DXは自社だけで実現できるものではありません。コンサルティング会社やITベンダーなどをうまく活用できるかどうかがDXの成否を左右します。
しかし、ITベンダーとはあまりお付き合いをしたことがなく、何に注意したらいいのかわからない・・・という声をよくお聞きします。ITベンダーを選定する際には、以下の6つの点をチェックするとよいでしょう。
(1)全体最適の提案
会社全体の相談に乗ってくれるか、全体最適の視点でアドバイスをくれるか、この点はとても重要です。ITベンダーにはそれぞれ得意分野があるので、それを見極める必要があります。
(2)業績アップへのコミット姿勢
デジタルツールを導入しても、業績が上がらなければ意味がありません。もちろん、ITベンダーだけの問題ではありませんが、業績アップにコミットする姿勢があるかどうかを確認しておきたいです。
(3)中小企業での実績
大手企業の導入実績は安心材料になりますが、実際には中小企業でどれだけの導入実績、成功事例があるかチェックしておきたいです。大手企業では使いこなせても、中小企業には合わないデジタルツールもあります。
(4)投資対効果の算出
「ざっくりでいいので投資対効果を算出してもらえませんか?」と頼んでみてください。対応してくれないITベンダーは要注意です。投資対効果が出ないことがわかっているか、投資対効果の意識が低いと言えるでしょう。
(5)業績の推移
提案してくるITベンダー自体の業績は伸びているかどうか確認しましょう。業績が伸びていないとしたら、なにかしら問題を抱えているはずです。できれば伸びているITベンダーとお付き合いしたいものです。
(6)現場主義
DXを成功させるためには、経営者と現場に寄り添って動いてくれるITベンダーとのお付き合いが鍵になります。そのような姿勢と実行力があるITベンダーか確認しておきましょう。
以上、パートナー選びは非常に重要ですから、お付き合いする際には上記の視点で確認してみてください。
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2021年06月23日