年末恒例の時流戦略・提言セミナーの収録を先日行いました。
今年はゲスト講師に竹中平蔵先生をお迎えして、更にパワーアップしておりますので、是非、ご視聴ください。
【2023年度版 時流戦略・提言セミナー】
>>詳細はこちらからご覧ください。
竹中先生の提言の中で出てくる、「今後10年間は体制変更の時代であり、体制変更の時代には、昇る国とそうではない国が出てくる、また、昇る企業とそうではない企業が出てくる」というお話を受けて、私の講座では、現在の地域一番企業が、昇る企業になるかそうではない企業になるか、昇る企業になるため の方法、ということをお話させていただきました。
船井総研では、様々な業界の地域一番企業様とお付き合いすることが多々あり、中小企業の地域一番化、というテー マでコンサルティングをさせていただく機会も多いです。
その中で、今後10年間の未来予想図を描くとき、地域一番企業からさらにその次のステージにいく企業、という観点で、整理しなおしました結果、改めて、「生産性」というキーワードが浮かび上がってきました。
生産性向上には様々なアプローチがありますが、地域一番企業の、次のステージ、という観点からは、次の4つが鍵と言えそうです。
1)分散せず、地域内で圧倒的シェアをとることによる生産性向上
2)デジタルマーケティングによって、効率的に受注を伸ばすことによる生産性向上
3)挟属性のターゲットで、高付加価値な製品・サービスを開発することによる生産性向上
4)事業承継で困られている同業他社のM&Aによって、スケールアップすることによる生産性向上
コロナ禍を経て、地域一番企業の中でも、これらに長けている企業様の業績がぐんと伸びており、差がついてきていることが見えてきました。
そして、これらの経営者が売上成長だけでなく、「生産性」を強く意識 し、生産性向上を経営計画に盛り込んでいる、または盛り込もうとされていることも分かりました。
是非、皆様の会社でも、次のステージに向けた、生産性向上に取り組むご参考にしていただければと思います。
「2023年度版 時流戦略・提言セミナー」
中小企業の地域一番化を目指すときにカギとなる4つのステージとは
2022年11月17日