概要
1. 葬儀業界における電話対応力強化が急務
今日の葬儀業界において、電話対応は顧客との最初の重要接点であり、施行件数に直結します。適切な電話対応は、施行件数を大きく左右する可能性があります。
特に重要な電話対応のシーン
- ■ 逝去後入電葬儀社をお探しのお客様からのご連絡です。初期対応の良し悪しが、ご依頼に大きく影響します。
- ■ 相談入電事前相談のお客様からのご連絡です。ここからの来館誘導が、高い施行率に繋がります。
- ■ 追客架電過去にお問い合わせいただいたお客様へのご連絡です。実施率は低いものの、実施することで成約に繋がる可能性があります。
このような現状から、葬儀業界では電話対応の質の向上が急務です。具体的には、安心感を与える金額提示、積極的な声かけ、具体的な来館誘導、そして継続的なフォローアップが求められます。効率的な電話対応を実現するためのコンタクトセンターへの関心も高まっています。
2. 電話対応の重要性と気を付けるべきポイント
① 逝去後入電:最初のコンタクトで差をつける
すでにご逝去された方がおり、葬儀社を探されているという状況での電話対応です。弊社の支援先データでは、この段階での失注が見られます。最初の電話でいかに顧客の不安を取り除き、安心感を与えるかが重要です。
- ■ 失注につながる例
- ・「家族と相談します」で終わってしまう
- ・金額の問い合わせに総額で回答してしまう
- ・他社と比較している顧客に質問の回答のみで終わってしまう
② 相談入電:将来顧客との関係構築
まもなくご逝去を迎える可能性がある方や、将来の葬儀について検討している方からの電話への対応です。この段階からの来館誘導が、高い施行率に繋がります。費用説明だけで終わらせず、具体的な行動を促すことが重要です。
- ■ 確認すべき点
- ・「また何かあればご相談ください」で終わっていないか
- ・具体的な来館のアポイントメントを取れているか
③ 追客架電:潜在ニーズを掘り起こす
過去に問い合わせや相談があった顧客リストに対して、葬儀社側から積極的に電話をかける対応です。実施率はまだ低いですが、実施することで入会や施行に繋がる可能性があります。
- ■ 確認すべき点
- ・事前相談後のフォローアップができていない
- ・資料請求や電話問い合わせがその場限りになっている
3. 船井総研が提供できるサポート
電話対応の改善は、施行件数の増加に直結する重要な施策です。私たち船井総研は、電話対応の改善はもちろんのこと、プレミアムコンパクト葬モデルの導入支援など、様々なテーマで経営コンサルティングを提供しております。
電話対応で気を付けるべきポイントで、どう改善したらいいかお悩みの場合は、ぜひ一度ご相談ください。
貴社の持続的な成長に向け、全力でサポートさせていただきます。