2007年にスマホが世に出てから、情報拡散がSNSを通じて加速しています。2004年に記憶に新しいGREE、mixiが登場し、2006年にFacebookが登場。PC全盛の時代には、いわゆるガラケーでSNSにアクセスをしていた頃が懐かしくも思いますが、スマホの台頭から一気に情報発信、情報収集の在り方が変わっていることは皆さんの知ることろかと思います。
現在までに一般的に聞いたことがあるというSNSはざっと、Twitter(2006年)、WhatsApp(2009年)、Instagram(2010年)、LINE(2011年)、Snapchat(2011年)、TikTok(2016年)、SNOW(2016年)というところでしょうか。
特に日本ではTwitterは4500万人、Instagramは3300万人を超える月間のアクティブユーザーがいるということは、学生から50代程度の年齢層で考えるとほとんどの人がアクセスしていることになります。
このおよそ15年強にわたる、SNSの変遷を整理すると、2000年前半のフロー型の情報発信のブログに始まり、2005年周辺でクローズドな情報発信(SNS)が生まれます。その後は、より短く洗練された情報発信としてTwitter(140文字までの短文投稿)が登場、元祖LINEのメッセンジャーアプリであるWhatsApp(Facebookが買収)、写真で分かりやすく臨場感を伝えるInstagram(Facebookが買収)、画像の加工機能と短い動画(ストーリー機能の元祖)で新たな価値を生み出したSnapchat(Facebookが買収できず)、その後、TikTok、SNOWと類似しているものの独自の価値を発揮するSNSが登場しました(その間、FacebookはInstagramにストーリーズ、リール、加工の機能を追加し、競合を包み込んでいくわけですが)。
これらの変遷から分かることは、情報発信、情報収集が明らかに文字から絵(画像や動画)に置き換わっていっていることが分かります。また、その情報自体も、画像であれば加工をすることで情報の受け取り側にとってより洗練されたものに、動画であれば、加工はもちろんより短く(長くても30秒以内)がトレンドと言えます。
自社で扱う商品、あるいは採用も同様に、情報の発信に際しては受け取り手の変化を捉えて、適切に対応をしていくことが求められています。
社長!SNSに挑戦しましょう!
2021年09月02日