昨今、原材料高騰・人件費高騰・人材不足・働き方改革による実質的な労働時間の減少など、様々な経営課題が顕在化しています。これにより企業の「生産性向上」は待ったなしと言えます。これからの時代の経営においてデジタルテクノロジー活用は必要不可欠であり、DX戦略なき経営戦略はもはや経営戦略と言えなくなるでしょう。
しかしながら「DX戦略」の名の下で、単なるデジタルツール導入で終わってしまい、本来の目的である「生産性向上」に至る事ができないケースも多く見られます。効果的な戦略を明確に設定し、デジタルツールの効率的な利用によって業務フローの最適化を目指す必要があります。
船井総合研究所では、この状況を打開する為にデジタル技術を活用したビジネスモデル改革に加えて、経営者と共に企業の祖業を活かしながら一連の業務活動を再構築し、今までにない「生産性向上」を実現するための取り組みを進めています。そしてビジネスプロセスマネジメントを伴走支援してまいります。
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BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)とは?解説
BPRとは Business Process Reengineering(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)の略で、企業内の今までの業務活動を根本から見直し、デジタルテクノロジーを適切に活用する事で、今までにない全く新しい組織構造へと再構築する事です。
BPRは1993年にアメリカで出版された書籍『リエンジニアリング革命:企業を根本から変える業務革新』の中で誕生した言葉です。著者のマイケル・ハマー氏は元MITのコンピューターサイエンス研究所の教授であり、リエンジニアリングのコンセプトの生みの親と言われています。
そのBPRが再度注目を集めている理由は、冒頭で申し上げた労働人口の減少、働き方改革による実質的な労働時間の減少が大きな背景にあります。これにより、企業は業務の効率化と改善を進めるための具体的な取り組みが求められています。
BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)と業務改善の違い
現状の業務プロセスを維持しながら部分的に改善してゆくのが「業務改善」とされるのに対して、現状の業務プロセスを根本から見直し、デジタルテクノロジーを活用する事で、今までにない全く新しい組織構造へと再構築するのが「BPR」です。これにより、抜本的な変革を実現します。
BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)のメリット
①数値化
売上・利益などの結果に加えて、売上を構成する受注率・受注金額などの重要な経営指標を数値化し、ERPシステムを用いてモニタリングすることで、再現性をもって業績向上に取り組むことができます。また、これによりリスク管理にも役立ちます。
②リアルタイム化
毎月月初に先月の数値を各所で集計し、それらを統合することで先月の数値を振り返っていた状態から、集計を完全に自動化します。更には当月の着地見込みを把握することで、芳しくない結果を生む前に経営判断を行うことで、意思決定を迅速化し、限りなく目標達成率を高めることができます。
③生産性向上
1人の優秀な社員が持つノウハウを属人的にせず、ルール化して他の従業員に展開することで「1人当たり売上高」を増加させます。短期的に売上向上の効果があるだけでなく、ビジネスプロセスを再構築することで「仕組み化」し、持続的成長を得ることができます。これにより中長期的には顧客満足度や従業員満足度の向上にも繋がります。また、品質向上も期待でき、デメリットの発生を最小限に抑えることで、最適なフローを実現します。
船井総研のBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)の特色
船井総研のBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)のセンターピンとなるのが「Zoho」です。ZohoとはZOHO社が提供するクラウド型ビジネスアプリケーション・サービスのことです。非常に多岐にわたる機能があり、あらゆる業種・業態のビジネスプロセスを網羅しています。
世界レベルで非常に高いシェアと知名度を持ち、全世界で25万社以上の導入、1億人以上のユーザーが存在するという実績があります。近年では日本国内でも急速に普及し、中堅・中小企業を中心に導入数が拡大しています。(Zoho公式サイトより)
船井総研はZoho認定パートナーの中でも最上位の「Zohoプレミアムパートナー」に位置づけられています。これまでZoho導入支援実績350社以上、上場会社から中堅・中小企業まで様々な事業規模の実績があります。各業界・業種に特化した経営コンサルタントが対応している点も大きな特徴になります。
Zohoの特徴
顧客回りの全ての
ビジネスプロセスを網羅
ZohoはCRMを中心に45を超えるプロダクトから構成され、非常に広範囲のビジネスプロセスを対象としています。企業のあらゆる業務に対応し、DXを容易に実現できるツールです。
中小企業でも導入が容易な
ローコストツール
Zohoは中堅・中小企業をターゲットに開発されており、従来のデジタルツールと比較して非常にローコストでの導入が可能なデジタルツールです。
高機能な
ノーコード・ローコード
Zohoは「ノーコード・ローコード」といわれるプログラミング知識を要さず構築が可能なカスタマイズ性優れたプロダクトです。大半の業務にZohoを実装してデジタル化することが可能です。
Zoho活用の成功事例動画
船井総研がZohoパートナーとして選ばれる理由
安定の企業規模
船井総研はZoho認定パートナーとして350社を超えるクライアント企業のZoho導入支援を行っており、700を超えるコンサルタント全員にZohoアカウントを付与しております。
東証一部上場企業として、システムを依頼するうえで中長期的に安心できる企業規模をもっています。
豊富な業界知識・導入ノウハウ
船井総研は業種特化の業績アップコンサルタント集団です。Zohoを使って社員の皆様にどのような行動を促し、情報を記録することで業績が向上するか、といった深いノウハウを蓄積していますので、Zohoという便利システムを遊ばせずに120%活用できます。
個別開発にも対応
Zohoは標準機能だけでも十分な機能がありますが、突き詰めると標準機能を超えた個別開発も一部求められることがございます。当社では個別開発も含めた最適な提案をお約束します。
船井総研が提供するZoho関連サービス
- Zoho開発サービス
・BI導入・経営の見える化
・外注管理システム構築|フルスクラッチ開発の1/5以下までコストダウン!
・MA・SFA・CRM統合システムの構築
・既存工程管理からのZohoへのリプレイス
・既存SFA・CRMからのZohoへのリプレイス
・既存MAからのZohoへのリプレイス - 各種外部システムとの連携
・スマレジ×Zoho連携
・Kintone×Zoho連携
・Sansan×Zoho連携
・各種基幹システム×Zoho連携
・Moodle×Zoho連携
・LINE×Zoho連携 - Zoho導入支援サービス
・工程・プロジェクト管理システム
・SFA(営業管理システム)
・チャットボット・Web接客
・MA(マーケティング・オートメーション)
・CRM(顧客管理システム)
- Zoho運用支援サービス
- AI活用
- Zohoデジタル人材育成