■ 会社が次のステップに進むために
当社はリフォーム業を中心に、新築、不動産等にも事業を拡げています。私がこの会社を立ち上げたのは子供の頃の体験が元になっています。父が建てたマイホームが欠陥住宅で家族が悲しい思いをしたので、私は本当に良い住まいをつくることでたくさんのご家族を幸せにしたいと思い頑張ってきました。
船井総研にコンサルティングをお願いした2004年当時は1店舗で売上3億円でしたが、15年で9店舗30億円、九州トップクラスのリフォーム会社になることができました。
企業が成長する過程で「3店舗の壁」があるといいますが、私も3店舗目をつくった頃、それまでのオペレーションでは会社が回らなくなってきました。私がこまごまと指示せずとも社員が自発的に動けるように、企業理念を浸透させ、社内の仕組みを整え、人を育てなければこの壁は超えられないと思いました。
私が担当のコンサルタントの方に最初にお願いしたのは事業計画発表会のための「経営理念・方針書」「事業計画書」づくりです。ミーティングを重ねて半年をかけて作ってもらいましたが、良いものができましたので、次は当社の業務マニュアル整備を手伝ってもらうことにしました。
■ スピーディーな多店舗化を実現したマニュアルとツール
当社ではリフォーム営業を「リフォームアドバイザー」が担当します。この業務に必要な知識をマニュアルにまとめてもらうと800ページにもなりました。この業界では営業と施工管理を分けるのが一般的ですが、当社のリフォームアドバイザーは、最初の相談受付からプランニング、施工管理、アフターフォローまで一貫して担当します。お客様の要望がしっかり現場に伝わり工事に反映されるので、お客様に安心して任せていただけるのです。
社内のさまざまな業務のマニュアル、ツールをつくりましたが、社員がこれを使うことで、全体の品質が向上し、育成スピードが格段に上がりました。当社が多店舗展開できたのは、こうして担当コンサルタントの方が経営の根幹に携わって私の思いを形にしてくれたこと、社員の誰もが理解できるマニュアルをまとめてくれたことが大きいと思います。
当社は住まいのことならなんでもワンストップでお客様のご相談に応えられる「トータルハウジング・カンパニー」を目指しています。船井総研にはいろいろな分野のコンサルタントがいるので必要に応じて相談し、当社に合うビジネスモデルがあれば導入しています。ローコスト住宅、住宅分譲、中古住宅の仲介+リフォームなど、お客様に提案できる商品の幅がずいぶん広がりました。
当社はこれからもお客様の夢を実現するために、社員が才能を伸ばし、お客様も社員も幸せになれる会社でありたいです。次の目標は納税2億円、社員1人あたりの純資産1000万円。これを実現するために頑張っていきます。
[所属研究会]住宅ビジネス研究会 中古+リフォームビジネス研究会 分譲住宅ビジネス研究会
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