「 AIが人間の対応を超える未来 」
映画の世界のような響きですが、米カリフォルニア大学サンディエゴ校のJohn Ayers氏らによった研究で興味深い検証結果が出ています。
医学的質問に対してChatGPTと医師が出した回答を比較した結果、
ChatGPTが出した回答の方が、「情報の質」や「共感度」など、様々な面で医師より優れている
という研究結果が発表されています。 ※原文引用:「JAMA Internal Medicine」2023年4月28日掲載
条件としては、
・ソーシャルメディアフォーラムに投稿された195件の質問を用いて、 医師とChatGPTによる回答を比較 ・「どちらの回答が良かったか」、 「情報の質」「共感的な内容かどうか」などについて、ブラインドで医療専門家チームによって回答評価
全専門家の評価としては、
「79%」が医師による回答よりもChatGPTによる回答の方が優れていた
と、回答しています。
詳細項目では、
・情報の質=3.6倍 ・共感度=9.8倍
ChatGPTの方が「優秀」か、「非常に優秀」だという回答結果となりました。
共感度が9.8倍
といった形で、「人よりも、生成AIの方が親身なの?」と思わされる結果です。
皆様にも実験頂きたい身近な例としましては、
・Googleマイビジネス口コミ ・口コミサイトへの口コミ
に対する返信文をChatGPTに依頼すると、実際に共感度が高い返信が返ってきます。
・口コミ内容に対する感謝 ・口コミ内容を踏まえた共感 ・口コミ内容を今後に活かす内容
など、人が返信する以上に、元の口コミに対して共感度が高い結果が返ってきます。
AIは今後更に学習が進み、時が経つにつれてますます賢くなっていきます。
ChatGPTに代表される生成AIの流れに乗れるか?乗れないか?
今後の集客活動や社内の生産性向上を語る上で、重要なテーマではないでしょうか?
船井総研でも、
・業種特化のChatGPTとチャットボットの連携機能開発
を推進しています。
ChatGPTとチャットボットが連携すると、従来のフローチャート形式で対応できない、顧客の細やかなニーズにも応答することが可能なため、離脱が減少します。
現時点でも、
・チャットボット(Web接客ツール)導入で来店数2倍!を実現した車販店 ・営業活動をデジタル化し、2年で業績が5.7億→10億超と倍増した不動産会社 ・チャットボット導入3ヶ月で、新規数1.3倍、LINE登録150件を実現した接骨院 ・採用にチャットボットを活用し、ドライバー採用の内定率2割、入社率約2倍になった物流会社 ・Zohoの導入6ヶ月間で法人からの問合せ2倍/セミナー集客3倍を実現!(法律事務所)
など、生成AIやDXを活用して成果を出されている企業様が出てきています。
是非、ChatGPTを代表する生成AIや、DXの力を経営に活かして頂けたらと思います。 |