採用の新潮流:治療院の未来を拓く戦略的アプローチ

近年、整骨院をはじめとする治療院業界では、人材確保の難しさが年々深刻化しています。
多くの院が柔道整復師や鍼灸師の採用に力を入れ、学校や外部企業が主催する採用説明会に参加していますが、「参加すれば採れる」という時代ではありません。
実際には、明確な戦略や差別化された準備がなければ、理想の人材との出会いにはなかなかつながらないのが現状です。
いわば、「なんとなく参加しても、成果は期待できない時代」なのです。
だからこそ今、他院と一線を画す採用戦略が求められています。貴院の強みや魅力をしっかりと言語化・視覚化し、学生の心を動かす準備を整えることで、採用の成果は大きく変わってきます。
この記事では、説明会で確実に成果を出すための準備・実行ポイントを、具体的かつ実践的にご紹介していきます。
採用説明会を成功させるための重要ポイント
採用説明会は、単なる“会社紹介の場”ではありません。
学生と直接接点を持ち、企業の魅力を伝え、選考へとつなげる「最大のチャンス」です。特に整骨院業界においては、学生の第一印象や現場とのフィット感が、応募意欲に直結します。
弊社では、採用戦略の中でもこの説明会を「採用成功の起点」と位置付けており、事前の戦略設計と当日の運営力が、結果を大きく左右すると考えています。
本章では、説明会を“ただ参加する場”ではなく、“採用成果を生む場”に変えるための6つの成功要素を、実践的な視点で詳しく解説していきます。準備・体制・運営・資料の工夫――そのすべてが、未来の仲間と出会うカギとなるのです。
1. ターゲットを明確にする:学校リストの作成と活用
採用活動において最初に取り組むべきは、「どの学校の学生にアプローチするか」を明確にすることです。
やみくもに説明会に参加しても、狙うべき学生に届かなければ意味がありません。
まずは、貴院が求める人物像(スキル・志向・価値観など)を定義したうえで、それに合致する専門学校や大学のリストを作成しましょう。
地域、学科、過去の採用実績、学校の就職支援体制などもあわせて整理すると、より戦略的なアプローチが可能になります。
この「学校リスト」は、単なる一覧表ではなく、採用戦略全体を左右する“地図”のような存在です。
精度の高いターゲティングが、効率的かつ成果につながる採用活動の第一歩となります。
2. 万全な準備体制を構築する:社内体制の整備とスケジュール管理
説明会への参加が決まったら、成功のカギを握るのは「どれだけ準備を整えられるか」です。
限られた時間の中でもミスなく進行するためには、社内での役割分担やスケジュールの明確化が欠かせません。
準備段階で必要な主なタスクは以下の通りです。
● 説明会の参加申し込み
● ブース装飾品の準備・手配
● 参加メンバーの人選
● 説明資料(スライドやパンフレットなど)の作成
中でも特に重要なのが「ブース装飾」です。学生の第一印象を左右するだけでなく、会場内で目立つかどうかもここで決まります。
チープな印象では足を止めてもらえませんが、魅力的な装飾が施されたブースであれば、自然と注目を集め、他社と差別化できます。
さらに、説明会当日に必要な物品も幅広く、以下のような項目を漏れなく準備しておくことが理想です。
● 映像・音響機器:プロジェクターまたは27インチ程度のディスプレイ、スタンド、接続ケーブル、プレゼン用PCやiPadなど
● 情報収集アイテム:メモ帳、カメラ・ビデオカメラ
● 広報物:誘導用チラシ、アンケート用QRコード、パンフレット
● 衛生対策:スタッフ用マスクなど
● その他:マイク&スピーカー(大規模会場向け)、延長コード、ノベルティ(トートバッグや消毒液など)、LINEやInstagramへの導線となるQRコードボード、名刺など
これらの準備項目は「チェックリスト化」して、社内で共有・管理することをおすすめします。
万全の準備こそが、説明会での成果に直結します。
3. 当日の効果を最大化する:参加メンバーの選定と役割分担
採用説明会で成果を上げるためには、「誰が、何をするのか」を明確にし、万全の体制で臨むことが不可欠です。
弊社では、参加可能な上限人数でのフル参加を推奨しており、それぞれのメンバーに明確な役割を与えることで、リスト獲得の最大化を実現できます。
以下に、説明会におけるおすすめの役割分担例をご紹介します。
