■ 介護業界に参入できる!これがきっかけです
私は元々アパレル業界が本業で、ネット上で洋服店を5店舗経営していました。けれども、業界の低迷により店舗を閉鎖せざるをえない状況になる中、打開策となる新規事業を模索していました。そこで浮かんだのが「介護業界」です。今、若者向けのビジネスで苦戦しているからこそ、高齢者にターゲットを切り替えたかった。そんな折に船井総研さんから老人ホーム紹介ビジネスのDMが送られてきて、事業を知った次第です。
初めて老人ホーム紹介ビジネスを知って感じたのは、なんだこのビジネスは!?と。自分は全く聞いたことがないビジネスだった。だからこそみんな知らないんじゃないかと思い、ネットで検索してみると、山梨でやっている会社は全く出てこなかった。これはうちでやるしかない!と思いました。もう一つメリットとして目に映ったのは、立ち上げのしやすさですね。異業種参入できて、人員が1名でOK、初期投資もほぼなく立ち上げられる。そのうえ収益面でのリターンが大きい。初めてセミナーを聞いた時にはもう“やる!”と決めていました。
よしやろう!と決めていざ人員選考をし始めて思ったのは、自分が業界初心者のため、介護保険の「か」の字も知らなければ、介護施設に行ったことすらない。これでは教えられない!と感じ、だったら自分でやってみればいいやと思い、まずは自分ひとりで始めました。課題としては、とりあえず集客さえすればなんとかなる!と思っていたので早いタイミングで集客に着手してしまった。今思い返せば、そこで船井総研からの指示に従って、もっと介護施設のことを目で見て学び、知識をつけて臨めば、もっと早く成果が出ていたと思います。
■ 取り組みを推進する中で自社に起こった変化
毎週、アホみたいに営業先を回りつづけました。ただそれだけです。それを繰り返していくことでコミュニケーションの質が伴ってきた。私は営業自体が初めてだったのですが、営業は人とのつながりなんだなと実感しました。よく船井総研から「仕事以外の話ができる関係になったらゴールです」と言われていましたが、本当にその通りだと思います。併せて広がりを見せたのが付加価値です。実際に私自身、老人ホーム紹介ビジネスから派生して、現在介護士の人材紹介ビジネスへも参入しまして、相乗効果を上げています。
顧客である入居者も、働き手である介護士も紹介できるという点が我々の強みです。他にも住み替えに際して、不動産売却、介護リフォームなんて話は多いですし、遺品整理から葬儀、後見といった士業がらみの話まで、来る相談は多岐にわたります。たとえ畑違いの業界からの参入であったとしても、努力すればしっかりと事業立ち上げができ、そこから様々なシニア事業に派生できる点は、この事業の極めて良い点だと思っています。
■ 今後の展望~粗利1億円を目指して~
増員して組織化し、まずは粗利1億を達成したい。そこからは“変われる会社”を目指し、常に変化させていきたい。高齢者の住まい紹介ビジネスについても、ベストな完成品なのは今だけなんです。未来は違う。明日にはベストではなくなっているわけです。そうした時流に合わせてその時のベストを、どんな事業形態になっても追及していける会社でありたいと願っていますし、変わり続ける必要があると思います。
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