1. 講師紹介とセミナー開催の背景
初めに、自己紹介をさせていただきます。私は株式会社 船井総合研究所(船井総研)にて、建設不動産に関わる不動産支援部の責任者(ディレクター職・部長職)を務めております。
元々、不動産や賃貸管理全般の業績向上支援、中期計画・戦略立案をコンサルティングテーマとしてきました。その中で、クライアント企業の進化に伴い、新しい事業ビジネスモデルの開発を担う機会が多くありました。
例えば、以下のような提案です。
・賃貸管理会社様へのアパート収益事業の付加
・遊休地活用(コインパーキング、コンテナ)
・空き家を利用したマンスリー事業
特に注力してきたのが、日本の不動産を海外投資家に販売する「インバウンド不動産モデル」や、宿泊を絡めた「民泊ビジネス」です。
このように、既存事業の活性化とクライアント様の未来を創るため、様々な新規事業への挑戦に携わってまいりました。今回は、船井総研内のインバウンド関連のコンサルティングテーマを集約し、私が主催としてセミナーを開催させていただいた次第です。
2. 船井総合研究所の概要とパーパス
今回は船井総研のセミナーに初めてご参加の方もいらっしゃいますので、改めて弊社のご紹介をいたします。
特に注目していただきたいのが、グループパーパスとして「サステナグロースカンパニー(持続的成長企業)」をモットーに掲げている点です。私たちは、中小企業を中心としたデジタル総合経営コンサルティンググループへの進化を目指しています。
「サステナグロース」とは、持続性を持ちながら業績を上げていくこと、すなわち「持続性」と「成長力」の両方を応援できる会社になるというテーマです。
今回インバウンドビジネスをテーマにした背景には、この成長マーケットにチャレンジすることが、皆様の持続性と成長性の両方を実現する鍵になるのではないか、という狙いがあります。
弊社の強みは「業種業界特化」であり、「中小企業の皆様」へのご支援に特化している点です。企業の規模も、10名以下の会社様から100億を目指す中堅企業様まで幅広くご支援しています。
インバウンドは、100億企業を目指す上での鍵であり、また中小企業が持続的成長のために成長マーケットへ挑戦するという意味でも、非常に意義のあるテーマだと感じています。

