今年のグレートカンパニーアワードはオンラインにて配信されましたが、ご覧いただけましたでしょうか。見逃された方は、テキスト情報になりますが、受賞企業の優れた特徴を社長onlineにてまとめておりますので、ぜひこちらをご覧ください。
https://newspicks.com/news/5857820/body
※未登録の方は社長onlineの登録が必要です。無料お試し期間もございますので、ぜひこの機会にご利用ください。
https://www.funaisoken.co.jp/lp/media
今年は経営戦略セミナーをオンラインで配信したこともあり、グレートカンパニーアワードの受賞企業1社1社を講座に組み込むことができました。リアル会場では時間の制限もあり、お伝え出来ないエッセンスがどうしても残ってしまうことが、運営側として抱えていた課題です。受賞企業の特集記事のタイトルを見るだけでも、いま経営者が取り組むべき事項が明確になります。
1. 働く社員の誇りは「理念」から生まれる/株式会社WORK SMILE LABO様
2. コロナでも過去最高益の秘密はユニークな教育/田中電子株式会社様
3. 顧客が熱狂的に支持する「競争しない商品」/株式会社日本イトミック様
4. 業績アップの秘訣は「特化」と「超友好的買収」/株式会社リバティ様
5. ユニークビジネスモデルの秘訣は「コロナにもビクともしない3本の矢」/株式会社イートアンドホールディングス
6. 「胃がん・大腸がんで亡くなられる方をゼロに!」1人から始めた挑戦/仙台消化器・内視鏡内科クリニック様
7. 「モノ」ではなく「コト」を売る!大賞は水と住まいを守る企業/渡辺パイプ株式会社
改めて眺めてみると、以下のような特徴が見えてくるのではないでしょうか。
・受賞企業は「独自性」「ユニークさ」を発揮している
・決して、独自、ユニークな「マーケット」を開拓しているわけではない。マーケットはむしろポピュラー、成熟産業
・独自、ユニークなのは、理念やミッション、商品化、アプローチ、人財開発(会社としてのあり方に帰結)。ここから各賞に分岐
・各社とも突き抜けているのは、その独自性、ユニークさの発揮度合。つまり、定めた理念やミッション、商品化、アプローチ、人財開発を、徹底的に突き詰めて、やり切り、愚直に続ける実行能力
今の「あり方」を見直すべき企業もあれば、今の「あり方」で「やり方」を見直すべき企業もあろうかと思います。ただ、珍しいマーケットを開発しているわけではなく、「あり方」「やり方」が圧倒的差別化要素であることは、今年だけでなく、過去の受賞企業においても共通要素と言えるでしょう。
今年のグレカン受賞企業の共通項
2021年06月28日