◆ 参加者A:プレゼンテーション担当
〈主な役割〉
・説明会本番でのプレゼンテーションを担当
・出欠確認やアンケートの促しなども一部サポート
〈適任者〉
・経営陣や部門長など、会社の想いや魅力を熱意を持って伝えられる人物
・学生に信頼感と共感を与えられるリーダー層
◆ 参加者B・C:サポート担当
〈主な役割〉
・プレゼン前の受付対応・LINE登録の誘導
・プレゼン後のアンケート記入サポート・次ステップへの案内
・プレゼン中にブースを訪れた学生への対応や、必要に応じた呼び込みの補助
〈適任者〉
・若手社員や現場スタッフなど、学生と距離感が近く話しやすい人材
・明るくフレンドリーな対応ができる社員
◆ 参加者D・E:呼び込み担当
〈主な役割〉
・ブース周辺での呼び込みに専念
・一人でも多くの学生を着席へ導くための積極的なアプローチ
・ブースに入った学生の導線確保や案内も担う
〈適任者〉
・営業経験のある社員、現場で活躍中の若手エースなど
・エネルギッシュで声かけに積極的な人物(採用業務の経験は不問)
このように、明確な役割分担を事前に決めておくことで、当日の動きがスムーズになり、「着席率の向上」や「アンケート回収率の向上」といった成果に直結します。
ブース内外での動線設計を意識し、チームとして一体感のある運営を目指しましょう。
4. 時間を戦略的に使う:説明の効率化と回転率の向上
採用説明会でより多くの学生にリーチするためには、「限られた時間をどう使うか」が大きなカギを握ります。
特に、ブース形式の説明会では、時間をかけて丁寧に話すよりも、「短時間で伝えるべきポイントを絞り、回転数を上げる」ことが、接触数を最大化する上で非常に効果的です。
プレゼンの時間設定は、説明会の形式や運営ルールによって異なりますが、時間に自由がある場合は戦略的な構成が可能です。
例:プレゼン回転数による違い
仮に説明会の開催時間が4時間(240分)あったとします。
・プレゼン時間を30分に設定すると、実施回数は最大8回
・一方、20分に短縮すれば、最大12回実施が可能です
この回転数の差は、そのまま「ブースに呼び込める学生数の差」として表れます。
つまり、プレゼン時間を効率化することで、単位時間あたりの接触人数を増やすことができ、より多くのリストを獲得するチャンスが生まれます。
また、短時間プレゼンを繰り返すことで、「今からなら聞ける」「少しなら時間がある」と思った学生の流入も促進でき、機会損失を防ぐことにもつながります。
5. 継続的なアプローチ:呼び込みと待機学生のフォロー
採用説明会で成果を出すには、プレゼン中の時間も無駄にせず、常にアプローチを続ける姿勢が重要です。
多くのブースではプレゼンが始まると呼び込みが止まりがちですが、それではチャンスを逃してしまいます。
呼び込みは常に継続する姿勢を
プレゼンテーション中であっても、「呼び込み担当」や手が空いている「サポート担当」は、常に周囲の学生に声をかけ続けましょう。
特にプレゼンが始まったばかりであれば、そのままブースに誘導し、途中からでも聞いてもらうことができます。
待機学生をフォローして関係性を築く
プレゼンが中盤以降に差し掛かった場合、呼び込んだ学生がその場でプレゼンを聞けないケースもあります。
そうした待機中の学生には、「サポート担当」が積極的に声をかけ、企業や仕事内容について会話しながら時間をつなぎます。
このフォロー時間の質が、そのまま次のプレゼン参加率や企業への印象に直結します。
特にこのタイミングで、学生の関心を引くエピソードやパンフレット、イベント案内などを活用することで、学生の離脱を防ぎ、次のプレゼンや個別相談へ自然に誘導できます。
6. 魅力的な情報発信:説明資料の作成ポイント
採用説明会の成功には、「資料の完成度」が非常に大きな影響を及ぼします。どれほど素晴らしいプレゼンターがいても、視覚的に訴える資料が貧弱であれば、伝わるべき魅力も半減してしまいます。反対に、スライドやパンフレットが充実していれば、話す内容以上に記憶に残り、「また話を聞いてみたい」「応募してみよう」という感情を喚起できます。
では、どのような情報を、どう伝えるべきなのか。ここでは、スライドとパンフレットの両面から、学生の興味・共感・行動を引き出すための作成ポイントを詳しく解説します。
スライド作成のポイント
① 会社の“想い”を伝える
