求仕様書の作成から複数社の比較評価までを主導。イメージ通りのシステムを適正価格で導入します。
3.現場と経営の橋渡しによる定着支援
現場の職人の暗黙知を言語化し、システムに反映。導入後の操作教育まで一貫してサポートすることで、現場に放置されない「稼働し続ける自動化」を実現します。
人手不足が深刻化する中で、ロボットはもはや「高価な試み」ではなく「必須の経営資源」です。「ROIで判断し、現場が使いこなす」という正しいプロセスを踏むことで、貴社の労働生産性は劇的に向上し、持続可能な競争力を構築することができます。
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