最初にお話ししたい事
まず、私のほうから最初にお話ししたいことはこちらです。
一つ目が、事業再構築補助金についてです。先月、第1回目の事業再構築補助金の申請の結果発表がありました。応募者の約30%の方が審査に通過しまして、補助金を受け取りました。7月の第1週目にも第2回目の申請の締め切りがあり、今話題になっている事業再構築補助金についてお話します。
二つ目、「なぜマツエクなのか?」ということです。このセミナー自体が、異業種向けのマツエク開業セミナーですので、業態違いの美容室様がなぜマツエクに参入するのかについてお話ししたいと思います。
三つ目が、「どのような事業者様におすすめなのか」ということについてです。このような三つについて、まず私のほうからお話をしたと思います。
事業再構築と補助金―事業再構築とは?
事業再構築と補助金についてお話をします。そもそも事業再構築とは何でしょうか。事業再構築とは、現業の活性化ではなく、現業と営業スタイルが違う事業をやることを事業再構築というふうにいいます。そして、今、国がこの事業再構築を推し進めるチャンスではないかというふうに私達も考えていまして、全社をあげて事業者様のバックアップを始めているところです。そして、現業と違う業種や業態に再構築をし直すというところに対して補助金を出そう、税金を投入しようということが事業再構築補助金です。これは、返済義務のない資金提供ですので、これは非常にいいお話なのではと思います。
事業再構築と補助金―補助金のルール
補助金に該当する事
続いて、補助金が出る際のルールについてお話ししますが、補助金提供に該当する項目についてです。まず、マツエク専門店を出店するにあたっての改装の工事資金です。出店をしたら、内装も必要です。そのような改装工事資金が補助金の対象になります。また、マツエク専門店を出店するにあたって機器や設備、チェアや道具、棚なども必要になってきます。そのようなものにも補助金に該当します。その次に、マツエク専門店を開業するにあたって、コンサルティングの料金も出ます。また、スタイリストの研修費やポスター制作等の販促費も出ますし、集客に必要な広告宣伝費までもが該当します。これは、非常に素晴らしい補助金制度なのではないかと弊社も思っています。しかし、注意しなければいけないのが、審査に通過する必要性があります。申請をして100%補助金が出るものではありません。申請をして、所定の手続きをしていただき、審査に通過された方が補助金を受け取ることができるという制度です。ご視聴いただいている皆さんの事業規模であれば、約6,000万円までが、補助金として支給され、それは2/3にあたるものですから、実質9,000万円の事業投資があるという想定をしたところに対して、6,000万円の補助金が支給されるということです。
補助金として出ないもの
そこで、補助金として出ないものを十分に理解しておかないといけません。美容室経営者であれば、美容室の改装をしたいのでということでの現業のための改装資金は出ません。土地や不動産の取得に関しても、補助金に該当しません。商品や在庫になるものや材料も補助金として出ません。社員さんの給料、手当も補助金としては出ないですので、気をつけてください。そして、そもそも業績が落ちていないとこの補助金を受け取ることはできません。直近6カ月間のうち、任意のどれかの3カ月の売上が、前年の3カ月の売上と比較して、10%以上減少していることが必要です。このあたりは、手続きの際に売上が落ちていることを確認していただいて申請をしてください。
事業再構築と補助金―まずやるべきこと
まずやるべきこと―1.gBizIDの取得
次に、事業再構築補助金を申請するにあたり、申請の前にもやるべきことがあります。1番目に、gBizIDの取得が必須になります。これは紙ベースの申請書ではなく電子的な電子申請です。インターネット上で申請をしていただくことになりますので、まずgBizIDのアカウントが必要になります。これに結構時間を取られますので、このセミナーをご視聴されたら、まずgBizIDの取得をお急ぎください。
まずやるべきこと―4回の募集に照準を
続いて2番目ですが、今のところの予算が続く限り申し上げておかなければと思うのですが、この事業再構築補助金の募集は4回あるそうです。そのため4回のゴールに照準を合わせて、準備をすることが必要です。残念ながら、これをお聞きになって、今から手続きをしようと思っても、今月末ですので間に合わないかと思いますので、次の2回目の募集に照準を合わせて行っていただくのがいいのではないかと思います。
まずやるべきこと―3.船井総研に相談する
3番目は、面倒な手続きはありますので、ぜひ船井総研に相談していただいて進め方をご検討していただくことが、まずやるべきことかと思っています。
なぜマツエクなのか?
コロナが追い風に!
次の項目に進みます。なぜ、マツエクビジネスに参入をしたほうがいいのかという話です。皆さんも体感されているところ、知らなかったところなどあるとは思いますが、まず一つが、コロナが追い風になって、マツエクが今話題になっているということをご存知でしょうか。
街を歩く方を見ればほぼ100%の方がマスクをして歩いています。マスクをして街中を歩くOLさんの目元はぱっちりしています。マスクからのぞく目元ぱっちり、まゆげすっきりというところから、非常に目元に意識が向いています。このマスク効果により、美意識が目元にブームがきているということです。
二つ目、私がお話を聞く限りでは、女性はマスクをしているため化粧をしなくていいという思いから恩恵を被っているように感じます。そこから、女性は案外ずぼらな生き物だと感じました。しかし、マスクからのぞく目元は綺麗にしておきたいと考えています。そこで、マツエクは、メイクをしなくても目元がぱっちりになるようなサービスなので、それが人気の理由なのではと思います。
三つ目、調べていきますと、そもそもマツエクブームというのが、25歳~35歳ぐらいの方々のブームだったのですが、それが若年化してティーンの方、そして、35歳~45歳ぐらいの方々もターゲットの対象になっています。
そして、ブームの背景になっているのがコロナ禍で癒しを求めているという点です。マッサージをしにいくようなノリで、マツエクの施術を受けるというニーズも高まっているという点で、コロナ禍が追い風になってマツエクブームがきているというふうにみています。
なぜマツエクなのか?―地方都市を狙え!
次に、マツエクに参入するというポイントですが・・・