DX中期経営計画

2021年12月16日

「今度、経営方針発表会をする予定です。そこではDX強化を打ち出したいのですが、具体的に何が出来るのか?何をすべきなのか?何が優先順位なのかで悩んでいるところです。」

先日、ある企業の社長様からこんなご相談を頂きました。DX化が叫ばれている昨今、より具体的により全面的に深堀りしていきたいという思いがこの社長様にはありました。

「DXについての考え方は分かる。結構、自分なりに勉強もしている。他社の事例も調べている。何をすべきかも知っているつもり。しかし、改めて考えてみると、ちょっと断片的にしか捉えていないようだ。経営全般を見た時、営業・業務・現場・技術・管理部門と色々ある中で、何が優先で?どんな順番でやっていくのか?どれくらいの期間を掛けるべきなのか?適切なコストは?等々、自社に最適な中長期的ストーリーを描けていない…」
というご相談でした。

確かに、世の中にDXツールは各種多々溢れています。売り込みも多いでしょう。1つ1つ見ていくと有効なツールはあるでしょう。しかし、それが導入企業にとって最適なのか?とはまた違う問題です。いつ導入するのか?その順番も大事でしょうし、何しろ適切なコストの掛け方が一番の問題です。

そこで考えなくてはいけないのが「DX中期経営計画」です。経営に中期経営計画が必要なように、DX化にも中期経営計画が必要です。3~5年計画でDX化で目指すこと・目指したい姿を明文化・数値化することです。例えば、営業系のDXツールを入れた場合、売上拡大計画と共に比例して営業マン数が増えていってはいけないでしょうし、粗利率改善も見込まなければいけません。そもそも、今、営業部門だけを強化して良いのか?業務部門や現場の体制はそれに対応できるのか?業務部門や現場のDX化の方が先ではないか?ならば、1~2年目は業務部門や現場のDX化で、2~3年目に営業のDX化にしよう、その場合、1~2年目のDXコストは〇〇〇円で、3~4年目は〇〇〇円に抑えたい等々、そのような検討をして明文化・数値化することです。

企業に出店計画・拠点展開計画・新築計画・設備増設計画・人員計画があて、それと連動する形で売上利益計画があるように、「DX中期経営計画」が必要な時期に来ている企業は実は多いようです。

一度、振り返って、「DX中期経営計画」を検討してみてください。











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