船井総合研究所では、200業種以上のコンサルティングを行っています。
今回のコラムでは、それらの業種・市場動向を分析して、2021年後半の時流の予測をしたいと考えています。ズバリ「 ネクスト・ニューノーマル」が、大きな時流です。単なるコロナ禍に対応させたビジネスモデルではなく、終息後に新しい常識として成長するビジネスモデルが生まるというフェイズだということを予測しています。今年の前半の時流・動向をキャッチしていると、後半の時流の4つのキーワードが浮かび上がってきました。
〝DX〟のビジネスモデル化
DXが生産性を上げるツールではなく、ビジネスモデルの根本を変えて、高成長を実現しています。例として、無人コンビニ、完全オンライン賃貸仲介等が上げられます。
〝映え〟のビジネスモデル化
コロナ禍になって、冠婚葬祭や、記念の集まりが大きく開催が出来なくなっています。そこで躍進しているのが、家族単位で単なる記念に納まらず〝映え〟を演出するビジネスです。例として、フォトウエディング、映え写真館、映え旅館が上げられます。
〝お取り寄せ〟のビジネスモデル化
普段、店で召し上がる名物グルメをお取り寄せで出来るビジネスが好調です。冷凍保存の技術の向上と、コロナ禍の環境化で、飲食店、製造食品小売店の冷凍食品通販が、急成長しています。例として、冷凍パン、冷凍弁当、冷凍グルメ等の通販が上げられます。
〝社会的課題解決〟のビジネスモデル化
世界的SDGsの意識の高まりにより、社会的課題解決と、事業収益の両立をするビジネスモデルが、続々と生まれ、それが評価されて、持続的高成長を実現しています。例として、身元保証モデル、障がい者住宅モデル、空き家再生・活用が上げられます。
以上のように〝ネクスト・ニューノーマル〟の時流が起こっています。コロナ禍の終息後には、新しい常識として根付き、成長する牽引すると予測されます。
今年、それらを占うセミナーが船井総合研グループの総力を上げて、「第94回 経営戦略セミナー~ネクストニューノーマルの到来」を開催します。船井総研講師に加え、モデル企業の現役経営者70名のゲスト登壇を頂き、凄く見ごたえある内容になっています。是非、ご参加をお待ちしております。
【第94回 経営戦略セミナー~ネクストニューノーマルの羅針盤】
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