「何かいい新規事業はないでしょうか」
このワードは、経営者からご相談を受ける問いの上位に位置します。
中小企業から、中堅企業への進化の中で、新たな事業というのは欠かせません。だからこそ、その意図が、「ちょっと片手間にもうかる商売ありませんか」でないことを祈ります。
我々が第二本業と呼ぶように、本体・本業の未来を見据えた事業、本業を凌ぐような柱をつくるというものを選択していただきたいと思います。
さて、皆様のご商売の、”業界自体の将来成長率”を調べてみてください。業界というくくりでいうと、成長著しいという業界は多くないことでしょう。
ところがその中でも、伸びる業態や、伸びるセグメントが存在します。
我々が位置するコンサルティング業界も、IDC Japanの資料(JPJ46565021 出典:IDC Japan,2021年6月 2021-2025市場予測)によると、デジタル以外のビジネスコンサルティングが年平均成長率で△4.5%、一方でデジタル関連のビジネスコンサルティングは同30.1%となっています。
我々がご提案している、業種別のズバリソリューション(=ビジネスモデル)も、業界内の成長分野を切り出して、業態化しているものがほとんどです。
簡単な話ですが、新規事業という切り口ではなおのこと、成長する分野を選択することこそ、将来にわたっての成長カーブを持続させます。
もう1つ、第2本業という視点では、中期的な投資の大きさも、初めから検討しておきたい点です。
もちろん新規事業ですから、はじめから大きな投資が必要というものには、手が出しにくいケースもあるでしょう。しかし、POC・テストマーケティング・トライアルのような形であっても、小さな投資を小さな回収で終わらせるのではなく、向こう数年を見越した投資イメージを持っておくことが重要です。
以前、フランチャイズビジネスの店舗拡大で、エリア権利の獲得のような展開の仕方がありました。そこまでとは言いませんが、スタートの時点から中期の事業計画を作るくらいはしておきたいものです。
継続的な投資イメージを持つと、物件の探し方から、採用計画にもプラスに作用させられます。
伸びる新規事業のセグメントを選んで、伸ばし続けるイメージを持ちましょう。
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2022年08月15日