当社グループの話ですが、7月1日に、「船井総研デジタル」という会社を発足させました。
グループの営業事務や会員サポート、Web広告など会員各社の営業サポートを行っている「船井総研コーポレートリレーションズ」と、システム開発を行っている「新和コンピューターサービス」との2社を合併させた会社になります。
同社では、“デジタル”という名前の通り、システム開発とITコンサルティング(デジタルBPR)、デジタルマーケティングのBPOサービス、デジタル人材育成などを主業とします。
一方で、事業的なところよりも、もっとインパクトが大きいのが、自社のデジタル人材採用を戦略のど真ん中に置いている点です。
会社が成長軌道にあったり、業界が成長マーケットであったりとなると、業績の維持はなんとか実現できるものです。さらに成長をとなると、ヒトの量と質は欠かせない要素になります。
会員企業様の経営相談をしていても、店舗展開をしたいのに人が足りない、新規事業に参入したいが適正な人を充てられない、という声は少なくありません。
コンサルティングの現場でも、マーケティング面は、(市場や環境もありますが、)目の前のトップラインを上げるという点での施策よりも、これを効率的に実現するコーポレートマーケティングの人材確保の方が、大きな課題になっています。
例えば新卒採用の人数の話などの時、補充採用ではなく、余剰採用こそが成長性です、とお伝えし続けています。
そして現実的に、採用、特に新卒採用がうまくいっている会社ほど、安定的な成長を遂げ、次のチャレンジも可能になっています。
この延長線上では、来期はデジタルの知識や経験がある新卒を複数人単位で採用しましょう、再来期はさらに、外国語が堪能な人材の複数人採用にチャレンジしましょう、となってきます。
新しいことを行うに、プロの力も必要でしょうが、価値観を同じくするメンバーこそが、
これを下支えすることになるためです。
先般も、こちらのコラムで、人事ブランディングが一つの解ですと、お伝えしました。
一筋縄ではいかないこともありますが、今、余剰採用へ舵を切らないと、未来がないのと同じことになってしまいます。
改めて、ワクワクする未来を描いて、人材確保のアクセルを踏み込みましょう。
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売上を上げるのはカンタン、でも人の採用は・・・
2022年07月04日