採用広報において、最も差が出るのは「理念や想いをどう語れるか」です。学生は仕事内容や待遇よりも、「この会社で働く意義」「何を目指している会社か」に関心を持っています。
単なる情報提示ではなく、経営者や現場スタッフの言葉を交えて、「なぜ治療院を運営しているのか」「どんな未来を目指しているのか」「どんな想いで患者様と接しているのか」を丁寧に表現しましょう。
理念のビジュアル化(ミッション・ビジョンの図解、患者さんとのストーリー紹介、働く人の写真)も効果的です。
② 会社紹介は“3つの強み”に絞る
説明時間には限りがあります。伝えるべき内容が多いからこそ、「本当に伝えたい3つの要素」に絞ることがポイントです。
例えば以下のようなテーマを具体的な数字や制度と共に紹介しましょう。
● 「3年で治療家として独り立ちできる育成制度」
● 「20代から幹部も目指せるキャリアパス」
● 「週休2.5日でプライベートも大切にできる勤務体系」
このように、"自分に関係あることだ"と感じさせる具体性と親近感を意識します。
③ “次の行動”へと誘導する構成に
プレゼンの最後に、「参加してよかった」で終わってはいけません。必ず、説明会終了後のアクションへと誘導しましょう。
● 「この場で次回の院見学会に申し込む」
● 「LINE公式アカウントから会社説明動画を見る」
● 「パンフレット裏面のQRコードからエントリーする」
など、具体的な“行動の導線”を用意し、その場でアクションを起こしてもらうことが重要です。後日対応では離脱率が高まるというデータもあり、即決・即行動に繋げる仕掛けを組み込みましょう。
パンフレット作成のポイント
① 表紙で“関心を引く”
パンフレットは「紙のプレゼンテーション」です。表紙が魅力的でなければ、中身を読んでもらえません。
タイトルには「学生の興味を引くキーワード」を使いましょう。たとえば、
● 「3年間で治療のプロに」
● 「柔整師の未来を描ける職場」
● 「未経験から幹部へ、最短ルート公開」
など、成果・夢・共感を促す表現が効果的です。写真やデザインも明るく、清潔感があり、“自分が働いている姿”を想像しやすい構成を目指しましょう。
② 学生目線で情報を構成する
採用パンフレットで失敗しやすいのが、「企業が伝えたいこと」だけを盛り込んでしまうケースです。学生は「どんな待遇か?」「働く環境は?」「人間関係は?」「将来性はあるのか?」といった不安を解消する情報を求めています。したがって、以下のような構成を意識しましょう。
● 勤務時間・休日・給与の明示
● 実際の先輩スタッフの声(動画やインタビュー)
● 1日の仕事の流れ・1年目のスケジュール
● 院内イベント・チームの雰囲気
「等身大の情報」が信頼感を生みます。
③ キャリアパス・研修制度の図解
学生が入社後に成長するイメージを持てるように、キャリアの道筋を図で明確に示しましょう。
例:
● 「1年目:受付・問診補助 → 3年目:施術責任者 → 5年目:院長 → 7年目:マネージャー」
● 「入社後3ヵ月は週1回の社内研修あり」
こうした構造は、将来の安定や成長を重視する学生の安心材料になります。
④ “行動喚起”を促す設計
最後に、パンフレットの裏面や中央に、「行動につながるページ」を設けましょう。
● 院見学の申込方法(LINE QR)
● 説明会の日程
● 選考までの流れ(フローチャート)
● よくある質問(Q&A)
“見たら動きたくなる”ような仕掛けを散りばめることで、紙媒体であっても強いリード獲得が可能になります。
このように、スライドとパンフレットは、ただの説明用資料ではなく、「応募者の感情と行動を設計するツール」です。
魅力が伝わらない資料では、人は動きません。反対に、心を動かす資料があるだけで、説明会の成果は2倍、3倍にも変わります。
貴院の未来の仲間に「ここで働きたい」と思ってもらえるよう、資料作成には最大限の工夫と熱意を注ぎましょう。
採用活動を支援する各種ツール
採用活動の成功には、戦略的な準備と現場での的確な運用が求められます。特に説明会や求人イベントの場では、短時間で最大限の成果を出すための「型」や「ツール」が成果を左右します。
弊社では、これまで数多くの治療院様の採用支援を行う中で、現場で“本当に役立つ”ツールを蓄積・整備してまいりました。初めて採用活動に取り組む方にも、すでに活動をされている方にもご活用いただける、実践的なツール群です。
