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支援で得られた成果
●歯科領域への参入におけるフィージビリティスタディを通じ、「現場の解像度を極限まで高めた、戦える手段」を整理
●客観的なデータ(ROIや工数分析)により組織の「現在地」が見え、変革に向けた社内の合意形成が劇的にスムーズになった
●各人の役割を「100億円規模」の視点で再定義したことで、現場の意思決定が劇的にスピードアップ
1.プロジェクトの概要
プロジェクト開始前の課題
①新規参入を目指す歯科領域での勝算が不明瞭
「新たな事業として歯科領域への参入を検討していたものの、当時は製品ラインナップも限られており、『これから中長期的にどう事業を成長させていくか』という明確なビジョンを描ききれずにいました。歯科業界は、私たちが経験してきた他の医療機器分野と比べても、商習慣から流通の仕組みまで全く違う『未知の世界』でした」(コーポレート新事業部門 RIM 事業企画推進部長 垣立 浩氏)
②成長に伴う組織の停滞
「私たちの組織は数十億円規模まで成長しましたが、それまでは小さい組織だったので機動力高く進むことができていましたが、次なる目標である『100億円』という壁を前に、業務が属人化したりガバナンスが追いつかなくなったりと、いわゆる『成長の痛み』が至る所で顕在化していました」(垣立 浩氏)
提供したソリューション
①歯科領域のフィージビリティスタディ
「歯科医院という現場の最前線に深く根を張り、ドクターやスタッフと密なネットワークを築いている船井総研さんに、現場のリアルな洞察に基づく事業戦略の立案をお願いしました」(帝人株式会社 コーポレート新事業部門 RIM 事業戦略推進部 新規事業グループ 兼 埋込医療機器第2グループ 笠原 新平氏)
②組織変革、活性化
「大きな組織での停滞を防ぐ鍵は、現場に近い場所での迅速な意思決定にある」という『100億企業化プロジェクト』の考え方のもと、数値と事実に基づく組織変革の伴走支援をいただきました」(垣立 浩氏・帝人株式会社 コーポレート新事業部門 RIM 研究開発部長 坂本 宜瑞氏)
導入後の効果
船井総研は歯科領域に関して、事業のアクションプランを提示しました。
その内容を、同社が結論を出すのに大いに役立てていただいています。
「事業を新たに立ち上げるか、すでに存在している会社をM&Aするか、海外の主流な商品の代理店になるかなど具体的に提示いただいたので、社内での意思決定に大いに役立ちました。経営層からも『未知の領域に対し、非常に具体的でありながら納得度のある筋道が示されている』と前向きなフィードバックを獲得しています」(笠原 新平氏)
「組織面では、属人性を排除し、メンバー1人ひとりが自律的に動く『起業家集団』としての動きが加速しています。
『一兆円企業の実態は、100億円規模の事業が100個集まったものだ』船井総研さんに言われたこの視点にはハッとさせられました。 大企業の看板の下であっても、それぞれの事業部が独立した起業家精神を持ってPDCAを回していく。100億円という規模に最適化した戦略と組織の再設計が今こそ必要なんだと強く感じました。
実際に船井総研さんに伴走いただいてから、組織には明らかな変化が起きようとしています。
①役割の言語化と再整理が進んでいます。複雑に絡み合っていた各部門の役割を『100億円規模』という視点で再定義したことで、現場の意思決定が劇的にスピードアップしているところです。
②筋肉質なマネジメントの実装も進んでいます。『あの人しか分からない』という属人性を排除し、メンバー1人ひとりが自律的に動く『起業家集団』としての動きが加速するなど、現場が自分たちで進化し続けられる『仕組みづくり』まで、踏み込んで関わっていただいています。企業の安定感と、ベンチャー企業のような機動力を両立させる。この難しい挑戦を支えてくれるパートナーとして、大きな手応えを感じています」(垣立 浩氏)
2.プロジェクトの詳細
「歯科領域のフィージビリティスタディでは、歯科用医療機器や医科と歯科の融合領域におけるビジネスモデルについて、非常に限られた時間の中で期待値を超えるアウトプットを出していただきました」(笠原 新平氏)
「特に医科と歯科の融合領域におけるビジネスモデル無呼吸症候群向けマウスピースの調査では、国内にほとんどデータがない中、海外の歯科医院へのヒアリングや国立国会図書館での調査まで行い、詳細な数字を提示していただきました。時には『一晩で』対応いただくこともあり、その推進力と『わかるんだね、こんな数字まで』という調査力には驚かされました」(笠原 新平氏・坂本 宜瑞氏)
