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レポートの内容
■一段階上の地域コングロマリット経営
熊本県の玉名市に本社を構え、地域で非常に大きな存在感を示す丸光グループ。
コンクリートの材料販売を祖業とし、その運搬業や車両に必要な自動車の整備、土木工事事業などへと領域を拡大していきました。その後は教育サービス業など祖業と離れた事業にも進出、BtoC 業態として医療福祉分野も増やし、現在は海苔の養殖なども手掛けています。
玉名市の第一次産業から第六次産業まで広範囲にカバーし、高いレベルの地域コングロマリット経営を実践しています。
■人口6万人地域でハイレベルな密着、県内や九州全体にも影響力を持つ
2024年9月現在のグループ会社は12社、従業員数は500名、グループ総売上は130億円。中でも丸光商事は熊本県内でほぼ8割のシェアを持ちます。熊本県北部の玉名市で創業し、現在は熊本県全域におけるシェアを獲得するに至りました。
ダンプカーはトレーラーを中心に、九州では圧倒的に多い60台を保有しており、熊本を中心に大型工事は必ず声がかかる存在となっています。海運業も有明海に船を7隻持つナンバーワン企業であり、その影響力は玉名市にとどまらず九州北部全域へと広がっています。
このように成長を続ける丸光グループの経営戦略や目指す企業像、レベルの高い経営のポイントとは。本レポートで解説いたします。
目次
1、創業期~承継期~現在までの変遷
・創業から現在に至るまでの事業拡大の歴史を解説。
・地域の第一次から第六次産業まで多彩な事業を展開。
2、バランスのよい売上構成比と、地域を超えた九州全般への影響
・多様な事業で売上バランスを確保し地域経済に貢献。
・九州全域での事業の展開と影響力の広がりをご紹介。
3、従業員の親子在籍比率が全体の1.6%。紹介が採用の中心
・リファラル採用により効率的な人材確保を実現。
・「親の働く姿を見て子どもが入りたくなる会社」を目指して。従業員の親子在籍比率は全社員の1.6%。
4、優位性、独自性、先見性、先進性「どうせやるなら日本一」
・差別化と独自性を追求し、競争力を高める。
・日本一を目指し、革新を続ける経営姿勢。
5、社長を8人輩出。「自己実現欲求喚起支援業」と位置付ける
・社員の自己実現を促し、数多くの経営者を輩出。
・トップダウンで指示するのではなく、各人が自分で考え行動する人材育成。
6、ポテンシャルのある玉名市に、経済活動以外でも貢献する
・地域の祭りなど様々な活動に参加し、社会貢献を実施。
・長期的・持続的な会社を目指し、地域と『共創』する。
7、コンサルタントによる解説「一段高いレベルの地域コングロマリット」
・地域に欠かせない存在としての企業の在り方。
・売上のバランスと、経営者人材育成の取り組み。