「他力」で100億企業を創る方法 2023年02月09日 地方における100億企業化は、実は、「イノベーション」をしないほうが、実現しています。というのも、他社が持つビジネスモデルを利用することで業績を伸ばしているケースが多いのです。そのような経営者は、自社でビジネスモデルを開発するよりも、既存のビジネスモデルを利用したほうが、成功確率が高く、業績が上がるスピードが速いことを知っています。さらに、ひとつの事業で業績を伸ばすのではなく、複数の事業を展開する「地域コングロマリット化」(多角化)で業績を伸ばそうとします。 【イノベーションをしないという選択】「イノベーション」と言うと聞こえは良いですが、ビジネスアイディアを実際の収益へとスケールするには、5年、10年といった歳月を要します。それどころか、どれだけ時間を費やしても収益化を実現できないことのほうが多いのです。よって、地方の100億企業は、「イノベーション」を経営の軸にしていません。成功しているビジネスモデルを自社の商圏内のどの経営者よりも先に導入し、先駆者メリットを存分に利用して事業を成功させ、業績を伸ばしているのです。 【ビジネスモデルの選択】地方の100億企業は、他社で成功しているビジネスモデルを探究し、選択して、自社に導入します。そして、その成功確率を高めるため、次の3つを上手に利用します。☆「ベンチマーク」の利用 ⇒ ビジネスモデルを使う☆「フランチャイズ」の利用 ⇒ ビジネスモデルを買う☆「コンサルタント」の利用 ⇒ ビジネスモデルを選ぶ100億企業の経営者は、これら「3つの利用」を念頭に、セミナーやフランチャイズショーに参加するなどして、常に次の業績を創る事業の選択を検討しているのです。 上手に「他力」を利用することで、事業の成功確率を高め、業績を伸ばす。そうして複数の事業を展開する「地域コングロマリッド化」を志向することで、数億円、数十億円から、100億企業へのロードマップが描きやすくなります。誰も言わないことですが、100億企業は、他力を利用した地域コングロマリット化で業績を伸ばしているケースがほとんどなのです。信じられないかもしれませんが、これが、企業研究を重ねてわかった真実です。【おすすめセミナー】2月8日(水)・9日(木)地域コングロマリッド化セミナー参加者:270名 キャンセル待ち140名 大、大好評のため、緊急開催決定(予告)>>詳細はこちらから こちらのコラムは平日毎日、以下のメールマガジンにて配信しております。ぜひご登録ください。