再び新型コロナウィルスの深刻さが増している中、皆様の新卒採用の状況はいかがでしょうか。
各社業績などコロナの影響を受けているものの、22卒の新卒求人倍率は前年から横ばいから微減と影響は限定的になっております。もちろん業界や職種にって影響の差はございます。
しかし、2~3年前からは求人倍率が低下はしているものの、22卒の内定辞退率が上がったという企業も多くいます。コロナの影響もあり新卒採用の動向を踏まえ、最低限抑えていただきたいことが2点あります。
①ますます加速する就職活動の早期化
例えば、昨年2020年6月時点で就活サイトへの登録が前年同月比で約120%、
インターンシップ求人バイトへ大学2年生の登録が21卒に比べ22卒の就活生は約160%と新卒学生の就職活動生の動きが早まっていることわかります。
あわせて、企業側は中小企業も採用活動を前倒し進めないと成功できない状況になっています。ぜひ、インターンシップの企画や準備を早期に着手されることをオススメします。
既に23卒のインターンシップが続々と始まっておりますので、まだの企業は早急に対策を練っていただきたいです。
②オンライン活用の重要性
コロナ以降、会社説明会や選考にデジタルツールを活用したオンライン採用は全国的に進んでいます。しかし、中には「1対1の面接はオンラインでやっているが、インターンシップや説明会は全てリアルで開催をしている」といった企業も見受けられます。
直近のコロナ拡大で緊急事態宣言の関係から、学校より学生に対してリアル型イベントや接触リスクは避けるよう指示を出していることもあり、リアルイベントの参加キャンセルも出ています。これは、日々の状況の変化に伴い、オンライン開催等の準備もしておく必要があるでしょう。
船井総研
HRD支援部
グループマネージャー
宮花 宙希