評価制度を構築したい方、見直したい方必見
概要
この新しい「集計自動化の人財育成連動型評価制度」は監査対応もしながら、
★手間(=現場・管理者の負担)を増やさない評価と集計
★業務のスキルマップ化を通した人財育成
★評価結果を用いた研修計画の策定
を実現させます。
幼保業界に特化した、人財育成連動型評価制度は「長所伸展・未来志向」の視点を重視してPDCAサイクルを回します。
現在、幼保業界で活用されている多くの評価制度や自己チェック表は、できているか否かの「結果論・減点法」のものが主流です。
「できている/できていない」という評価を行いますが、これは人によって差が大きく出ます。さらに、若手であればあるほど、「できない」が多くなりやすく、保育者の自己肯定感も守られません。
そこで、法人として何を目指してほしいのか、そこに対して具体的にどういう状況か判断できるような評価項目と基準を設定します。
ポイントは、“できないがダメ”ではなくす、ということです。評価基準の第一段階には「入社レベル」を示し、最高レベルには「法人として目指してほしい人財像」を示します。
こうした細やかな評価項目と基準の設定によって、職員一人ひとりの自己肯定感も大切にしながら、法人として目指してほしい方向に進んでもらえる体制を構築できます。
そして、こうした評価制度を従来通りの紙やエクセルベースで実施するのではなく、システム(自動)化することで、経営者及び管理者の皆様が集計ではなく「分析とフィードバック」に時間をかけることができるようにします。
幼保業界の動向
幼稚園教諭・保育士の離職が注目されている今、園における評価制度は重要な役割を担っています。
保育園・こども園・幼稚園における評価制度は、職員の成長と満足度の向上、組織のパフォーマンスの向上、キャリア発展のサポートなど多くの重要な役割を果たしています。適切な評価制度の設計と運用は、組織の効果的な運営と職員の定着を促進するために欠かせない要素です。
評価制度構築がもたらす効果
園運営において、評価制度はこれまで以上に求められています。
なぜなら、監査時の自己評価に関するチェックや処遇改善加算の適正配分を確認するための資料など、何らかの形で”評価”が求められています。
必須事項であるにも関わらわず、実施ができていなかったり、そもそも評価制度が構築されていなかったり、うまく運用ができていないといった課題が多く聞かれます。
さらに、「園の生き残り」には保育の質向上が必要不可欠です。
保育・教育の質向上には、保育者のレベルアップが直結します。
保育者が設定するための目標やそこへ向けたステップは明確でしょうか?
経営者・園長の皆様は、「どのような職員」に成長してほしいか定義付けできていますか?
これができていないと、職員の成長や人財育成に課題を感じます。
実は、評価制度の構築はこうした問題も解決するための手段になります。
評価制度構築の具体的な流れ
【Step1】現状分析:既存の評価制度がある場合は、その長所を抽出します
【Step2】コンセプト設計:何のための評価制度かを設定します
【Step3】評価項目設定:法人として大切にしたいものを上げて、項目を調整します
【Step4】評価基準設定:入職基準←→目指してほしい水準の視点で基準を決めます
【Step5】評価項目・基準の精査:一度完成した評価表(スキルマップ)を精査します
【Spte6】プレ実施とチューニング:一度実査を行い、その結果を分析し内容を調整します
【Spte7】評価表が完成したら、考課者・職員の度入研修をそれぞれ実施します
【Step8】システム化と運用:内容をシステムに落し込み、評価運用を開始します
【Step9】ブラッシュアップ:運用と同時に低規定に内容等を見直します