濱坂電機株式会社様
東京都
工場・その他建築物の各種電気設備の設計、施工及び監理・FA設備・各種制御機器の設計、製作及び据付工事、制御用ソフトウェアの作成、省エネ・原価削減提案、電気材料・電設資材の販売と卸
社長が掲げる100億円企業化の目標への現状課題を解決すべく、船井総研にロードマップ策定を依頼。PMVV構築によるマインド変革、人材育成と新規事業をスピーディに展開する。国際的な学びを通じて経営軸を確立し、目標達成を見据えて変革期を迎える。
経営者が会社の未来を見据えて高い目標、例えば「100億円企業」を目指すと力強く宣言したとき、社内はどのように反応するでしょうか。
目標のスケールが大きければ大きいほど、現場で働く社員や従業員は「今の事業規模から一体どうやって到達するのか」と戸惑いを感じ、経営陣との間に温度差が生まれてしまうことは決して珍しくありません。大きな夢を語るだけでなく、そこに至るまでの確かな道筋を示すことが求められます。
今回は100億宣言をされた、工場や建築物の電気設備工事、FA設備の設計・施工などを幅広く手掛ける濱坂電機株式会社様の事例です。
同社がどのようにして「100億円企業」という壮大なビジョンに向けたロードマップを描き、社員の意識改革を実現し、新規事業の立ち上げへと踏み出したのか。
その飛躍の軌跡をご紹介いたします。
突然の「100億円企業」宣言と社内の戸惑い。ロードマップなき目標からの脱却
濱坂電機様の挑戦は、数年前に社長が突如として「100億円企業になる」という極めて高い目標を掲げたことから始まりました。しかしいきなり100億という数字が提示されたため、社内では「どうやって実現するのか」と戸惑いの声が上がったといいます。
そんな漠然とした課題を抱えていた折、取締役である田中様が当社の「100億企業化」というメールマガジンを目にされました。
これをきっかけとして講座にご参加いただき、同じように高い目標を持つ多くの企業経営者との交流を経て、「まずは100億円企業になるためのロードマップを作ってみませんか」という当社の提案に強い関心をお持ちいただきました。
社内で慎重に検討を重ねた結果、この壮大なビジョンを現実のものとするため外部の知見を取り入れて本格的なロードマップ策定を進めるご決断をされたのです。
これは現状維持を良しとせず、未来へ向けた第一歩を踏み出した瞬間でした。
絵に描いた餅にしない、根幹となる意識改革とPMVVの構築
緻密なロードマップを作成しても自動的に会社が成長するわけではなく、それを実行する人材の心に落とし込めなければ「絵に描いた餅」になってしまいます。
濱坂電機株式会社様においても、完成したロードマップを具体的にどう組織へ落とし込むかが次の大きな課題となりました。
そこで当社が強くご提案したのは、社員の「意識改革」とPMVVといった経営理念体系の構築でした。組織のベクトルを合わせ、全員で「100億円企業」という高い壁を乗り越えるためには、小手先のテクニックや業務命令ではなく根本的な理念に対する深い共感が不可欠です。
このPMVV構築のプロセスを通じて、社員一人ひとりが会社の未来や事業の意義について想像以上に深く考え、熱い思いを抱いていることがわかりました。また同時に、「電気工事業界全体の社会的地位を向上させたい」という漠然とした願いを、揺るぎない経営の「軸」へと昇華させる機会となりました。
このように明確な指針が言語化されたことで、100億円企業という目標に向けてチーム全体がブレることなく突き進むための確固たる土台が完成しました。
「100億円企業」達成に向けた人材育成と新規事業の立ち上げ
意識改革やPMVVの浸透という強固な土台が整ったことで、ロードマップに基づく具体的な施策がいよいよ本格的に動き出しました。
100億円企業を目指す上で最も重要な経営資源は「人材」に他ならないという考えのもと、濱坂電機株式会社様では採用活動の強化だけでなく、既存社員の育成と定着を図る独自の「3人で1人前プロジェクト」を当社と共にスタートさせています。
さらに次世代の経営幹部を育成・輩出するための合宿形式のセミナーを導入するなど、組織の層を厚くする取り組みも加速させています。
また既存の電気工事業の枠組みに捉われない成長を描くべく、冷静な分析に基づいた「新規事業」の立ち上げにも着手しました。具体的には世界的な潮流である「脱炭素支援事業」を開始し、実質的な顧客獲得に向けた戦略立案を実行しています。
今後はM&AやIPOといった手段も視野に入れ、多角的な戦略をもって100億円企業への道のりを突き進んでいく方向と田中様は語られています。
現状維持ではなく、まずは「行動してみる」ことの価値
新たなコンサルティングサービスの導入や外部知見の活用に対し、費用の面から躊躇される経営者様は少なくありませんが、濱坂電機株式会社様は「まずはやってみる、行動してみる」という果断な決断を下されました。「もし結果が伴わなければその時に止めればいい、大切なのは現状維持ではなく未来に向けて動いてみることだ」――。この力強いメッセージこそが100億円企業への道を切り拓く最大の原動力となります。
実際、最初の一歩を踏み出し、ロードマップという地図を手に組織の意識改革を行うことで、会社の未来は確実に好転し始めます。濱坂電機株式会社様の事例は、外部の知見を適切に活用しながら自社の潜在能力を最大限に引き出すことの重要性を証明しています。
このような経営者様におすすめです
・ 最初の一歩として「100億宣言」を検討している経営者様
・「100億企業化」に向けた事業、人員、財務計画を策定したい経営者様
・既存事業の成長に限界を感じており、新たな柱となる新規事業を検討している経営者様
・計画策定だけでなく、実行まで伴走してくれるパートナーを探している経営者様
「100億円企業」へのロードマップをどのように描き、社員を巻き込んでいったのか。
濱坂電機株式会社様の挑戦の裏側にある詳細なエピソードは、下記のお客様の声ページにてご覧いただけます。
