第3講座でお伝えする内容
第3講座ではご覧いただいている4点についてお伝えしてまいります。
企業成長を加速させる税理士の選び方
まず、企業成長を加速させる税理士の選び方についてです。
税理士変更に関するご相談をいただく中で、企業と税理士事務所の関係性について、多くの方々がこういった関係性であるということをよく伺います。
企業の中では日々の経理業務に追われ、経理の効率化や財務管理まで手が回っていない状況。一方、税理士事務所・会計事務所に関しては税務会計、また決算申告のみで、経理のサポート等はしていただけていない、といった関係性です。
一方で、我々が考える理想の企業と会計事務所の関係は、どのようなものかをご説明します。
企業と会計事務所がしっかりとタッグを組んで、会計事務所に経理の効率化や経理業務のアウトソーシングをしてもらい、社内のスムーズな経理作業を行っていただくことです。
そして、月次でしっかりと数字を把握し、その上で決算対策や節税提案をしていただくというのが理想の関係です。
さらにその上で、財務管理や資金繰りのサポート、財務のアドバイスをいただくことが理想の関係と我々は考えております。
その先、出口戦略という部分で、相続対策や事業承継の相談までしっかりと引き受けてくれる。そのような関係がベストだと考えております。
ベストな関係性を築くために、皆さまが受けるべきサポートとはどういったものなのか、こちらをご紹介いたします。
まず1つ目が経営数値の早期把握、2つ目が資金繰りの把握、3つ目が決算対策。この3つが特に受けるべき税理士のサポートでございます。
1つ目の、経営数値の早期把握です。
具体的にどういったサポートをしていただく必要があるのかというと、経理クラウド化、経理アウトソーシング、労務アウトソーシングです。
経理クラウド化をすることによって、経理業務の効率化につながります。こちらで皆さまが手入力されているような会計入力等も、このクラウド化によって8割ほど作業が軽減されたといったケースもございます。
経理アウトソーシングをすることによって、そもそもの経理業務の量を削減することができます。給与計算や請求書発行なども、1人あたりいくら、1枚あたりいくらという形でお願いをすることができます。
労務アウトソーシングをすることによって、労務業務量を削減することができます。新しく入ってこられた方の入退社、またそれに伴う保険の手続き等もアウトソーシングでお願いすることができます。
では次に、経理クラウド化によってどういったメリットがあるのか、より具体的にイメージを持っていただくために、マネーフォワードを例に次の図でご説明をさせていただきます。
▼続きは下記からダウンロードいただけます。