増大する御社のシステム費用、ローコードで削減しませんか? 2023年12月11日 「2025年の崖」という言葉があります。これは企業が持つ既存のITシステムが老朽化し、レガシーシステムとなってDXの実現が遅れる、というものです。さらにその結果、2025年から2030年の間に日本国内で発生する損失は、最大毎年12兆円にものぼる、という予測です。どんどん増大する我が社のシステム費用・・・、一体どうすれば?実際、この「2025年の崖」問題は、私たち中小企業の周りでも実際に起き始めています。例えば先日あったご相談は、20年近く前にフルスクラッチ開発した自社の販売システム管理システムが、サーバーの保守契約が切れる上にOSのアップデートに対応ができないため、早急にシステムを刷新しなければならない、という話でした。ところが似た様なシステムを開発してクラウド上にあげるとなると、数千万円もの費用がかかる、とシステム会社から言われてしまいました。といって、その会社の業務内容は特有の内容であるため、市販のパッケージソフトをそのまま使うわけにもいきません。やむを得ずシステム会社と打合せを繰り返しましたが、打合せを重ねるごとにシステムの費用が積みあがっていくため、そのシステム会社との関係性もギクシャクしてしまっている、といいます。ローコードによるシステム開発ならコスト1/4~1/3で実現!そもそも過去にアクセスといったデータベースや、コボルといった言語で構築したオンプレミスのシステムを、そのまま再度開発する、あるいはクラウド上にのせるというのはかなりの費用がかかります。といって、パッケージソフトでは自社の業務内容がそのままはまらない・・・。こうしたケースで有効な選択肢となってくるのが「ローコード」プラットフォームによるシステム開発です。「ローコード」プラットフォームとして代表的なツールとしては、セールスフォース・ドットコムと、Zoho(ゾーホー)が有名です。特にZohoは最初から中小企業向けに開発された、ということもあってかなりローコストであることが優位点です。例えば前述の様な販売管理システムの場合、フルスクラッチ開発と比較すると、ローコード・プラットフォームによる開発であれば、コスト1/4~1/3程度で可能になります。ローコードは「試作品」をもとに現場参画型で開発を進められるので安心!また従来のフルスクラッチ開発の場合は、「ウォーターフォール型」とよばれる開発方法であり、最初にシステム全体を綿密に設計して、その通りにつくりこむ、というやり方です。このやり方だと、システムが完成した後で「思っていたものと違う」といった問題やトラブルが起こりがちです。仮に、システム開発前にいかに念入りに“業務分析”を行っていたとしても、やはりその会社の仕事の進め方は現場の人の方が詳しいわけです。その結果、前述の様な問題が起こりがちです。それに対してローコード開発であれば、まずは最低限の工数で「試作品」をつくり、その「試作品」をもとに、現場の方も参画して「もっとこういう画面にしてほしい」「この入力欄の配置と種類はこうしてほしい」といった様な要望に、その場で対応しながらカスタマイズを加えることが容易です。 こうした開発手法のことを、「アジャイル型」といいます。ローコード・プラットフォームは「IT業界における50年に1度の革命」といわれていますが、その背景には前述の様な「アジャイル型」開発が可能となり、開発コストと工数を大きく抑えることができる様になったことが挙げられます。フルスクラッチ開発でもなく、パッケージでもない、こうした「ローコード」によるシステム開発について、御社でも検討してみてはいかがでしょうか?先着5名様限定!無料個別相談のご案内船井総合研究所のDX専門コンサルタントに、御社のシステムに関わるあらゆる悩みを相談してみませんか?【この様な経営者の方にお奨めです!】・自社の現状のシステムが、どうすれば最適化されるのか相談してみたい。・システム更新を検討しているが、現状のやり方だとコストが高くつきすぎて困っている。・世界的なローコード・プラットフォーム「Zoho」で、具体的にどんなことができるのか知りたい。下記特設ページより、お気軽にご相談ください!>>無料個別相談はこちら※ページ内にある「お問い合わせ」ボタンより無料個別相談にお申し込みいただけます。 こちらのコラムは平日毎日、以下のメールマガジンにて配信しております。ぜひご登録ください。