近年、成長している市場が、サブスクリプション、略して〝サブスク〟です。現在の市場規模は、約1.2兆円と言われています。ここ数年間は、毎年、約1000億円ずつ伸びていると言われています。最近、特に伸びていますのが、サービス業のサブスク化です。それにより、従来のサービスを受けて、対価でサービス利用料を支払うビジネスモデルより、持続的成長が出来て、高い収益性の実現をしています。そのサービス業のサブスクモデルの事例を2つの事例をご紹介させて頂きます。
【セミパーソナルジム・サブスクモデル】
パーソナルトレーニングは、一回当たりでの支払いが、一般的ですが、自主ジムトレーニングと、集合トレーニングを月1万円支払いで何回も通える「パーソナルジム」サブスクモデルを展開しているところがあります。これにより、利用者の継続率が上がり、安定的な収益が上がることが出来ています。30坪のコンパクトジムでも、売上5000万円以上、営業利益1500万円(営業利益率30%)以上の高収益性を実現しています。
【美容整体・サブスクモデル】
美容整体でも、サブスクモデルが好調です。月1万円で週1回、小顔矯正、骨盤矯正の美容整体か、肩こり、腰痛の解消の整体かを受けられるサブスク・サービスをしたところ、1年以上の継続利用が90%と上がり、それにより収益を安定することが出来ています。また、新規集客でも、価格が明瞭で、サービスをいろいろ受けられることから、毎月2ケタ増のサブスク会員を獲得が出来ているので、売上も好調です。このサブスク・サービスをスタートしてから、3年で5店舗展開になり、年商3億円、営業利益9000万円(営業利益率30%)以上を実現した会社もあります。
以上の事例のようにサブスクモデルは、サービスの継続利用を上げて、安定的に新規を増やしやすいことから、高収益なビジネスモデルを実現することが出来ています。それには、単品利用、単品購買から、定額の継続利用のサービス転換することがポイントとなっています。
今後、これらのようなサブスクモデルの流れが、サービス業だけではなく、小売業、飲食業、不動産業でも、起こっていきます。そして、そのビジネスモデルが、従来のビジネスモデルより、高い成長と、高い収益性を実現してきています。次の成長のため、自社の商品・サービスを利用して、サブスクモデルを検討してみてはいかがでしょうか。
サービス業のサブスク成功事例紹介!セミパーソナルジム、美容整体の例
2021年04月15日