
今回は開業1年後に障害年金業務を始められた愛知県常滑市のきよたか労務管理office様のインタビューをご紹介いたします。
障害年金特化の事務所を始められた後、地方商圏で初年度依頼件数50件以上を獲得し、全国トップクラスの受任率を誇るきよたか労務管理office様に、障害年金事業に対する思いや、これからの目標についてお伺いしました。
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社労士になったキッカケとストーリーを教えてください。
大学を卒業して一般の会社に就職していましたが、一社目に入ってすぐ辞めました。
兄は東京ですでに就職をしていて、地元に戻るつもりはなさそうでしたし、二社目に入った時に母親が他界したのをきっかけに、それまで僕が迷惑をかけたこともありましたので、父の町工場の仕事を手伝うことになったというのが経緯です。
町工場はやはり海外との競争も厳しく、先の見えない不安も拭えなかった矢先、父に「なにか資格を取っておかないと、この製造業がダメになった時にどうするんだ」と言われて、たまたま家に送られてきていた社労士の資格講座パンフレットを渡されました。
社労士のことなど全く知らないまま講座を受講し、勉強に時間も使ったし取れるまではやるぞという感じでしたが、社労士になるための志は全くない状態で資格を取りました。
実家の町工場は、特に資格を持っていない叔母が事務や手続きなどの仕事をしていたので、資格がなくても出来る、資格がある人の専門の仕事ではないと思っていました。
各種手続きや、給与計算、助成金など、そういうものを資格者がやる仕事だと思い、顧問先に営業をかけてみましたが、事業主さんからは「返さなくてもいいお金でしょ」「なんでもいいから助成金取ってきてよ」というようなことを言われることが多かったです。
しかし、なんでもいいから助成金を取るということは、その助成金を本来の目的とは違う用途で使ってもおかしくないわけですよね。
自分の中で、そういう後ろめたい事をどうしてもやりたくない。嘘をついてまで仕事はしたくないし、自分にも嘘つきたくない、というのがありました。
せっかく資格を取ったものの、社労士の仕事にまったく魅力を持てないでいたある時、支部の新人が手伝わなくてはいけないイベントがありました。
初めてそこで支部の社労士の人達と会い、「僕らは年金事務所の相談員をやっているんだけど、君に向いていそうだから、ちょっとやってみないか」と声をかけてもらいました。
社労士の仕事よりも相談員に興味があったことと、誰かのために何か出来るのだったらと思い、年金事務所の相談員というものが何をするのかも知らぬまま、相談員をすることになりました。
その年金事務所では、老齢年金、遺族年金、障害年金などの手続きの相談を受け持つようになり、手続きが分からないたくさんのお客さまが相談に見えて、手続きが終わった後に「すごく分かりやすかったよ」とか「すごく助かったよ」と、直接ありがとうと言われる経験をして、これがすごい自分としてはすごく楽しく、「やりがいってこういうことなのかな」と感じることが出来ました。
そんな矢先、今は名古屋におられる久保先生という方が、以前はこの地域で障害年金をやっていたけれど、今はこの地域に障害年金をやっている人はいない、というのをその支部の人たちから聞きました。
年金事務所の中の問題ですが、障害年金の書類というのは普通の手続きに比べて長く保管しておかなければならず、膨大な相談資料によって場所がどんどん圧迫されていくので、困ってる人が多くいるということ、そしてこの地域には専門の先生が不在であること。
この地域は困ってるんだなと知ったちょうどその時に、船井さんからのDMに、その久保先生が船井さんからサポートを受けているということが掲載されているのを見て、その時に船井総研も初めて知ったんです。
そのタイミングで、では自分も一度、船井さんに話を聞いてみようと思いました。
実際に聞きに行って、東京駅からすぐの立地であったり、都会の最先端の会社であり多様なデータも持っているし、たくさん情報を持ってる船井さんになら、サポートしてもらってもいいかなと思いました。
自分が障害年金やるのも、船井さんにサポートをお願いするのも、全部自分の責任で、ダメだったらやめればいいし、自分の尻拭いは自分ですればいいと思い、まずはやってみて考えようと、船井さんにサポートをお願いして、この障害年金を始めて今に至ります。全部たまたまの縁があった、という感じですね。
障害年金を実際にやって、良かったと実感されている点はどういうところでしょうか。
やはり何よりも、「助かったよ」とか「先生に相談してよかった」とかそういう感謝の気持ちを、直接言ってもらえて顔も見られることですね。
例えば障害年金の対象にならなかったり、結果的に不支給になってしまったりしても、相談してよかった、話せてよかったと、もちろん仕事として成り立った時でも感謝はしてもらえますが、そうでなくても人の助けになっていることを、直接感じられ直接言葉でも貰えるということが、良いところかなと思っています。
逆に障害年金に取り組んでみて、ご苦労されたことはありますか?
ないです。(笑)
確かに経験が浅い時には、難しいケースだったり、通常の原則じゃないパターンの申請などがあれば通常は困ると思いますが、僕は「困ってはいるけど障害年金研究会の先輩方に聞ける、頼れる環境がある」とか「研究会で使うテキストや事例を調べたり、見たりできる」という環境が最初からあったので、本当に困った、苦労した、というのはあまりないですね。
結果的に、そこでかかった時間や大変だったなという思いも、お客さまのために繋がってるので、苦労として残っておらず、全部良かったなという風に残っています。
本当に助かっています。
※きよたか労務管理 office WEBページより引用
今後どのような事務所経営を考えられていますか?
もう自分一人ではどうしても手が回らない!」っていうぐらい、忙しくなり、仕事は今の倍ぐらいというのを目指したいというのもあります。
そして「この地域で困ったら、あの人に聞けばいいよ」と認知されることですね。
それが障害年金だけではなく、病気や障害で困ったら、話も聞いてもらえるし、必要なところにつないでくれるから、まずはあの人に聞いてみよう、と思ってもらえること。それが一番目指すところですね。
船井さんは、「お金を払ってるから何かやってもらう」という関係ではなく、自分のできないことをまず信頼して任せられるパートナーです。船井さんとの仕事は、ずっとチームという感じではやらせてもらっていますし、皆さんもそう思ってくれているのかなと感じているので、本当に楽しくやれています。
一人でなく、チームで仕事したいという思いを満たしてくれて、感謝しています。
これからもよろしくお願いします。
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