このような方におすすめ
- EV車の全面普及を見越して世界にはどんなEV車があるのか知りたい
- 現在渡航ができない海外の生の情報を仕入れておきたい
- EV車ならではの売り方~アフターフォローまで顧客体験設計について学びたい
- 実態の知れない中国EV車の実力を知りたい
- EVシフトによる異業種からの新規参入可能領域を探りたい
本セミナーで学べるポイント

現地からの映像も交えた"生"の海外情報
昨年からのコロナ渦で海外への自由な渡航が制限されている状態です。 例年海外への現地視察に積極参加をされていた経営者の皆様も、普段のビジネスの範疇とは全く異なる視点を得ることに苦労されているのではないでしょうか。 本セミナーでは、日本では情報の乏しい中国EV車2社について、現地からの映像をもとにお伝えし、セミナー内で質疑も受付させていただきます。

実態の知れない中国EV車の実力
かつて中国家電に対するイメージがそうであったように、中国車についても「安かろう悪かろう」のイメージがあるかもしれません。 しかし、それ反して中国EV車は進化を遂げ、海外の国へ輸出も視野に入れ始めていると言います。 今回は新興メーカーながら、高級車路線で価格以上の価値を認められ、購入後のサービス設計にも定評のある"NIO"、また、50万円EV車ながら価格以上の実用性の高さが評価され、販売開始からわずか9カ月で累計販売台数20万台突破と爆発的なヒットにを飛ばす超小型EV"宏光Mini"の実力に迫ります。

EV車利用のハードルをメーカー完結とせずどう補うのか
EV車の購入・利用にあたりボトルネックになるのは、
①充電一度あたりの航続距離、
②それに対する充電設備の設置間隔、
③充電時に生じる待機時間でしょう。 ①についてはメーカーありき、②はインフラ構築次第ですぐに解消できる問題ではないのかも知れません。 一方、③についても一見車両の性能ありきに考えてしまいがちですが、"NIO"ではアフターサービスの中にバッテリーごとの交換や出張充電を取り入れています。 本セミナーでは、メーカーで完結してしまう車両性能外の部分で、ユーザー利便性を高める事例を紹介します。

顧客体験設計の肝になるアクセサビリティ(利用接続性)
新興メーカーである"NIO"が競合ひしめく中国EV市場において高く評価されている理由に、顧客体験設計があります。 この顧客体験設計を分かりやすい言葉に置き換えると「自分たちが感謝されるしくみ」になります。 一つ一つのサービス自体に目新しいものはなくとも、新興メーカーながらそれらをフルパッケージで提供しています。 さらに、それらのサービス利用をアプリを入口にアクセサビリティ(利用接続性)を高めています。 本セミナーでは、具体的な顧客体験設計の高め方を事例として紹介させていただきます。

