こんな方におススメです
・「募集を出しても応募ゼロ」が続き、採用コストだけが膨らんでいる
・求人媒体に高額な費用を投じているが、肝心の「即戦力」からの応募が全く来ない
・新卒採用の応募者数が激減している、また内定辞退や早期退職も増加傾向…
・「現場の負担が限界」で、離職の連鎖が止まらない
・採用難のせいで、採用基準を下げて人数を埋めるしかなく、現場の指導品質が目に見えて低下している
・「次世代のリーダー」が育たず、教室展開や新規事業への挑戦を断念している
・「人事部」が兼務により名ばかりになってしまっており、経営ビジョンを学生に届ける年間計画が立てられていない
採用にまつわる時流解説 ~なぜ今、学習塾業界は「かつてない採用困難」に直面しているのか~
今、多くの学習塾が直面しているのは、単なる「求職者数・応募数の減少」ではありません。
業界の構造自体が変容し、従来の採用手法が完全に機能不全に陥っています。
【「教育産業の労働環境の5つの壁」による構造的敬遠】
教育産業(特に学習塾)の労働環境の5つの壁とは、若手人材が労働環境で忌避する以下を指します。
①夜型勤務
②休日出勤
③非効率なアナログ業務
④少子化への不安
⑤そして過度な営業ノルマ
これらのネガティブな情報は、SNSや口コミサイトを通じて可視化されています。
特に30代・40代の即戦力層(中途)や、情報感度の高い新卒学生は、これらの負の要素を持つ企業を「キャリアの墓場」として明確に忌避するようになっています。
20年前の学生が抱いていた「学習塾業界」へのイメージとは大きくかけ離れてしまっているのです。
【品質の低下から「経営崩壊」への負の連鎖】
人材が採用できない、あるいは早期離職が続くことで、現場では「本来講師を任せるべきではないレベルの人材」を教室に立たせざるを得ない状況が発生しています。
その結果、指導品質が低下し、保護者の信頼を失い、退塾率が上昇します。残された社員にはさらに過重な負担がかかり、さらなる離職を招く。
この「品質崩壊スパイラル」こそが、多くの中堅塾を経営危機へと追い込んでいる真の要因です。
【採用の「高度化」への未対応】
かつてのように「求人媒体に広告を出すだけ」や、「現場を知らない人事部任せの新卒採用」「現場業務との兼務者の片手間人事部による採用活動」だけで人が集まる時代は終わりました。
現在の採用戦線では、ターゲット層(顕在層・潜在層)ごとに、SNS、ダイレクト・ソーシング、リファラル(紹介)、採用LPなど、複数のチャネルを使い分け、自社の魅力を戦略的に発信する「採用マーケティング」への移行が不可欠です。
この「高度化」に対応できない企業は、エリア内の採用競合(他塾や他業界)に優秀な人材をすべて奪われてしまうことになります。
採用の時流適応度チェック! ~貴社の採用が「失敗」し続ける理由と、令和の学生・若者との意識ギャップ~
多くの会社・人事担当者が「人が来ないのは少子化のせいだ」と時代のせいにしますが、本質的な原因は貴社内部の「旧態依然とした採用体制」と「令和の求職者」との絶望的なズレにあります。
以下の3点が当てはまってはいないでしょうか?
① 紹介会社や求人広告などへの「外部依存」という名の思考停止
「求人広告を出した、紹介会社に頼んだ。なのに人が来ない」と不満を口にしていませんか?
それは採用を「経営の最優先事項」ではなく、単なる「外部調達」と考えている証拠です。
現代の求職者は、広告の裏側にある「実態」をSNSや口コミで冷徹に見抜きます。
自社の強みを言語化し、自らターゲットに触れる「ダイレクト・マーケティング」の視点を持たない企業は、今後一生、高い掲載料をドブに捨て続けることになります。
② 「熱意」による誤魔化しの限界:アナログな環境を好む今どきの若者はいない!
