7月4日日経電子版に、
「 船井総研、業界別応答システム チャットGPTと連携実験 」
と題する記事が掲載されました。
従来のチャットボットでしたら、企業が準備した決まったシナリオを用いた回答しかできませんでしたが、ChatGPTとの連携機能を導入することで、
・学習した専門知識による提案 ・顧客のニーズを元にした提案 ・一定のデータベースから抽出した条件を元にした提案 ・TELアポ・TEL接客のトークフローを学習させた上での提案
ができるようになります。
現在、船井総研のHPもそうですが、複数の業種で実証実験が進んでいます。
夢のような機能ですが、単純にChatGPTをチャットボットに入れるだけでは、
・情報の不確実性 ・情報漏洩リスク
が存在します。
実際に、韓国の大企業でChatGPTを介した情報漏洩が起きてしまった例もあります。
これらの課題は、個人情報・機密情報を指定しない形や、提供する情報範囲を学習させることで回避することができます。
生成AIは何でも可能に見えてしまう世界ですが、顧客対応上のリスク管理を行った上で進めることも重要です。
チャットボットのAI化が進むと、従来はテレアポやセミナー、資料請求などを挟んで人的に商談引き上げを行っていたものを、AIチャットボットで引き上げていく事が実現します。
更に、各業種に最適化した情報、各業種でノウハウ化された接客フローを学習させることで、生成AIは進化していきます。
現時点でも、
・チャットボット(Web接客ツール)導入で来店数2倍!を実現した車販店 ・営業活動をデジタル化し、2年で業績が5.7億→10億超と倍増した不動産会社 ・チャットボット導入3ヶ月で、新規数1.3倍、LINE登録150件を実現した接骨院 ・採用にチャットボットを活用し、ドライバー採用の内定率2割、入社率約2倍になった物流会社 ・Zohoの導入6ヶ月間で法人からの問合せ2倍/セミナー集客3倍を実現!(法律事務所)
など、生成AIやDXを活用して成果を出されている企業様が出てきています。
AIは魔法の杖のように見えますが、目的に沿った内容を学習させることで精度が上がります。
まずはWEB上の接客(チャットボット)がわかりやすいですが、生成AIを使った業績UPにチャレンジ頂けたらと思います。
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