2022年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、2022年はどんな年になりそうでしょうか。毎年数多くのダウンロードがある業種業界別のレポートを今年もリリースします。また、2022年について、動画でも解説をしましたので、併せてご覧いただければ幸いです。
▼ダウンロードこちらから(無料)
https://www.funaisoken.co.jp/lp/jiryuyosoku-2022/
そろそろコロナからの「再起動」を意識した一年としていきたいところですが、まだまだオミクロン株の予断が許さない状況です。一定の揺り戻しがある前提で考えると、
● これまでぼんやりしていたDXが、昨年の補助金活用等で促進された影響から中小企業でも定着し、各業種で成功事例が出始める
● オンライン・ヴァーチャルからオフライン・リアルへの回帰は起こりつつも、ユーザーだけでなく、サプライヤー側のアナログリテラシー不足(人手不足も含めて)が起こり、満足いくハイブリッドなモデル構築に至らない(結果、オンラインとオフラインは分断状態が続く)
● Z世代が社会人3年目、若手の代表格として台頭し、これまでと異なるロールモデルが登場し始める
● 日本市場への資金流入、首都圏から地方への人材・資金流出が続く一方、ゼロゼロ融資の引き上げ等、中小企業の資金繰りは金融行政の方向付けに左右される
等、分断された「デジタル⇔アナログ」「首都圏⇔地方」「シニア⇔若年層」といった要素を行ったり来たりしながら決着の付かない年、と覚悟しておいた方が良さそうです。
いずれにせよ、経営資源に限りがある場合は、相反する2軸を両睨みで抑え込むは難しいため、自社で勝ち目がある、或いは伸びている側に絞り込む方が得策でしょう。既に材料は出揃っており、コロナ後の経営という意味で「決める」「断つ」タイミングと言えるでしょう。
一方、一定の規模以上で経営資源に余裕がある企業は、間違いなく新たな要素を追い風にしていくべきでしょう。DXはもちろん、地方創生や地域活性化、Z世代向けアプローチ、SDGs・ダイバーシティ、ウェルビーイングといった、次の中長期への布石を準備し始めて良いタイミングではないでしょうか。
2022年は、「先が見えない」時代にチャンスを見極め一歩踏み出せるよう、皆様にご提案をしていきたいと考えております。
2022年新たなチャンスを見出し、一歩踏み出そう
2022年01月07日