「教育への情熱があれば、多少の苦労は厭わないはずだ」という精神論は、今の世代には「経営の怠慢」と映ります。
夜型勤務、アナログな事務作業、属人化した指導。これら「業界の5つの問題」を放置したまま「やりがい」を説くのは、穴の空いたバケツに水を注ぐようなものです。 若手が求めているのは「誰でも成果が出せる科学的な仕組み(教育DX)」であり、それを整えずに「人」の根性に期待する経営判断そのものが、最大の離職要因となっています。
③ 「将来性の欠如」という無言の宣告:帰属から「スキル蓄積」へのシフト
新卒や中途の優秀層が求めているのは、単なる「職場」ではなく「自分の市場価値が上がる場所」です。
「授業の進め方」しか教えられない、あるいは将来のキャリアパスが「教室長」で止まっている組織に、優秀な人材は自分の未来を預けません。
中堅塾として、彼らの「成長したい」という健全な欲求を、地域共創や多角化事業というステージで満たせていないこと。
この「ビジョンの欠如」こそが、採用競合に敗北し続ける真の理由です。
負の連鎖を断ち切る:次世代の「採用・組織化」ソリューション
採用難を今までの前例踏襲&根性論で乗り越える時代は終わりました。中堅塾が「勝ち組」に回るために不可欠な、5つの戦略的アプローチを提案します。
① 【戦略的ブランディング】「他塾から抜く」ための独自固有の強み設計
「アットホームな職場」「教育を変える」といった曖昧な表現を排除し、求職者が最も気にする「5つの課題」の解消を前面に打ち出します。
■「5つの課題」の逆を張る募集要項の作成
競合他塾が解決できていない「夜型勤務・休日出勤・アナログ作業」を自社がどう仕組みで克服しているかを言語化し、ネガティブ要素を除去します。
■仮想競合との比較優位の明確化
給与・賞与体系やキャリアステップにおいて、エリア内の他塾を上回る「勝てる条件」を戦略的に設計し、媒体に記載します。
② 【ダイレクト・リクルーティング】タイミー等の最新ツールによる「攻め」の採用
求人媒体を出し続ける状態から脱却し、最新ツールを駆使した自走型採用を構築します。
■タイミー(スキマバイト)を活用した「お試し採用」
採点業務や事務補助をタイミーで募集し、現場の雰囲気を感じてもらった上で、優秀層を直接アルバイトや正社員へ引き上げるルートを確立します。
■SNS(Instagram/YouTube)活用によるファン化
潜在層に対し、経営者のビジョンや教室の日常を可視化し、応募前の「信頼」を醸成します。
③ 【卒業生・アルムナイ採用】最強の資産「卒業生」とのエコシステム構築
自社の理念を深く理解している卒業生や元スタッフは、採用コストゼロで獲得できる「最強の即戦力」です。
■「卒業生ネットワーク」の資産化
かつての教え子(生徒)が大学生や社会人になったタイミングで、新年度の新人募集をダイレクトに告知する仕組みを構築します。
④ 【リファラル&育成】「信頼の連鎖」で人材を自給自足する
外部媒体に頼らず、現役スタッフを最強の採用エージェントに変えます。
■リファラル(紹介)の制度化
友人紹介を偶発的なものにせず、紹介しやすいツールの提供や報奨金設定により、確実な母集団形成に繋げます。
■垂直統合型インターンシップ
大学生アルバイトを将来の幹部候補として育成する勉強会を定例化し、採用を「点の活動」から「線の戦略」へと変えます。
⑤ 【教育DX・オペレーション改革】「属人化」を排除し、クチコミに強い組織を作る
「アナログで非効率」というクチコミは、現代の採用において致命傷となります。現場の過重負担を仕組みで解決し、働きやすさを可視化します。
■校務・教務の徹底標準化
AI教材や管理システムの導入により、未経験者や時短勤務者でも一流の結果が出せる「マニュアル化された現場」を構築します。
■「教育の本質」への集中環境
非効率な事務作業をITで徹底排除し、講師が「生徒の成長」という高付加価値業務に集中できる環境を整えることで、スタッフの満足度とクチコミ評価を向上させます。
船井総研が提供する「採用・組織変革コンサルティング」
船井総研は、中堅学習塾が人材獲得競争において圧倒的優位に立つための全方位的なサポートを提供します。
① 【全ての基盤】自走する「人事部」の構築と「採用活動ロードマップ」の立案
採用を「運」や「外部媒体」任せにせず、自社でコントロール可能な「事業」へと昇華させます。
■「勝てる人事部」の組織設計
社長の直轄組織として、あるいは現場から切り離された専任チームとして、意思決定スピードと実行力を兼ね備えた人事体制の構築を支援します。
