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- 創業者・船井幸雄が語る「上手な経営者」の5つの条件
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上手な経営者 5つの条件
一片の人間として、私はセミナーを開催したり本を書いたり講演をしたりと色々していますが、
私自身は経営者でありコンサルタントですから、現実にどっぷり漬かっています。
上手な経営者の条件というのは5つあります。
2.コスト意識がある
3.儲け方を知っている
4.時流が読める
5.現実にどっぷり浸かって生きている
「現実にどっぷり浸かって生きる」ことについて
人と1時間話をするとします。
それをテープレコーダーで録音しておき、内容を過去と現在と未来に分析します。
すると、過去のことを全体の10%以上話す人がいます。
経営者としては、過去についてしゃべることが好きになったら絶対に駄目です。
一番上手な時間の使い方
・過去が10%以下
・現在が60%程度
・未来が30~40%程度
これが上手な時間の使い方です。
このような時間の使い方をしなければ、経営者としては優秀ではなく
過去のことばかりしゃべるような人との付き合いはあまりしないほうがいいと思います。
それくらい経営者というのは変な商売です。
私自身は、現在のことに時間の90%くらいを割いています。
これをもう少し減らして現在を60%くらいにしていき、
未来のことに30%くらい割きたいと考えています。
過去はもうほとんど考えていません。
「マクロの善人間」になる
今一つだけ決心していることがあります。
それは、「良いと思うこと、どんな小さいことだとしても、
良いと思うことを一つでもいいから何でもいいからやろう」ということです。
また、「悪いと思うことはすぐにいいからやめよう」ということです。
皆さん方個々に、マクロの善人間になってほしいです。
船井幸雄が提唱した、ビジネスや経済における考え方です。
個々の成功や利益を追求するだけではなく、
関係者や社会全体の幸福や発展を求めて行動する人物や組織を指します。
マクロの善人間になって世の中を良くすること、
各自各自が遠慮しないで良いと思うことは
何でもいいから一つでもやるということをやってほしいです。
もう遠慮しないで良いことはやる、悪いと思うことは何でもいいからやめる、
これを徹底的に実践していきたい。
その地道な努力が、多分良い世の中を作ってくれる、
良い21世紀を作ってくれるのではないかと思います。