ここでは、その代表的なものをご紹介いたします。
■ 各種マニュアル類(説明会運営マニュアル・声掛け台本など)
採用説明会を成功させるには、ブース運営の流れや学生対応のセオリーを全員が共有していることが重要です。
弊社では、当日の流れを可視化した「説明会運営マニュアル」、学生への声掛け例や応対フレーズをまとめた「トーク台本(ロールプレイ可)」などをご用意しています。
これにより、初めて説明会に参加するスタッフでも安心して役割を遂行できるようになります。参加者全員の“質の均一化”を図ることで、チームとしての成果を最大化します。
■ 採用パンフレット(デザイン・構成付きテンプレート)
学生に配布するパンフレットは、「読まれるかどうか」が最も重要です。
弊社の採用パンフレットテンプレートは、学生目線で構成されており、「見やすさ」「魅力の伝え方」「行動喚起」を重視して設計されています。
現場に合わせて内容をカスタマイズできるよう、編集可能なデータ形式で提供しており、自院独自の魅力を盛り込みやすい点も特徴です。表紙デザインやキャッチコピーの作成支援も行っています。
■ 求人画像(SNS・求人媒体用バナー)
近年では、LINEやInstagram、求人ポータルなど、視覚的訴求の強い媒体でのアプローチが重要です。
弊社では、SNSや求人サイト向けに最適化された「求人バナー画像」を複数パターンご用意しています。職種別、季節別(春採用・秋採用など)、キャンペーン型など、多様なシーンに対応可能です。
自院のイメージや価値観に合わせてカスタマイズすることもでき、ブランディングの一環としての活用もおすすめです。
■ 学生情報管理シート(Excelテンプレート)
説明会で集めた学生リストの「管理と追跡」は、採用効率を大きく左右します。
弊社では、学生との接触日・対応状況・志望度・次回接点予定などを一元管理できる「学生情報管理シート(Excel)」を提供しています。
簡単な入力で追跡管理ができる仕組みとなっており、スタッフ間での情報共有やフォロー漏れの防止にも役立ちます。
面談日程調整やLINEでのやり取りを一覧で管理できるシートもあり、説明会以降のリード育成に最適です。
■ 採用促進チラシ(合同説明会での配布用・学校設置用)
限られた時間で最大限に学生の興味を引くには、チラシの構成・訴求ポイントが極めて重要です。
弊社では、「整骨院業界ならではの魅力」をわかりやすく伝えるテンプレートを元に、チラシデザインの支援を行っています。
特に「学校内での設置用」や「当日配布用チラシ」は、トレンドや学生心理を押さえた言葉・構成になっており、説明会前後の印象づけや来場促進に効果を発揮します。
これらのツールを活用することで、説明会の質は飛躍的に向上します。加えて、採用活動の属人化を防ぎ、再現性と継続性を担保する体制づくりにも繋がります。
採用にお悩みの方は、ツール単体での導入も可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。経験豊富なコンサルタントが、貴院の現状に合わせた活用方法をご提案いたします。
包括的な採用コンサルティング
弊社がご提供する「採用コンサルティング」は、単なる採用説明会の成功支援にとどまらず、治療院全体の成長戦略と組織力向上までを見据えた、包括的な支援プログラムです。
現場の施策と経営視点の戦略をつなぎ、整骨院が中長期的に持続可能な体制を築くことを目指しています。
その全体像は、以下の3つのステップで構成されています。
【STEP1】Recruit(採用力向上)
まず重要なのは、「自院にとって本当に必要な人材を、必要なタイミングで確実に採用する力=採用力」です。
現状の人員体制や配置バランスを棚卸しし、今後のビジョン・店舗展開計画を踏まえた採用戦略を設計します。
この段階で、以下の要素を丁寧に整理します。
● 採用すべき人数・タイミング
● 求める人物像(スキル・価値観)
● 採用チャネル(学校、SNS、紹介など)
● 採用KPIの設計(説明会集客数、面談率、内定承諾率など)
● 貴院独自の採用コンセプト・訴求軸
また、求人票の表現やパンフレットなど、学生との最初の接点である「採用ブランディング」もこのフェーズで再構築します。