■365日の「採用行動計画」の策定
「人が足りなくなったら募集する」という場当たり的な採用を脱却し、新卒・中途・アルバイト・アルムナイの各チャネルを年間でいつ、どう動かすかの精密なロードマップを立案します。
■採用KPIの可視化とPDCA運用
応募数、歩留まり、採用単価、定着率などの数値をリアルタイムで把握し、週次・月次で改善アクションを回せる「データ駆動型」の採用管理体制を整備します。
② 採用戦略のグランドデザイン策定(戦略構築)
■「差別化8要素」に基づいた自社の強み再定義
競合他塾や他業界と比較した際の、貴社独自の「勝てる条件」を明確化します。
■「5つの課題」払拭のための労働条件・評価制度設計
型勤務の是正や、若手が希望を持てるキャリアパスの構築を支援し、求人票の魅力を最大化します。
③ ダイレクト・リクルーティング体制の構築(実戦支援)
■「タイミー」を活用したお試し採用スキームの導入
現場のミスマッチをゼロにし、低コストで優秀層を確保する最新フローを構築します。
■SNS採用マーケティングの運用支援
InstagramやYouTubeを活用し、経営者の想いや現場の熱量を可視化して「ファン」を募る体制を整備します。
■採用LP(ランディングページ)の制作・最適化
応募率を劇的に高めるための、ターゲットに刺さるクリエイティブとライティングを提案します。
④ 資産活用型採用(アルムナイ・リファラル)の仕組み化
■アルムナイ(卒業生)コミュニティの立ち上げ支援
過去の教え子や元社員を資産化し、紹介や出戻りが継続的に発生する「自給自足型」の採用モデルを構築します。
■リファラル(紹介)制度の設計と浸透
スタッフが誇りを持って知人を誘えるよう、インセンティブ設計から社内告知の手法までトータルでプロデュースします。
⑤ 教育DXによる「高生産性・高待遇」組織への変革
■現場オペレーションの標準化・マニュアル化
アナログな事務作業を徹底排除し、未経験者でも即戦力化できる「DX活用型」の運営体制を構築します。
■属人化からの脱却支援
AI教材や管理システムの導入を支援し、「講師の負担軽減」と「指導品質の向上」を両立させ、クチコミ評価の改善を図ります。
⑥ 従業員の市場価値を高める「次世代リーダー・キャリアアップ研修」
単なる「講師」ではなく、どこでも通用する「事業家・ビジネスパーソン」を育成する社内研修体制を構築します。
これは採用差別化のみならず、本業の収益基盤を盤石にするための戦略投資です。
■「事業を創れる人材」の育成と新規事業創出
論理的思考やマーケティング、数値管理といったポータブルスキルの習得に加え、社内で新規事業を立ち上げ・運営できるリーダーシップ研修を実施します。社員が自ら新コースや多角化事業を企画・実行できる「社内起業家」へと成長する環境を整備します。
■本業の圧倒的な業績アップへの還元
ビジネススキルを磨いた社員は、教室運営においても「経営者意識」を持って行動するようになります。コスト意識の向上、データに基づく生徒募集、生産性の高いチーム運営が実現し、結果として本業の粗利最大化と持続的成長をもたらします。
■採用ブランディングとしての「成長環境」
この塾に入れば、教育技術だけでなく、将来的に事業を立ち上げる力まで身につく」というメッセージは、他業界を志望するような最優秀層を惹きつける強力なフックとなり、入社後の高いエンゲージメントを実現します。
※上記の内容はコンサルティングサポートの一例です
担当コンサルタント
株式会社 船井総合研究所
教育支援部 マネージング・ディレクター
犬塚 義人
船井総合研究所内の教育分野のコンサルティングチーム子育て支援部の部長・マネージングディレクターをつとめる経営コンサルタント。
教育・スクール業界の各分野のコンサルティングを多数手がけて成功している。
そのコンサルティング対象分野は幅広く、学習塾、英会話、プログラミング、幼児教室、フィットネス・スポーツ教室、幼稚園・こども園、専門学校、資格スクール、保育施設など多くの教育・スクール・保育分野のコンサルティング実績を持っている。
コンサルティングでは、業界最大手の規模のスクールから地域密着型の中小規模のスクールの経営サポートまで担当。教室の活性化や社員研修、新規事業としてのスクール事業の開業支援、システム会社・教材・FC本部のプロデュースなどを行っている。
学習塾、プログラミングなど教育産業の各業界の市場規模や業界動向にも精通しており、新聞などのマスメディアや各業界誌などへのインタビューや寄稿なども数多く担当している。
