ソフトバンクやセブン&アイホールディングスのデジタル変革をリードし、日本のDXにおける第一人者である株式会社デジタルシフトウェーブの鈴木社長によると、企業のDXを成功に導く上では下記の5つのステップがあるとのことです。
① 経営者が決意する
② デジタル推進体制を構築する
③ 未来を創造して業務を改革する
④ 自社でITをコントロールする
⑤ 変革を定着させ加速させる
経営者の方から見れば、②~④の実現性が乏しいと、①も出来ない!と思われるのではないでしょうか。改めてこの②~④をよく眺めるとデジタルの「技術」側面よりも、「構築・創造・改革・コントロール」に力点が置かれていることが印象的です。DXのDは手段、Xは目的だとすれば、Xについては決して専門知識が求められる領域ではない、ということです。
鈴木社長が強調して提唱されていることは、DXで重要なのは、「デジタル」ではなく、「ヒト」だということです。鈴木社長の定義するDX人材に必要なスキルとしては
● 企業変革スキル
● 業務改革スキル
● システム構築スキル
の3つだということですが、大企業や中堅企業でもこれらを兼ね備える人財はそう多くありません。足りない部分は外部のプロフェッショナルを頼るとしても、「リーダーシップ」「コミュニケーション」に長けた将来を担う人財が、デジタルを用いて全社を変革することこそ、DXと呼べるのではないでしょうか。
今年の時流戦略・提言セミナーでは、鈴木社長をゲストにお招きし、デジタルの未来予測、中小企業がDXに成功する方法論をお届けする予定です。
【詳しいセミナー内容は】
⇒https://www.funaisoken.co.jp/lp/jiryusenryaku
DXを成功に導く5つのステップ
2021年10月18日