2021年もはや第一四半期が終わろうとしています。緊急事態宣言も終わりが近づき、オリンピックの開催可否判断もいよいよ最終段階、まだまだ流動的な情勢で4月に新入社員を迎え入れる会社様が多いのではないでしょうか。
当社でも100名を超える新入社員が加わりますが、デジタルネイティブ世代と言えども個々の「デジタルリテラシー」にはバラつきがあります。人数が多いほど、その偏差は大きくなるため、最もデジタルリテラシーが低い社員が、最もデジタルリテラシーの高い社員に近づくことができれば、新入社員全体のデジタルリテラシーは飛躍的に高まります。
私が最も「デジタルリテラシー」の違いを感じる瞬間は、オンライン採用面接における接続スキルです。面接の前室で当社の採用担当が一通りのチェックはしていますが、ヘッドセットやイヤホンを用意している学生がいると、細かいデジタルスキルを聞かなくとも、そこそこのリテラシーが備わっていることがすぐに把握できます。当然、面接における受け応えでも、オンラインコミュニケーションならではの「結論から」「短く」「ジェスチャーを大きめに」といった作法でもその違いは現れます。
どんな会社であっても、どんな職種であっても、一定のデジタルリテラシーを社員に求める時代は間近に迫っています。新入社員教育でも、パソコンが使える、会社のシステムにアクセスできる、と同時に、デジタルに「長ける」社員を増やしていかなければなりません。デジタルに長けた社員が一人いれば、同世代には伝播しやすいものです。
前述の偏差をより広く確保するためには、自社だけでなく、他社でも同世代の新入社員と集合型で学ぶ環境も必要かもしれません。新入社員研修がオンライン化することで、当社でもそういった環境は用意をしております。
⇒https://www.funaisoken.co.jp/seminar/068931