サッカーワールドカップ、船井総研でも、先日の日本VSコスタリカ戦は、有志が事務所に集まって観戦企画を行っておりましたが、私も、仕事と生活に支障がない程度に、観戦しています。
さて、スポーツを観戦していても思いますし、ビジネスにおいても思うことですが、「敗ける時でも、敗け方が大事だな」ということです。
例えば、コロナ禍において、飲食、宿泊等、非常に苦戦された業種もありました。
しかし、同じような業種・業態でも、例えば、コロナ前との対比で、昨対50%以下まで落ち込んでしまい、諦めモードになってしまう企業様と、50%よりも55%、55%よりも60%、と踏ん張りがきく企業様がありました。
また、企業内の営業マン1人1人でも、同じようなことがあります。
今年は目標に対して未達だ、というような場合に、ズルズルと落ちていってしまう営業マンと、同じ大幅未達でも、なんとか60%、65%と、少しでも達成度を上げようとする営業マンに分かれます。
諦めたら終わり、と言葉でいうのは簡単ですが、皆さまも、これを全社員に浸透させる、ということはご苦労をされているのではないでしょうか?
完全に敗けそうな状況、劣勢な状況でも、最後の最後まで勝ちに行く、ということは、ある段階までは大事ですが、行くところまでいって、社員がしらけてしまっては元も子もありません。
明らかに敗ける、そのことで、士気が下がりつつある場合は、負け戦の中で、何をすべきか、を示すことも経営者、リーダーの大切な仕事だと感じます。
ワールドカップでも、明らかに敗けが決まったチームがどう戦うか、注目したいと思います。
ちょっと、見方がマニアックすぎますかね。
営業ノルマ未到達の時に、リーダーとしてすべきこと
2022年12月05日