EV車を扱うことのディーラーとしての利点
現在中国では、国策による補助金もあり、軒並みEV車の販売台数は増加傾向にあります。 それでも普及の初期段階では、消費者も販売元(ディーラー)も取り扱いには懐疑的だったはずです。 しかし、実際に取り扱いを始めてから、ガソリン車と比較してメリットを感じる部分があり、さらに、EVを先行して取り扱うをディーラーとしてのブランディングにも活かしていました。 本セミナーでは、実際に"宏光Mini"ディーラーへのインタビューを通じて、EV取り扱いの利点を考察します。
お客様の声
ITやデジタルとは縁遠い自分でも、現地に足を運びこの進化を体感することで、中国の本当のすごさを知ることができた。日本人は内向きなので、もっともっと若い人にこのすごさを見せないといけないと思う。
中国深圳の視察を通じて、これからは電気自動車の時代が来ることを予見しました。考えてみれば、自分たちの家づくりは、高気密高断熱であり、電気代を圧縮できることができ、これまでかかっていた電気代は他に転用することも出来る。さらに電気自動車はガソリン代と比較して、燃料費が圧倒的に安く済む。当時電気自動車の充電スポットを備えた分譲住宅を提案している先はほとんどなかったが、それを帰国後いち早く始めることができた。
先ず、今すぐにでも海外に学びに行きたいと思っている。海外に学びに行けなかった今年を振り返った時、これまでと比較して1年の学びが薄いように感じている。日々の仕事をこなしているだけでは、集まってくる情報の範囲も限られてくる。異業種で、しかも世界のトップクラスの企業から得られるような学びは、自分たちの小ささを認識でき、更に自分たち設定していた目標の天井も外すことができる。気付きのない日常からは何も新しいことは生まれてこないし、逆に言えば何かを生み出すキッカケと気付きは大きく関わっていると思う。
講座内容
第1講座 | いま中国EVの動向を知っておく意義 日本では、EVの時代はまだまだ先のこと、ましてや中国車の輸入なんて・・という意識が大多数だと思います。 しかし、これは中国製家電の日本進出とも重なり、今では日本の家電量販店に並ぶ、主な白物家電は中国ブランドです。 さらに、クルマは電動化することにより家電化し、各人が移動手段を所有しないMaaSの中にクルマが取り込まれることで、 安くて性能がいい中国車が日本に住む人たちの「日常の足」として、普及する可能性も大いにあるでしょう。 とすれば、今のうちからまだ未知数な中国車の実力をキャッチアップしておくことは次の時代のアドバンテージになるはずです。 株式会社 船井総合研究所 服部 憲 |
第2講座 | 中国でテスラを超える大ヒット! 50万円EV「宏光Mini」の実力とは? いま、中国で「人民の足」として昨年7月の発売以来急速に売り上げを延ばすEV(電気自動車)に「宏光mini」があります。 最近では日本のメディアでも取り上げられ、とりわけ日本円にして約50万円という価格が注目されがちですが、 機能面についても航続距離120km、最高時速105km/h、加速性能についてもこれまでの小型EVを凌駕します。 また、「軽自動車」といえば日本のガラパゴス化の象徴として揶揄されることもありますが、 中国では「K-car」として元々市民権を得ており、それが電気自動車に形を変え、普及した側面もあります。 本講座では実際に現地ディーラーへのインタビューと疑似試乗体験を通じて、実態の知れない中国EVの実力に迫ります。 株式会社 船井総合研究所 星野 佑介 |
第3講座 | 中国の新興EVメーカーNIOに学ぶユーザー体験設計 「中国のテスラ」と言われている、新進気鋭のEV(電気自動車)メーカーNIO(蔚来汽車)。 自動車メーカーでありながら、高級会員制サービスという側面を持っているのがNIOの特徴です。 彼らは「鍵を渡してからが自分たちの仕事」と称し、自動車そのものだけではなく、売った後のユーザー体験を重視し、カーライフ全体を支えることに注力しています。 デジタルが世の中に浸透してきたことで、企業は「製品」だけではなく、NIOのようにその製品を中心とした「体験」もユーザに提供できる時代になりました。 今回、中国に二度住んだことがあり現地事情に詳しいUXコンサルタントが、NIOを保有している中国人オーナー複数名にインタビューを行いました。 その分析で明らかになった、ライフスタイルを提供する新時代のメーカーの取り組みに見る示唆と、ユーザー体験設計について解説します。 株式会社 hoppin 代表取締役CEO 滝沢 頼子 氏 |
第4講座 | 本日のまとめ EVの全面普及は確かにまだ少し先の話かもしれません。 しかし、今後爆発的に普及が進むタイミングが来るのは確実でしょう。 その時に今までの通りの販売・サポート手法でいいのか、今から未来を見据えて準備をしておくのかで勝負は決します。 最後に本セミナーを受けて明日から取り組んでいただきたいことをお話しします。 株式会社 船井総合研究所 星野 佑介 |
講師紹介

株式会社 hoppin
代表取締役CEO
滝沢 頼子 氏
東京大学卒業後、株式会社ビービットに入社し、UXコンサルタントとして大企業を中心に多くの企業を支援。上海オフィスの立ち上げ期メンバー。その後、上海のデジタルマーケティング会社を経て、東京にてスタートアップへ。2019年に、中国ビジネス視察ツアー・UXコンサルティング等を行う株式会社hoppinを立ち上げ。 https://hoppin.co.jp/ Yahoo!ニュース個人の認定執筆者。最近はAbemaTV出演やラジオ出演、講演や大学での講義など発信の幅を広げている。

株式会社 船井総合研究所
服部 憲
船井総合研究所入社後、モビリティ支援部において、自動車メーカー・自動車正規ディーラーをはじめ、 中古車販売業、自動車整備業の業績アップのお手伝いをしている。既存事業の業績向上を始め、事業戦略・新規ビジネスの支援、評価制度・組織活性化の支援まで実施している。衰退業界において「即時業績アップ」を信条に、販売・整備・鈑金・組織活性化・財務・M&A等幅広い分野での具体的な提案に各経営者から好評を得ている。

株式会社 船井総合研究所
星野 佑介
2015年船井総研入社。入社後は、会計事務所のコンサルティングに従事する傍ら、豊富な海外経験をもとに海外視察セミナーにも積極的に参画し、2018年からはイノベーション推進室グローバルセクションにて海外視察セミナーを企画運営。これまで50以上の海外グレートカンパニーへの訪問を通じて得た知見をもとにした、経営者にとって3-10年先のビジョンを描くに資する企画は参加者から好評を得ている。
参加料金
・一般価格 20,000円 (税込 22,000円)/ 一名様
・会員価格 16,000円 (税込 17,600円)/ 一名様
※ ご入金の際は、税込金額でのお振り込みをお願いいたします。
※ 会員価格は、各種経営研究会・経営フォーラム、および社長onlineプレミアムプラン(旧:FUNAIメンバーズPlus)へ、ご入会中のお客様のお申込に適用となります。詳しくは社長onlineをご確認ください。
日時・会場 (ログイン時間はセミナー開始の30分前です)
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オンライン
2021/05/31 (月)
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