経営戦略の中で、人財投資が最もコストパフォーマンスが高いというのは、皆さまにも自明のことと思います。
社員教育にお金をかけている会社ほど好業績を続けているという例は、数多くありますし、採用面でも、より優秀な人材を採用するのに大きなコストがかかるということはありません。
業績拡大という側面でも、店舗を出店するより、販促費を倍にして、人員を倍にする方が、費用対効果は高いものです。
中でも、最も効率の良い人材戦略は、組織を若返らせることです。
◆5年で平均年齢を20代にする
創業50年以上の建設業ですが、現在40代の新社長の元、向こう10年の中期経営計画を立案しています。
「この計画の実現のために、一番のボトルネックは何ですか?」
という問いに、
「人を採用・育成し続けられるかです」
という回答をいただきました。
そのためには、新卒を採用し続けたいので、会社のブランドを商品ブランドでくくり直し、評価制度も新卒向けに整備し、FCなども活用した早期育成体制を整えることだそうです。
◆DXも技術者も、新卒用のステップを敷く
別の老舗建設業では、設計や施工管理といった、技術職の採用も、従来のキャリアに加えて、新卒に門戸を拡げました。大学の理系学部を回り、幾人かの採用ができるようになった今では、毎年数人の技術職候補が入社しているようです。
今期、昨対200%の成長率を目論見ながら、業界としては遅れているDXにも着手しています。
「デジタルネイティブ世代を採用しているので、彼らが自分たちで仕事のしやすい環境を作ってくれるはずです。」
例に挙げた企業さまは、本当にコストパフォーマンスが高いのが人財投資であるとして、5年単位で組織デザインをされている共通点があります。
新卒採用?、新卒の短期育成?、DX?、新卒を意識した組織デザイン?
平均年齢を20代へ、組織の若返りを図りましょう。
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2021年05月07日