「当社も社員数が増えて、社長の声が、末端の社員にまで伝わりにくくなりました」
このようなお声を多数いただきます。
ましてや、face to faceが困難な(あるいは控えたい)状況下で、コミュニケーションの質を維持、高めていくのは難易度が高いといえます。
社員数が増えるにしたがって、コミュニケーションの方法を変えましょう、というご提案をしています。具体的には、「①伝達手段の品数を増やす」「②メッセージそのものと伝え方の変更」「③幹部の翻訳力アップ」です。
①伝達手段の品数を増やす
社員数が多くなると、朝礼や会議で直接話をするというだけでなく、同様のことを、メールやチャット、動画などでも伝え続けるような施策が必要になります。特に重要なのは、伝達手段のデジタル化です。社員数が100名を超えた会社には、イントラサイトのご提案もしています。いつでもどこででも、アクセスできる環境を作りたいものです。
②メッセージそのものと伝え方の変更
幹部社員に伝えるメッセージと、全体へ伝えるメッセージは、変えなければなりません。言い換えると、全体に伝えるメッセージの中で、幹部社員や、部門内など特定のメンバーに向けては、全体メッセージをより具体化した形で流すことになります。
これも、デジタル化する中で、階層を作っていくというのが、簡単にできます。実際にコミュニケーションアプリ(チャットサービスなど含む)やグループウェアなどは上手に作られています。
③幹部の翻訳力アップ
学校の授業などで、ちょっと耳障りのいいワードや引っかかる言葉は、休み時間になるとみんなが口に出していた記憶はないでしょうか。社内での会話では、情報が散乱してなのか、デジタルが進んでなのか、そのようなケースが少なくなったように感じます。
幹部社員が、率先して、社長のキーワードを頻繁に利用するというのも、すごく大事なメッセージの伝達方法になります。幹部社員がこれを意識すると、解釈も伝え方も変わっていきます。
社員が増えたら…新たなコミュニケーションの取り方を意識したいものです。
他の会社がどのようにしているのか、ぜひ参考にしてください。
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社員に届かせるメッセージ
2021年10月08日