先生方はSAS治療にどのくらい力を入れていらっしゃるでしょうか?
我々のクライアント先では必ずと言っていいほど、SAS治療強化を提案しています。
その理由はSAS治療が「収益性」「社会性」のバランスが取れた取り組みだからです。
SAS治療の社会性
厚生労働省の統計を見ると、現在CPAP治療を行っている患者数は約40万強です。
一方でSASの潜在患者数は400万人以上と推計されています。
SASを放置してしまえば、昼間の眠気によって昼間のパフォーマンスが落ちるだけではなく、交通事故や様々な合併症を引き起こす原因にもなりかねません。
またSASが認知症の原因になるという研究結果も見られます。
しかし、病気の特性から本人では気付きにくく、受け皿である医療機関の数や啓蒙の度合いもまだまだ低い状況であると言えます。
昨年から「睡眠負債」というキーワードが世間一般にも広く知られるようになってきており、睡眠に関する医療というテーマは、今非常に注目されている分野の一つです。
SAS治療の収益性
2つ目のSAS治療を強化するメリットとして、「収益性」があります。
CPAPのリース費用が一定額かかるものの、SAS患者の診療単価は、通常の外来患者よりも高くなる傾向にあります。
診察時間に関しても一般外来の患者さんよりも短い傾向にある医院が多いです。
またSAS患者は通年で通い続けることになりますので、耳鼻咽喉科の閑散期である6月〜10月の医業収入の底上げする効果もあります。
そうして底上げされた利益を、職員の待遇向上やさらに良い医療を提供するための設備投資に充て、患者様からも、求職者からも魅力的なクリニックにそだてていくことが、これからの耳鼻咽喉科医院経営には必要となります。
