「強い商品」があるからこその次の手
今回ご紹介するのは、「定番」と言える強い商品を軸に100億企業へと成長した企業です。
強い商品があると、その商品の伸びが成長の限界になってしまうことがよくありますが、
①商品の製造数を最大にする
②本業の関連商品をつくる
③もはや本業に関係ない関連商品を製造する
④マーケットに応じて柔軟に展開する
この4つのベクトルにより、その後の成長を可能にしました。
定番が強いからこそ、新たな路線転換は勇気の要ることであり、またその徹底も難しいのですが、三島食品は様々な取り組みからそれを実現、その後の成長を加速させました。
その軌跡は、企業経営に大いに役立つものですので、ぜひお読みいただければと思います。
Interview & Report
100億企業への道 vol.08 2024年
『成長を支える「真面目な会社からの脱却」を実現した興味深い取り組み』
三島食品株式会社(ミシマHDs)
代表取締役会長
三島 豊氏
目次
1、【BusinessSummary】「ゆかり」を軸に「脱・真面目な会社」でさらなる事業を拡大
2、定番商品の販売を強化
3、脱「真面目な会社」によるブランディング
4、海外では日本の商品にこだわらない柔軟な展開
5、成長の基となる「全社的なマインド」
6、【Consultant’sComment】