今後のグレートカンパニーアワードについて

2021年11月01日

これまでグレートカンパニーアワードを主催していた一般財団法人船井財団が10月1日より解散手続に入り、今後のグレートカンパニーアワードは船井総研にて主催をしていくことになりました。創業者の舩井幸雄より「よい企業をたくさん創り、よりよい世の中にしよう」という遺志を受け継ぎ、これまで12回の開催、77社の表彰を行ってきましたが、財団としての一定の役割を終えたということで、この先はコンサルティング会社として、このグレートカンパニー輩出を責任を持って支援していく覚悟です。

たまたま9月に「日本でいちばん大切にしたい会社」著者である法政大の坂本教授と共演させていただいたこと、今回のグレートカンパニーアワード主催者を引き継いだ時期が重なったこともあり、舩井幸雄の提唱した「よい企業」をこの現代に創っていくには、どんな経営をすればいいのか、ということに改めて興味を持ちました。「よい企業」にしても、「いちばん大切にしたい会社」にしても、「収益性」だけではなく、「教育性」と「社会性」を兼備しなくてはならないというのが共通項です。いまメディアで盛んに取沙汰されるESG・SDGsにも相通ずる要素でもありますが、一方で具体性に乏しく、またバランスを欠くと「収益性」を損なうという不安がよぎってしまいます。

一方で、リッチ・カールガード著「グレートカンパニー」や、トム・ピーターズ著「エクセレントカンパニー」に目を向けると、同じく「収益性」だけではないとしつつも、異なった切り口でアプローチをしています。収益性だけでなく、スピードやコスト、サプライチェーン、流通、資本効率といった「ハードエッジ」と、信頼や知性、チーム、テイスト、ストーリーといった「ソフトエッジ」が持続的な成功には不可欠であり、特に可視化しづらい「ソフトエッジ」が軽視されやすい、としています。

「教育性」「社会性」が追求すべきゴール、実現したい目的とすれば、上記の「ソフトエッジ」はその方法論や手段を示しており、経営者とすればより着手しやすいプロセスと言えるかもしれません。データ、テクノロジーのような「ハードエッジ」全盛時代だからこそ、「ソフトエッジ」にも磨きをかけられるようなグレートカンパニー創りを志向したいと改めて感じさせられました。

2022年度のグレートカンパニーアワードの受付が開始しておりますので、皆様からの応募をお待ちしております。
【詳しい内容はこちらから】
https://www.funaisoken.co.jp/lp/gca2022
セミナーページはこちらから


 







こちらのコラムは平日毎日、以下のメールマガジンにて配信しております。
ぜひご登録ください。


TOPページへ戻る