今、全ての経営者の重要な経営課題の1つがDXだと思います。
DXとは「ビジネスプロセスをデジタルで最適化することによって業績を向上させるための取組み」ですが、いち早く簡単にスグできるDXの1つが“チャットボット”です。
チャットボットとは、ホームぺージを開くと多くの場合右下に登場してくる「何か御用がございますか?」「何かお困りのことがありますか?」と、問いかけてくるポップアップのことです。銀行やカード会社、あるいは通販サイト等でご覧になられたことがある方も、多いのではないでしょうか。
このチャットボット、大きくわけて次の2タイプがあります。
1)有人チャットボット
2)無人チャットボット
ここで、中小企業にお奨めなのは2)の無人チャットボットです。
あらかじめ想定される“よくある質問(=FAQ)”を、あらかじめチャットボットに組み込んでおくのです。そうすると人を介することなく、問合せ数を2~3割増やすことができるケースもあります。通常のホームページに対してのアクセスよりも、チャットボットに流入してきたリードの方が、私の経験でいえば10倍近くも問合せにつながる可能性が高まるのです。
こうしたチャットボットも、Zohoが機能面はもちろん、圧倒的なコストメリットがあります。以前にもお伝えした通り、Zohoマーケティング・オートメーションは月額1万円ほどの費用で導入することができますが、なんとチャットボットもこの費用の中に含まれているのです。チャットボットだけでの運用も可能ですし、マーケティング・オートメーションと組み合わせることによって、過去に閲覧の多いお客様に対してチャットボットを起動させるシナリオを組むことも可能です。
ある自動車販売店はZohoチャットボットを導入することで、問合せ数を3割ほど増やすことに成功しました。私の関係先のネジ製造業でも2~3割ほど問合せが増えました。
「人手不足」が経営課題の今、ぜひ、このZohoチャットボットも検討されてみてはいかがでしょうか。
簡単に行えるDXの第一歩、Zohoチャットボット
2021年10月13日