「組織活性化においては、コア・ノンコア業務の工数定量化や投資対効果(ROI)の緻密な分析を行いました。感覚的ではなく「数値と事実」で現在地が見えるようになったことで、社内の合意形成が劇的にスムーズになっています」(坂本 宜瑞氏)
3.船井総研を選んだ理由
「最も惹かれたのは、船井総研さんが単なる市場調査のプロではなく『歯科医院という現場の最前線』に深く根を張り、ドクターの考え方を熟知されている圧倒的な実績です」(笠原 新平氏)
「歯科医院経営研究会の会員という『未来のお客様』の生の声(ニーズや不満点)をミクロ・マクロのアンケートで即座に集められる点は、他社にはない唯一無二の強みだと評価しました。初回面談でも期待通りで、一般的なコンサルティング会社が語るような教科書的な市場分析ではなく、実際に数多くの歯科医院と向き合ってきたからこそ出てくる“リアルな洞察”を共有いただきました。
また、戦略を提示して終わるのではなく、現場の末端まで熱量を伝え、仕組みを動かすまで徹底的に並走する「実行支援」の姿勢に強く共感し、伴走をお願いすることに決めました」(坂本 宜瑞氏)
4.この先で船井総研に期待すること
「100億企業化プロジェクトに含まれている戦略を実行し、その先の文化定着へとつなげる。現場の自走までを支援しきる伴走力は、船井総研さんに引き続き期待したいです。歯科領域の戦略策定の伴走と、新事業組織の『リーンな組織設計』は、あくまでスタートラインだと思っています。私たちの到達したいゴールは、100億円規模にふさわしい生産性を実現すると同時に、社員1人ひとりが高い熱意を持って挑戦し続けられる『自律的な組織文化』を定着させることです。
船井総研さんの最大の強みは、戦略をただ提示して終わるのではなく、現場の末端までその熱量を伝え、仕組みを動かすまで徹底的に並走する『実行支援』にあると感じています。設計した案が組織の血肉となり、社員の意欲と組織の成果が両立するまで、引き続き力強いサポートを期待しています。
我々のような非常に重い組織の新事業部門が、船井総研さんの手法を取り入れて『筋肉質な組織』へと変貌を遂げる。この挑戦が成功することは、同じように『100億円の壁』や『組織の肥大化』に悩む多くの企業にとって、希望となるモデルケースになると感じています。歯科領域などの専門分野で見せていただいた『現場への深い洞察力』と、今回発揮いただいた『全社レベルの組織変革力』。この2つを掛け合わせ、多角的な視点でアドバイスをいただけて感謝しています。
当然これを進める中では、変化に伴う痛みもあると思いますが、船井総研さんとなら一緒に乗り越えていける。船井総研さんが単なるコンサルティング会社ではなく、我々のビジョンを共有し、共に汗をかいてくれるパートナー的な存在でもあると感じています。そしてその先のステージへと引き上げるためのパートナーとしてもあり続けてほしい。100億円という数字の先にある新しいステージを一緒に見られることを楽しみにしているところです。
そんな伴走型の成功例を、どんどん作っていって欲しいと期待しています(坂本 宜瑞氏)
5.担当者のコメント
帝人様のような歴史ある大手企業様が、既存の成功体験を一度置き、未知の「歯科領域」へ本気で挑戦されるプロジェクトにご一緒できたことを光栄に思います。今回のプロジェクト、特に「医科と歯科の融合領域におけるビジネスモデルの調査」は、国内に統計データがほとんど存在しない非常に難易度の高いものでした。
しかし弊社の強みである歯科医院ネットワークを活かし、歯科医師の生の声を多々収集すると同時に長年にわたる歯科医院向けコンサルティングの知見を活かしたことで、帝人様が新たな事業として進めるかどうかを判断するための材料を揃えることができています。
このほかにも海外ドクターへのダイレクトなヒアリングや、公的な概算請求データの掘り起こしにより、「帝人様にしかできない、勝ち筋の見える戦略」を導き出すことができました。
戦略策定と並行して進めた「100億企業化」への組織変革についても、担当者様がそのまま社内決裁に使用できる「意思決定支援資料」の提供など、スピード感を重視した伴走を徹底いたしました。今後も、100億円という数字の先にある新しいステージへ共に歩むパートナーとして、全力でサポートしてまいります。
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