戦略的かつ計画的に人材を確保する体制を整えることで、「採用活動の属人化」や「毎年ゼロからの準備」といった負担を解消し、再現性ある運用を実現します。
【STEP2】Educate(組織力向上)
採用した人材を定着・育成し、戦力化することが、採用の本来のゴールです。
ここでは、教育体制と職場環境の整備を通じて、院全体の組織力を高める支援を行います。
具体的には、以下のような支援を実施します:
● 新人教育カリキュラム・成長ロードマップの策定
● OJT支援ツールや育成チェックシートの提供
● 育成担当者への指導・育成面談の設計
● 離職要因の分析と改善(人間関係・労働条件・キャリア不安など)
● キャリアパスと評価制度の明確化
また、育成と同じくらい重要なのが、「安心して働ける・成長実感を得られる」職場づくりです。
弊社では、働きがい・エンゲージメント向上のための組織設計や、院長・管理者層のマネジメントスキル向上研修なども支援可能です。
【STEP3】Expand(事業拡大と経営品質向上)
採用と育成が軌道に乗れば、次に目指すのは「持続的成長」と「経営品質の底上げ」です。
単なる規模の拡大ではなく、収益性・社会性・顧客満足・職場環境といった経営の質を高めながら事業拡大を実現していくフェーズです。
このステップでは、以下のようなテーマを扱います。
● 多店舗展開のためのエリア戦略・出店分析
● 財務指標や経営KPIの見える化
● 院長育成・マネージャー教育プログラムの導入
● 顧客満足度調査と改善サイクルの導入
● 評判・ブランド価値向上のための広報設計
「採用」や「教育」が現場任せでなく、経営戦略の一部として機能していくことで、治療院の未来に向けた経営基盤がしっかりと築かれていきます。
これら3つのステップを一気通貫で支援することで、私たちは採用から育成、そして成長までを見据えた“経営としての人材戦略”を実現します。
整骨院・整体院における採用の悩みや人材課題に直面している場合、ぜひ一度ご相談ください。
専門コンサルタントが、貴院の現状に即した戦略的提案と、現場で使える具体的ノウハウをもとに、長期的な成長支援をいたします。
まずはご相談ください
ここまでご説明したように、整骨院・整体院業界の採用環境は年々厳しさを増しており、従来のやり方では成果が出づらくなってきているのが実情です。
求人票を出すだけでは人が集まらない、説明会に参加しても思うような学生と出会えない、採用してもすぐに辞めてしまう——こうしたお悩みは、今や多くの院で共通する課題となっています。
特に、「採用説明会」は貴重な接点でありながら、準備不足やノウハウの欠如により成果を逃してしまうケースが後を絶ちません。
だからこそ、採用説明会の成果を最大化し、そこから継続的な採用体制を確立するためには、戦略的かつ実践的な取り組みが欠かせません。
私たち船井総研は、これまで全国数百以上の治療院の採用を支援してきた専門集団です。
業界特有の学生動向や就職志向を熟知しており、「どのような準備をすれば集客ができるか」「どんな資料が響くのか」「誰を説明会に出すべきか」「説明会後の流れをどう構築すべきか」など、現場で使えるノウハウと豊富な成功事例をもとに、貴院に最適な提案とサポートをいたします。
具体的には、
● 第一印象で差がつくブース装飾や配布物の企画・制作
● ターゲット校へのアプローチ戦略と関係構築の支援
● 役割分担を踏まえた参加メンバー構成の最適化
● プレゼンテーション内容の構成・添削・練習支援
● 学生フォローのためのLINE運用やアンケート設計
● 採用後の研修・キャリアパス設計・離職防止体制の構築 など
採用活動を単発のイベントで終わらせるのではなく、持続的に成果が出る「仕組み化」へ導くことが、私たちの提供価値です。
もし現在、採用活動に対して少しでも不安や課題感をお持ちでしたら、ぜひ一度ご相談ください。
どんな些細なことでも構いません。ヒアリングを通じて現状を丁寧に分析し、貴院の強みや想いを最大限に活かせる採用戦略をご提案させていただきます。
人材は院の未来をつくる最大の資産です。
良い人材との出会いは、良い準備から始まります。
船井総研の専門チーム一同、貴院の採用活動とその先の組織づくりにお役立てできることを、心より楽しみにしております。
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