【皮膚科・美容皮膚科】医療脱毛導入

【皮膚科・美容皮膚科】 医療脱毛導入でおさえるべきポイント5選
概要
皮膚科・美容皮膚科をこれから開業される先生や皮膚科・形成外科で医療脱毛を今後導入したい先生向けの医療脱毛導入の方法について解説いたします。医療脱毛器1台当たり月300万円を目指します。
業界の動向
美容医療市場は約3,500億円とされていますが、この数字はあくまで購買行動が表面化した顕在化された市場規模であり、美容医療は医師開業によるビジネスであり参入障壁が非常に高い点と、美容医療の隙間産業であるエステ市場が同じく約3,500億円以上とされている点を考慮すると、美容医療の潜在市場は拡大余地が大きいことが想定されます。
美容皮膚科は成長産業であり、投資対収益効果が高い業態なので、投資すべきポイントに早く・大きく・タイミング良く投資できるかがカギを握っています。
美容皮膚科の場合の投資ポイントは、「①機器(商品) ②部屋(施術ルーム数の確保) ③ヒト(看護師・事務スタッフ数) ④広告(Web広告・オフライン広告)」です。
何の機器を導入し、何個の部屋を使って美容施術を行うか。それに伴って、何人のスタッフが必要になるか、またどれぐらいの広告を掛けるべきかが変わります。
医療脱毛が上手くいく理由
■「医療脱毛」の時流が拡大中。1医院で2台以上を導入する医院も増えています。
2020年のはじめ頃から医療脱毛の患者数が急増しています。
一方、近年医療脱毛の需要に伴い、供給量も増え、都心部を中心に価格競争が激化してきています。
この価格競争に対抗し、単純に価格を下げた場合、売上は当然下がりますが、施術スピードを上げる、例えば1人の患者さんに対し、医療脱毛器を2台導入・稼働させることで、時間生産性を維持することが出来、売上もまだまだ伸ばすことが出来ます。以前程の需要過多とは言えませんが、現状、医療脱毛は成長市場ですので、機器・人へまず積極投資し、売上を伸ばしていく事が正攻法です。
医療脱毛導入で おさえるべきポイント5選
①問診表の活用
医療脱毛の集患において、院外からの患者さんを集患する必要はありますが、院内患者さん(保険患者さん)を医療脱毛につなげることがまず重要です。その一つとして、問診表の活用が有効です。
脱毛に興味はあるが、自分から言えない層が一定数いらっしゃいますので、問診票ではそういった層を引き上げていくことがポイントです。
具体的には、問診表に自費診療に関する欄を設け、自費診療に興味があると回答した方全員に、例えば脱毛小冊子をお渡しして、脱毛カウンセリングにつなげていきます。
また、問診表のほかにも院内掲示を合わせて行うと効果的です。待合室や通路の壁、お会計の机等、目に留まる場所に張り紙をしておくことで、患者様の意識を医療脱毛へ集約させます。たとえ、現時点で医療脱毛には興味がなくとも、将来的な見込み客、顧客になります。
②ホームページの強化
ホームページ強化のポイントをここでは2つに絞ってお伝えします。
1.検索順位の高いページ作りをする
検索順位が高いページが比較的見られやすくなります。検索順位を高めるために検索キーワードをページ内に盛り込んだり、タグの設定をしていきます。
2.ホームページの階層構造を患者のニーズに沿って整える
患者さんは、ホームページを興味のあるページをいくつか見た後に「予約」をします。例えば、各ページを整えたところで、予約したいのに予約をどこからすればよいかわからなければ離脱されることになりますので、予約までの導線を整えていきます。例えば、全身脱毛やVIO・介護脱毛などの医療脱毛の需要が高まっておりますので、前述のような下層ページを充実させつつ、予約システムを導入し予約までの導線を整えます。
以上2つのポイントを意識して、ホームページを強化し、認知から来院までの導線を整え、カウンセリングにつなげていきます。より詳しい対策・情報について知りたい方は、無料経営相談をご活用ください!
③リスティング広告
船井総研では、Google広告にリスティング広告をかけることをおすすめしております。ここではGoogle広告のポイントを3つに絞ってお伝えします。
1.販促費
Google広告で認知を獲得するためには、十分な販促費をかけていく必要があります。自費売上の5~12%を目安にGoogle広告に投資することをおすすめしております。
2.キーワード設定
Google広告では、SEO対策では対策できない地域名や検索語句で検索された方を拾うことができます。また、競合が多く、SEO順位を上げられない地域では、リスティング広告をかけていくことで検索順位を上位表示させることができます。
3.配信設定
Google広告では、配信エリアや日・月の予算など詳細に設定することができます。自院の商圏内をターゲットとし、1日・1月の予算を決めることで、投資する予算内で確実に予約へとつなげます。
特に医療脱毛に関しては、今のトレンドですので、検索ボリュームが多く、リスティング広告に十分な投資を行うことで大きな効果が見込めます。以上3つのポイントを意識して、集患していきます。より詳しい対策・情報について知りたい方は、無料経営相談をご活用ください!
④LINEの活用
ホームページやリスティング広告は、顕在層へのアプローチになりますが、LINEは潜在層へのアプローチが可能な媒体です。そのため、LINEを活用することで、潜在層へのアプローチ頻度を増やし、カウンセリングにつなげることができます。
顕在層にアプローチするホームページやリスティング広告を最優先に実施すべきですが、併せて潜在層にもアプローチできるLINEを活用して、医療脱毛のカウンセリングにつなげていきます。
⑤ポスティング
ポスティングは昔ながらの手法ですが、今でも効果の出やすい集患方法です。以下、目安です。
配布部数:30,000部
反響率:0.03%
反響数:9
費用:210,000円
※1枚7円想定
保険診療をされているクリニックは、現状どこのエリアから患者さんが来ているのか把握し、人の流れをつかんだうえで、配布地域設定をすることで、高い反響率を見込むことが出来ます。
成功のポイント
①部屋、②機器、③ヒト、④広告。
これらに、競合医院より早く、かつ出来るだけ多く投資することができるかどうかが、クリニック経営者としての手腕が問われる部分です。
参入条件①初期必要人員数
看護師2名
事務1名
参入条件②必要投資額
医療脱毛器(2台) 1,600万円(800万円×2台)
期待できる数値効果
医療脱毛売上 600万円/月
診療圏の女性人口 | 10~15万人 |
医療脱毛器(2台) | 1,600万円(800万円×2台) |
スタッフ数 | 看護師2名・事務1名 |
※数値はあくまでもモデルであり成果を約束するものではありません。
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